うちの猫、臭すぎ!?猫が臭いときの原因と対策とは一体何なのでしょうか??

うちの猫、臭すぎ!?猫が臭いときの原因と対策とは一体何なのでしょうか??

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mofmo編集部

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猫は基本的に悪臭がする生き物ではありません。きちんと飼育すれば匂いが気になるどころか、愛猫の匂いが大好きという人がほとんどです。もし愛猫の匂いが気になる場合には何かしら原因が隠れている可能性があります。今回は猫の匂い対策についてまとめてみました。

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補足:定期的に肛門腺絞りをしよう!

肛門を診察される猫

Hanna Taniukevich/shutterstock.com

上記の対策法のひとつでもある「肛門腺絞り」は、どのように行えるでしょうか?

「肛門腺絞り」について

肛門腺絞りは、猫の肛門付近にある肛門嚢を押して、溜まっている分泌液を出すことです。

肛門腺の分泌液には個体差があります。それはさまざまでさらさらしているものもあれば、泥のようにねばねばしたものもあります。 それだけでなく色やにおいにも、個体差があります。

通常、肛門腺の分泌物は、猫が便をする時に、括約筋によって自然に肛門から排出されるようになっています。

しかし、肛門嚢(こうもんのう)と肛門をつないでいる管が詰まっていたり、分泌液が粘り気の強い泥状のものだと、肛門嚢の中に分泌液が溜まったままになってしまう場合があります。 この状態を「肛門嚢炎(こうもんのうえん)」といいます。 そうならないために、飼い主さんが肛門嚢を外から押して排出する「肛門腺絞り」をすることで病気や、においの原因を改善することができます。

肛門腺絞りの方法とは?

肛門を見られる猫

Kosulia/shutterstock.com

まず肛門嚢の位置を確認してみましょう。肛門嚢は肛門の左右の少し下側にあります。尻尾をあげて肛門を見えるようにして、肛門嚢を肛門方向に向かってゆっくり押していきます。 肛門腺の開口部は猫によって異なっています。肛門のすぐ脇にある子もいれば、肛門内に入り込んでいて見えないこともありますのでよく確認してから行いましょう。 肛門腺絞りは、可能であれば二人ですることでスムーズに行えるでしょう。 一人が猫の頭側から上半身を優しく抑えて動かないように固定します。そして、もう一人が左手で尻尾をあげて、右手で肛門部分にガーゼなどをあて、その上から肛門嚢をゆっくり押して絞ることができます。

肛門腺絞りをする上での注意点

肛門腺の分泌液が溜まっていると押した瞬間に飛ぶことがあります。ガーゼを使ってしっかりと吸い取りながら絞るようにしましょう。 また、分泌液はとても臭く、服や床などにつくとなかなか落とすことができませんので、しっかりと保護してから行うことが基本です。

猫は身体を触られることを嫌がる子も多いので、難しい場合は、かかりつけ医やトリマーさんにお願いすることもできます。相談してみてください。

まとめ

可愛い猫

Top Photo Engineer/shutterstock.com

猫は基本無臭ですが、人それぞれ猫からいいにおいを感じており、猫の匂いに虜になっている人も中にはいます。 しかし、猫から嫌なにおいがするときもあります。それにはさまざま原因が関係していることが分かりました。 飼育環境だけでなく、病気である疑いもあるので、嫌なにおいがするようならまずはその原因を突き止めましょう。 原因が把握できたなら、それに応じて対策をすることで嫌なにおいは改善されるでしょう。 是非、健康状態のバロメーターとして、愛猫のにおいチェックを毎日してみましょう。

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