猫が鳴く理由は年齢によって違う?!鳴く原因と対処法を突き止めよう!

猫が鳴く理由は年齢によって違う?!鳴く原因と対処法を突き止めよう!

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猫がニャーニャー鳴きだしてそれがいつまでも続くと困ったものです。しかし鳴いている理由を知るように努力すると、鳴き止ませる方法が見つかるかもしれません。ここでは猫が鳴く理由や、年齢によって変わる鳴く原因と対処法についてまとめています!

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猫が鳴くその他の理由と対処法

鳴いて何かを訴える猫

Sonsedska Yuliia/shutterstock.com

理由① お腹が空いている

猫が鳴いているのはお腹が空いているからかもしれません。お腹が空けば年齢に関係なく飼い主に鳴きながらアピールすることでしょう。夜ご飯をしっかりと食べさせたとしても、朝ご飯まで時間があるのでお腹が空いてしまい、「お腹が空いたよ~」と要求鳴きをすることがあります。これが夜中や早朝になると飼い主としては困りものです。

お腹が空いているので夜鳴きをする場合は、ご飯の時間を見直すようにしましょう。例えばご飯の時間を寝る時間の少し前にすれば、満足してぐっすりと眠り、夜中や朝方にニャーニャーと鳴くことがなくなるかもしれません。または、食事と食事の間におやつの時間を作るのもいいでしょう。猫が夜中にお腹を空かせないように工夫しましょう。

鳴いたらすぐにご飯やおやつを与えるという習慣はつけないように注意しましょう。そうすると、鳴けば何かをもらえると思うようになってしまいます。何かをもらえるまでひたすら鳴き続けるわがままな猫になってしまいますよ。

理由② トイレが汚い

猫はきれい好きな動物です。トイレが汚いと飼い主に掃除して欲しくて鳴く場合があります。前回のウンチがまだ残っているなどの理由で、トイレを掃除してほしいと鳴いているのです。「トイレなんだから汚くてもいいじゃないか」と言ってそのままにしておくと、猫によってはトイレを我慢してしまうことがあります。

猫がトイレを我慢するようになると様々な病気になることがあるので、トイレの定期的な掃除をするようにしましょう。またはトイレを複数用意することもできるでしょう。トイレが汚いからといって他の場所でウンチやおしっこをされたり、トイレを我慢して病気になったりすると困りますから、トイレの掃除はこまめに行いましょう。

トイレが汚いというわけではなくても、トイレハイと呼ばれる状態が原因でトイレの前後に鳴くことがあるようです。また、トイレの後に飼い主に報告をするために鳴くこともあります。トイレをしたら褒めてもらったことがあるのかもしれませんね。そのことを覚えているので、トイレの後は飼い主に報告に来るのです。

トイレ中に鳴いている場合は愛猫の様子をよく観察して下さい。不快感や痛みが原因で鳴いているのかもしれません。おしっこがしたくても出ない、おしっこに血が混じっているなどの場合は病気が疑われるので、すぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。中には命にかかわる危険な病気もあるので、早めに対処することが大切です。

理由③ 遊んで欲しい

猫はもともと夜行性動物だったと言われています。そのため夜の時間帯に活動的になることがあり、遊んで欲しかったり構ってほしかったりして飼い主に鳴いてアピールすることがあります。

また、昼間は留守番で寝て過ごしていることが多いと、夜になってから活動的になってしまいます。中にはおもちゃを持ってきて鳴きながら近づいてくる猫もいますよ。

夕方に飼い主が帰宅してからであればいいですが、夜中や早朝に構ってほしくて鳴きはじめると困りますよね。鳴き止むようにと撫でたりすると毎日同じ時間に鳴く習慣ができてしまうので、基本的には無視して対処するようにしましょう。要求鳴きの基本的な対処法は無視することです。

ただし、遊んで欲しくて鳴いている場合は欲求不満にならないように、他の時間に遊んであげる必要があるでしょう。猫と遊ぶ時間を毎日取り分けるようにしましょう。

仕事から帰ってきたら30分くらい遊ぶとか、寝る前に30分くらい遊ぶなどして、猫が疲れて夜はしっかりと眠れるようにするといいでしょう。そうすれば満足もするので欲求不満によるストレスにも対処することができます。

理由④ 独り言を言っている

特に何かを要求しているわけでもなく、小さく「ニャー」と鳴くこともあります。鳴き方は猫にもよりますが、独り言で鳴いているという場合もあります。ご飯を食べながら軽く鳴く猫もいますが、これは美味しくて思わず鳴き声が漏れてしまったのかもしれません。

また、外を見ながら鳴いている場合もあります。鳥が飛んでいるのを見ながら思わず独り言が出てしまっているのでしょう。本当なら外に飛び出して捕まえたいのかもしれませんね。

理由⑤ 怒っている

多頭飼いをしていると猫同士で威嚇しあって鳴くことがあります。この場合は「ニャー」というよりは唸り声から始まって、やがて「シャーッ」といった感じです。縄張り争いをして近づいてこないように威嚇しているのです。

人間に対しても怒って唸り声を出すことがあります。子どもがしつこく構ったり、ご飯中に邪魔したりすると嫌がりますよね。また、苦手なお風呂に入れている時に唸り声を出すことがあります。猫が怒るような状況は飼い主が思っている以上にストレスを与えていることがあるので、できるだけそうならないようにしたいですね。

理由⑥ 体調が悪い

いつもと鳴き方が違うなと思ったら愛猫の様子をよく観察してください。体調が悪くて不調を訴えているのかもしれません。ケガをしていて痛いので鳴いていることもあります。甲状腺機能亢進症という病気は猫をいつも以上に活発にさせると言われていて、朝方に鳴きはじめることがあるようです。

妊娠している猫も体調の変化によって不安を感じて鳴いたり、ストレスによって唸り声をあげたりすることがあります。妊娠中であればリラックスできるような環境を用意して対処するようにしましょう。いつもと様子が違う場合は動物病院に連れて行って診察してもらいましょう。

まとめ

猫をかわいがる女性

New Africa/shutterstock.com

猫がニャーニャーと鳴いてそれがいつまでも続くと困ってしまいますね。どうして鳴くのか、考えられる理由をまとめてみましたがいかがでしたか?猫の年齢によって考えられる理由がありましたし、それ以外でも猫が鳴くいくつかの理由をまとめることができました。理由がわかれば対処法もある程度知ることができますね。

要求鳴きの場合は基本的には無視することが対処法になります。すぐに対応してしまうと、鳴けば要求が通ると勘違いしてしまうからです。夜遅くや早朝にしつこく要求鳴きをするようになると飼い主やその家族は寝不足になってしまいますね。また、鳴き声の大きさによっては近所迷惑にもなります。わがままな猫に育たないように徹底的に無視しましょう。

もちろん無視するだけでは解決にならないので、理由を見つけたら工夫して対策しましょう。また、いつもと鳴き声が違うときは病気が疑われることもあるので、その場合は動物病院にすぐに連れて行ってあげましょうね。

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