猫が膝の上に乗ってくれないのはなぜ?その理由と対策を徹底解説!

猫が膝の上に乗ってくれないのはなぜ?その理由と対策を徹底解説!

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「猫を膝の上に乗せてなでてあげる」、猫好きな人なら一度は経験してみたいシチュエーションですよね。でも猫を飼ってみても、思ったように膝の上に乗ってくれないと感じている人は多いようです。猫が膝の上に乗ってくれないのにはいくつか理由が考えられます。今回はその理由と対策をまとめて解説したいと思います。

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猫に膝に乗ってもらうにはどうしたらいいの?

飼い主に顔を撫でられて気持ちよさそうにする猫

Syda Productions/shutterstock.com

ここまで猫が膝に乗ってくる理由を見てきました。これらも踏まえて、どうしたら猫に膝に乗ってもらうことができるのか見てみましょう。

膝に乗ってもらうコツを紹介します。

寒さを利用

一つ目は寒い時をうまく利用することです。

上でも見ましたが、猫は気温に敏感で寒さを苦手とする動物です。そのため冬になると日なたを求めたり、ストーブやコタツの近くに寄ってきます。逆に夏場の暑い時期は少しでも涼しい場所を求めて、体温を下げようとおなかを地面にくっつけています。当然こんな時は膝の上にも乗ってきません。

ですから冬場の寒い時期に膝に乗ってもらうようにするのです。寒い時期は猫も暖かい場所を求めています。この時に飼い主さんの膝の上のぬくもりを提供するのです。

ストーブなどの暖房で部屋全体を温かくしてしまうと、あえて飼い主さんのところに来なくても暖かい場所を見つけてしまうかもしれませんが、部屋の室温をあえて少し低めにしておくなら、膝の上のぬくもりを求めてやってくるかもしれません。

愛猫のお気に入りの温かい毛布などを膝の上に置いてみるのも一つの方法でしょう。こうして少しずつ慣れさせてみてはいかがでしょうか?

なかなかやって来ない場合は、こちらから抱いて膝の上にのせて、ここが暖かいんだよ。とわからせるのも一つの方法です。

執拗に構わない

猫は気ままな動物ですので構ってほしい時もあれば、構ってほしくない時もあります。あんまりしつこく触っていると怒ってしまったりもします。

せっかく膝の上に乗ってくれても、いつまでも撫でたりしていると、猫は嫌になって逃げてしまうかもしれません。

また膝の上に乗ってほしい一心で、嫌がる猫を無理やり膝に乗せることもやってはいけません。無理やり乗せると膝の上を嫌がってしまうかもしれません。

膝の上は安心できる居心地の良いところだと思ってもらうように頑張りましょう。そう思ってもらえれば猫の方からくるようになりますよ。

おやつを使う

愛猫に膝に乗ってもらうためにできる他の方法は愛猫が大好きな「おやつ」を使うことです。

多くの猫は液状や固形のおやつが大好きです。こうした猫の好物を利用して膝の上に誘導する方法もあるでしょう。

例えば、まず猫の好きなおやつを用意します。音を鳴らすなどしておやつを見るように気を引き付けるようにします。猫が近づいてきたらおやつのにおいを嗅がせて少し食べるごとに膝の上に誘導します。

他にもあぐらをかいた上に猫が普段使っている毛布やひざ掛け等をかけておき、猫が好きなおやつやフードをひざ掛けの上に置いておきます。一粒食べたらまた一粒置くことを繰り返して、徐々にあぐらの上に誘導します。

このように猫の好物を利用して誘導するのも一つの方法でしょう。

いずれの方法を試すにしても、無理はしないことです。猫に「無理やり」は禁物です。

猫は自由気ままな動物で、個性もあるので何もしなくても甘えん坊で膝に乗ってくる猫もいれば、何をしても膝に乗ってくれない猫もいます。そこで無理やり捕まえて膝に乗せようとしても猫は嫌がるだけで、二度と膝の上に乗ってくれなくなってしまうかもしれません。

そしてどの方法を試すにしても「根気よく待つ」ことが大切です。飼い主の膝の上に興味を持ってくれたら、向こうから乗ってくれるまで待ちましょう。乗ってくれた後もたくさん撫でたくなる気持ちを抑えましょう。愛猫に居心地よい場所と思ってもらえるまでとにかく待つことです。

膝に乗った猫をおろすには?

おもちゃで遊ぶ猫

WaitForLight/shutterstock.com

中には膝の上に乗ったら何時間でも居座り続ける猫もいます。他に用事もあるし、足も疲れてきた。そんなときはどうしたらよいでしょうか?そんな時は以下のポイントを実践してみましょう。

姿勢を変える

猫が膝の上に乗らない理由のところで、「座り心地がよくない」とありましたが、そこを利用して、一度姿勢を変えてみると良いでしょう。飼い主さんの楽な姿勢をとるのです。そうすれば猫は居心地が悪いなぁと思って膝から降りるかもしれません。

おやつやご飯を利用する

膝の上に乗せるのにもおやつを利用しましたが、膝の上から降ろすのにもおやつやご飯を利用できます。

基本的に猫はおやつが大好きです。ですから「おやつだよ」「ごはんだよ」といって気を引いて、膝の上から降ろしてみましょう。この方法で猫が膝から降りたら、期待を裏切らないためにも少しおやつやご飯をあげることを忘れないでください。

あらかじめ膝の上に毛布を置いておく

普段から膝の上に乗ると長時間になることがわかっているのなら、あらかじめ膝の上に毛布を置いておくと良いでしょう。

そうすれば飼い主さんが動きたくなった時には毛布ごとおろすことができるでしょう。

おもちゃを利用

こちらも普段から膝に乗ってくる猫の場合には、あらかじめ猫のお気に入りのおもちゃを用意しておくことができます。

膝から降ろしたい時に、おもちゃを見せて猫の気を引きます。猫の気が引けたらおもちゃを投げてしまえば、猫はおもちゃを追いかけて膝から降りてくれるはずです。

普通に降ろしてしまう

そもそも猫は気ままな動物ですので、相手から気ままにされても気になりません。そのことでストレスに感じたりすることはないでしょう。

ですから「ちょっと降りてね」と声をかけてから降ろせば、それだけで十分構ってもらえたと感じ、決して嫌な思いをすることはありません。

まとめ

今回は猫が膝の上に乗らない理由や乗る理由、そして乗ってもらうにはどうしたらよいかについて紹介してきました。

猫を飼っている方ならだれでも、愛猫に膝に乗ってほしいと思うものでしょう。しかし猫にも個体差があるため、中には何をしなくても膝に乗ってくる子もいれば、なかなか寄ってきてくれない子もいます。そこは個性として認めるか、猫の機嫌を取りながら無理せず膝に誘導することで膝に乗せることができるかもしれません。

猫の好きなおやつを利用したり、猫の寒さが苦手という特徴を利用したりできますが、とにかく無理強いはしないことです。せっかく猫が膝に乗ってくれたのなら構いすぎたり、嫌がって降りようとしたのならすぐに解放するようにしましょう。

膝の上に乗ると嫌な思いをすると勘違いすると、二度と乗ってくれなくなってしまいます。

何度も繰り返すことで膝の上が居心地よいと分かってもらえるはずです。そうなったら猫の方から寄ってきてくれますよ。

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