子犬の引き渡しに最適な時期はいつ?引き渡しタイミングに関する注意点

子犬の引き渡しに最適な時期はいつ?引き渡しタイミングに関する注意点

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子犬はとても可愛いので、生まれて間もないパピー犬をすぐにでも引取りたいという人は多いと思います。しかし早すぎる引き渡しはNGです。遅すぎる引き渡しもよくありません。今回は子犬の引き渡しの最適な時期について紹介したいと思います。

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子犬を家に迎えた時の注意点

可愛い二匹の子犬と遊ぶ小さな女の子

Nina Buday/shutterstock.com

子犬を最適な引き渡し時期に迎え入れることができたとして、さらに注意するべき点はあるのでしょうか。迎え入れたらさっそくかわいい子犬とたくさん遊びたいですが、ほぼ初対面ですから慣れるのに時間がかかりそうですね。今後の関係を考えると、迎え入れた最初が肝心です。

構いすぎないようにしよう

新しい環境に置かれた子犬の立場になって考えてみましょう。初めて会った人たちに囲まれて知らない場所に連れてこられたのです。サークルに入れられてみんなにじろじろ見られています。これ以上にストレスを感じるような瞬間は他にないでしょう。最初から構いすぎるのではなく、サークルの中でゆっくり過ごせるように気を使ってあげましょう。

今まで暮らしていた環境とは違うので、子犬が興奮してしまうことがあります。部屋の中に放すよりはサークルが自分の居場所だということを覚えさせるほうがいいでしょう。安心できる場所が見つかると、後で興奮することも少なくなり、ストレスを溜めることなくだんだんと新しい環境に慣れていくことができます。

子犬の時期はあまりにもかわいいので構いすぎたり甘やかしたりしがちです。寂しくて夜鳴きをするとすぐに構ってあげたくなるでしょう。構いすぎるとわがままに育ってしまうことがあるので慎重さが必要です。これから一緒に生活するようになりますが、飼い主に依存してしまうこともあるので上手に接するようにしましょう。

すでにトイレのしつけがされていればいいですが、そうでなければトイレのしつけを開始する必要があります。まずはサークルの中にトイレシートを敷いてそこに排泄するように教えましょう。うまくできたら大げさなくらいに褒めてあげてください。環境に慣れてきたら家族で決めたトイレの場所にトイレシートを移動させるといいでしょう。

社会化トレーニングをはじめよう

子犬の1回目のワクチンが終わったら、抱っこして散歩に連れて行くようにしましょう。たくさんの刺激を与えることにより社交的な性格の子に育てることができます。臆病にならないように外の世界にあるたくさんの音を聞かせてあげてください。

2回目のワクチンが終わったら外を歩けるように準備していくことができます。初めての散歩の時期は獣医さんと相談して決めるといいでしょう。庭を歩かせて散歩の練習をすることもできますよ。最初の散歩は短くて構いませんので、少しずつ距離をのばしていくようにしましょう。

散歩に連れて行くことによってたくさんの人や犬に接することができます。人間社会で生きていくためのルールなども覚えることができるので、無理のない範囲で散歩に連れて行くようにしましょう。

家族内でもルールを決めておくことは大切です。してはいけないこと、してもかまわないことを一貫するようにしましょう。そうでないと犬にとっては大きなストレスになってしまいます。いけないことをしたらきちんと叱り、上手にできたら褒めることを繰り返しながら、しつけの行き届いたいい子に育てることができますよ。

まとめ

子犬の引き渡しの最適な時期についてご紹介しましたがいかがでしたか?動物愛護法で定められた56日という数字を考えると2か月、社会化期のことを考えると3か月というのが目安になることがわかりました。早すぎても遅すぎてもよくないので、慎重に最適な時期を見極めたいですね。

さらに新しく迎え入れた時は今後何十年もの年月を共にするので、良い関係を築くためには最初が肝心です。精神的に落ち着いていて明るい子に育つように上手に子犬と接するようにしましょう!

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