やんちゃな猫ってどんな猫?落ち着く時は来る?やんちゃな猫とうまく付き合う方法とは一体?

やんちゃな猫ってどんな猫?落ち着く時は来る?やんちゃな猫とうまく付き合う方法とは一体?

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猫はとてもかわいい生き物です。でも、やんちゃな猫には時に手を焼くこともあります。やんちゃな猫とはどのような猫の事を言うのでしょうか。やんちゃな猫が落ち着く年齢はあるでしょうか?やんちゃな猫をしつける方法まですべて解説していきたいと思います♪

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やんちゃな猫には落ち着く年齢があるの?

毛糸で遊ぶ子猫

Leigh Prather/shutterstock.com

やんちゃな猫に手を焼き、「うちのニャンコは一体いつ落ち着くのだろう?」と心配してしまうこともあるかもしれません。でも安心してください。猫にも落ち着く年齢があります。

「猫の年齢や一生について」の部分で触れたように、猫の生涯には、子猫の時期、成猫の時期、高齢猫の時期があります。

猫が好奇心旺盛になって、いたずら盛りになるのは子猫の時期の生後6か月目くらいからです。子猫が活発に動き遊んだりするのは生後1か月頃からになりますので、そのあたりからジャンプができるようになり始めます。早いネコちゃんですと、3か月頃にはやんちゃな猫になる場合もあるようです。

子猫の時期の、生後3か月から1歳位までの時期が、いわゆるやんちゃ盛りの時期になると考えられています。落ち着くのが早い猫は、1歳から1歳半から落ち着き始めます。人間で言うと17歳位です。

やんちゃな猫をしつける方法は?

ブラインドを壊す子猫

Albina Tiplyashina/shutterstock.com

では、やんちゃな猫をしつけるための役立つ方法があるでしょうか。

猫の効果的なしつけ方法の1つに「霧吹きを活用する」という方法があります。猫は体に水をかけられるのが嫌いです。そこで、何か悪いことをしたら霧吹きで少量の水を吹きかけてみるのです。

霧吹きを直接猫に向けて噴射することがないようにしましょう。少し離れた場所にかするくらいのところからシュッとするだけで猫は逃げて行くことでしょう。そうすると、猫はこの悪いことをすると水をかけられると学びます。

そうすると、それ以降特定の場所でその悪いことをする頻度が減るわけです。ただ、猫は何ごとも忘れやすい傾向があるということもおさえておきたいと思います。

霧吹きは安価に入手できます。100円ショップなどで見つけることができるかもしれません。しっかりと現場をおさえるためには、霧吹きを手に届く場所に置いておく必要があるでしょう。スプレーを取りに行っている間に、ネコちゃんの悪さが既に終了しており、悪さの現場をおさえられなかったということがないようにしましょう。

ストレス発散についても考えてあげましょう

人間でも、あれもだめこれもだめと、なんでも否定されたら嫌に思いますし、ストレスを感じてしまいます。霧吹きをかけた後ですが、ネコちゃんもストレスが溜まりますので、例えばストレス発散のためのグッズを使わせてあげましょう。

ストレス発散のためのグッズとして、猫用のおもちゃや爪とぎを準備してあげることができます。霧吹きを使って叱るだけでなく、かわいがってフォローをしてあげましょう。

いたずらされないようにするための対策も必要

やんちゃな時期は、今はやんちゃな猫であることを前提に、飼い主さんの方が対策をしておくことも大切です。

例えば、猫は紙に反応することがあります。新聞をめくっている時に、その音に反応して新聞紙と新聞紙の隙間に入り、新聞紙を破いてしまうということもあります。

こうした猫の特徴を飼い主があらかじめ理解し、重要な紙の書類は猫の目が届く場所に置かないようにすることができます。

他にも、ペンなどが急になくなって、ある時掃除をしていたら、家具の裏でペンが見つかったなどという経験はないでしょうか。そのペンには猫の噛み跡がついていませんでしたか?

猫は飼い主さんの使っている物を遊びのための道具にしてしまうことがあります。猫が遊んでしまいそうなものだと思ったら、あらかじめ猫の手が届かないところに日頃から保管しておくようにいたしましょう。

耳かきも要注意です。猫は耳かきを遊び道具と考えてしまうことがあります。耳かきをしている最中に猫が遊ぼうと思って耳かきめがけて飛びかかってきたら大変です。思わぬ事故になってしまいます。それで、耳かきを使用している時に怪我をしないように、決して猫から目を離さないようにしましょう。

猫が寝ているからしばらくは寝ているだろうということで、猫に注意を払わずに耳かきをするようなことがないようにしたいと思います。耳かきをしている時の音に、猫が反応して目覚め、寝ていると思って油断している飼い主の耳元にある耳かきめがけて飛びついてくることもあり得るのです。

怪我をしないように十分に注意したいと思います。それと共に、日頃の耳かきの保管場所をどこにするかもよく考えておきましょう。

猫にとって危険なものもしまっておきましょう。危険なものの場合、単なるいたずらでは終わらず、猫が怪我を負ってしまうことにもなりかねません。例えば、裁縫箱などを気軽に猫のそばに置かないようにしましょう。糸などに関心を持ち遊んでいるうちに、糸を飲み込んでしまうだけでなく、針に通していた糸を、針と共に飲み込んでしまうということになりかねません。

そのような時、場合によっては開腹手術を施し、針を取り出さなければ行けない場合もあります。大ごとになってしまいますので大変です。

オス猫を落ち着かせるためには?

ケンカをする猫

Rattana Anukun/shutterstock.com

オス猫はメス猫よりもやんちゃな性格を持つ傾向にあります。オス猫の動きは活発になり、机の上に登ったり、家の中を走り回ったりと、やんちゃの度合いがどんどんと強くなっていきます。

さらに、オス猫は生まれてから半年くらいしてから発情期に入ります。様々な場所におしっこをしてマーキングをしたりするようになるものです。それで、これ以上やんちゃが続き、さらに暴れられては困ってしまうということもあるかもしれません。

オス猫を落ち着かせる方法の1つに、去勢をするという方法があります。生後6から8か月くらいすると発情期になるため、できればその前に去勢をするのが良いでしょう。去勢をするなら、放浪癖や攻撃性、尿によるマーキング(スプレー行為)を抑えることができます。

猫がマーキングをする理由の中でもっとも多い理由は、去勢していないオス猫がメス猫に自分の情報を伝えようとするからです。マーキングされた尿の中には、ホルモンや性別に関する情報が含まれていると考えられます。メス猫のいない部屋の中で飼われているオス猫の場合には、意味がないと言えば意味のない行為になります。

生活の中の不快さを解消するため、猫が自分の臭いをつけて安心するということもあります。その不快さには、例えば家の中の様子が変わった、飼い主が構ってくれない、トイレが不衛生で気に入らないなどの理由があるのかもしれません。ちなみにトイレについてですが、猫は不衛生なトイレは使いたがりません。排泄をしたらすぐに片づけてあげるようにしましょう。

トイレにフードがついていると、トイレの中に臭いがこもってしまい、トイレが狭く感じてしまいます。フードなしのトイレに変えてあげることもできるでしょう。

去勢の手術の費用は約2万円ほどですので、過度に高額ではありません。日帰りで手術をすることも可能です。

まとめ

飼い主に怒られる猫

Rommel Canlas/shutterstock.com

猫を叱る時の注意点として、名前を呼んで叱ることがないようにしましょう。怖い顔をして大きな声で名前を呼んで叱ると、猫は自分の名前についてマイナスのイメージを抱いてしまうかもしれません。

もし悪さをしたら、名前ではなくきちんと叱るための言葉を使って叱るようにしましょう。「コラ!」、「ダメ!」といった言葉です。こうした叱る言葉を繰り返し用いて行けば、猫は自然と理解して言うことを聞いてくれるようになるでしょう。

叱らない方が良い時もあります。

それは本能的な行動をした時です。例えば、トイレの砂を足で散らかしてしまうとか、壁紙をひっかいてしまうといった本能的な行為です。そうした行為については叱らないようにして、むしろそれらの行為についての対策グッズなどを用いることによって、猫をフォローしてあげることができるでしょう。

やんちゃな猫に時に手を焼くことがありますが、猫にも落ち着く年齢があります。そのことを知ると安心できます。それまでは、適切な方法で猫と上手に付き合ってゆきましょう。飼い主が対策をする必要がある部分については、しっかりと対策をしておきましょう。

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