猫は抱っこが嫌いってほんとう?愛猫に抱っこ好きになってもらうためのポイントとは?

猫は抱っこが嫌いってほんとう?愛猫に抱っこ好きになってもらうためのポイントとは?

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抱っこが大好きという猫もいれば、抱っこされることが嫌いという猫もいます。 この記事では、抱っこされることが嫌いというねこちゃんの気持ちを考えてみたいと思います。さらに、愛猫が落ち着ける負担をかけない抱っこのしかたや、抱っこ好きにするために飼い主は何ができるかについても取り上げます!

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抱っこが好きな猫に育てる方法

撫でられている猫

rustycanuck/shutterstock.com

ねこちゃんを抱っこすることによって病気やケガの早期発見につながることを考えると、愛猫には是非、抱っこが好きなねこちゃんに育って欲しいと思います。

正しい抱っこの仕方をマスターするだけではなく、愛猫にあなたの膝の上が……あなたの腕の中が……いかに心地良いかを知ってもらいたいと思います。そのためには猫が触られて喜ぶ場所を上手に触ってあげることです。

猫が触られて喜ぶ場所

人間には「キモチイイー!」というツボがあります。同じようにねこちゃんにも触ってもらってうっとりするような気持ちの良い場所があります。大きなポイントは3カ所です。

顔周り、背中、しっぽの付け根あたり(好き嫌いが分かれます)。では、細かくみていきたいと思います。

◆顔周り 耳の後ろ:耳の後ろ(耳の付け根あたり)を親指と中指(人差し指)で軽くつまんで擦るようにしたり、「こちょこちょ」と軽くくすぐるようなイメージで触ってあげたりすると喜びます。

頭:頭のてっぺんから後頭部に向かってゆっくりと撫でてあげたり、横に向かって撫でたりすると喜びますが、寝ている時はそぉーと優しく、起きている時は指を使って頭を掻くような感じで触ってあげるとうっとりします。

目と目の間あたり:人間でいう眉間に当たります。とても狭い場所なので指一本で、下から上になぞります。

口に沿って:ねこちゃんの口に沿って横に撫でますが、この場所はねこちゃんの大事なヒゲがある所なので好みが分かれるかもしれません。膝の上に抱えている時に片方ずつ撫でてもいいですし、両手で顔を優しく包み込んで、両方の親指でそっとそっと撫でてもうっとりします。また、指の腹で撫でるのではなく指の背で撫でてあげるとよりソフトタッチになります。

顎の下:この場所はほとんどのねこちゃんがうっとりする場所です。毛の流れに沿って下から上に、人差し指の背を使って撫でてあげたり、5本指を使って「こちょこちょ」してあげると喜びます。顎の下は食べ物で汚れたりニキビができたりする場所なので、撫でてあげながらチェックし、お手入れしてあげると良いでしょう。

◆背中 膝の上に乗ってきた時には、背中からしっぽの付け根に向かって優しく撫でてあげると良いでしょう。この場所は気持ちが良いというよりは「落ち着く」場所です。ねこちゃんをリラックスモードへ誘導する場所です。手のひら全体で撫でてあげると良いでしょう。

◆しっぽの付け根あたり(好き嫌いが分かれます) しっぽの付け根は、神経が集まっているところなので触り方によっては嫌がるねこちゃんもいます。まず、軽く撫でてみたり、トントンと優しくたたいてみたりして様子をみてください。

ねこちゃんが非常に心地良いと感じたら、「もっとして!」という感じでお尻を高く持ち上げてきます。決して力を入れて撫でたり叩いたりはしないでください。また、普段喜ぶねこちゃんが力を入れたわけでもないのに痛がったりするようならば何か炎症やできものがあるのかもしれません。そのような時には早めに獣医師に受診してください。

撫で方で気をつけること

◆毛並みにそって撫でる ねこちゃんの被毛の流れに沿って撫でてあげてください。猫はグルーミングによって常に毛並みをそろえています。毛並みを逆立てるように撫でると気分も逆立ってしまいます。ストレスを与えないように撫でてあげてください。

◆マッサージをするようになでる マッサージといっても「グリグリ」と痛みを感じさせるようなマッサージではなく優しく優しく……血流が良くなるように……便秘が解消されるように……そのような感じで、強さや早さに気をつけて、きつく撫でたり爪を立てたりしないように撫でてあげてください。

◆ほどよいタイミングでやめる 嬉しがるからといって、いつまでも長々と触っていると猫も疲れてきます。少しでも「嫌だな〜」というそぶりを見せてきたらその時はやめ時です。噛んできたり、引っかかれたりする前に手を放してあげましょう。

ねこちゃんを抱っこするためのグッズ

抱っこ紐

Linn Currie/shutterstock.com

では続いてねこちゃんを抱っこするためのグッズをご紹介したいと思います。

マルカン いつも一緒ポケット

猫を入れられる大きなカンガルーポケットが付いたエプロンです。両手で抱える必要はありますが、抱っこしたまま移動ができるエプロンです。あたたかい生地でねこちゃんもぬっくぬくです。

〈購入した人の口コミ〉 ◆「5キロのおデブマンチカン君、とても気に入って入ってます。抱っこしてる時の安定感もあります。買ってよかったです。」

◆「甘えたい時は大人しく入ってくれますが下を向くとよく脱走します。着ている自分は暖かいです。」

UNIHABITAT(ユニハビタット) にゃんガルーパーカー

パソコン作業を邪魔するかまってちゃん用、お腹のポッケにすっぽりと……。ポケットがねこちゃんをしっかりホールドするので、下を支えるだけでらくらく抱っこができます。ポケットを通してお互いの温もりを感じることができるパーカーです。パーカーのポケットがねこちゃんのお気に入りの場所になるかもしれないですね。

〈購入した人の口コミ〉 ◆「完璧です。我が家の猫達は3匹とも大好きです。着ていると、中に入れろ、と部屋を訪ねてきます。白い猫じゃらしが爪ですぐにほつれてしまうので★一つ減らしていますが、とても楽しいパーカーです。」

◆「着心地、デザイン、縫製もしっかりしており家内が喜んでニャンコを入れてます。特に座って抱っこする時に楽だし腰に負担が掛からないので、この商品はお勧めですよ。」

まとめ

気持ち良さげな猫

Ilike/shutterstock.com

多くのねこちゃんは抱っこが好きではないかもしれません。でも、ねこちゃんの健康状態を知るための手段の一つでもありますので、抱っこが好きになれるように根気強く対応していくと良いと思います。

愛猫があなたの抱っこが心地よいと感じるようになると、自らあなたの膝の上に手をかけ「抱っこして」と言わんばかりに見つめてきます。その「キュンキュン」とした眼差しを見るだけで飼い主さんは、「うちの猫が世界一!」と感じることでしょう。

でも上記でも説明した通り、個性や性格ゆえに、また以前のトラウマからどうしても抱っこされることが嫌いなねこちゃんもいます。そのようなねこちゃんであっても猫の可愛さには違いありませんし、抱っこされなくても「うちの猫が世界一!」という気持ちには変わりないでしょう。抱っこ以外のスキンシップをとることによって病気やケガの早期発見を心がけてください。

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