猫が心を開いている時に見せるしぐさとは?猫との距離を縮めるためにできること

猫が心を開いている時に見せるしぐさとは?猫との距離を縮めるためにできること

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猫は個体差があるため性格もさまざまですが、一般的には警戒心が強く、孤独を愛し単独行動をすることが多いと言われています。そんな猫でも飼い主に対しては心を開いてくれることがあるでしょう。では心を開いた時、猫はどんなしぐさを見せてくれるのでしょうか?また、心を開いてもらうためにできることはあるでしょうか?

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猫が心を開いたときに見せるしぐさとは?

飼い主にスリスリする猫

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

猫は個体差があるため、性格もさまざまです。人見知りの子もいれば単独行動を好む子もいますし、逆に人懐っこく誰にでも近づいていく子もいます。あなたの愛猫はどんな性格をしているでしょうか。

一般的に猫は警戒心が強く、クールで孤独を愛し単独行動をすることが多いと言われています。そんな猫でも飼い主に対しては心を開いてくれることがあるでしょう。

では心を開いた時、猫はどんなしぐさを見せてくれるのでしょうか?猫が心を開いてくれていることは下記のようなしぐさから分かります。

  • スリスリする
  • お腹を見せる
  • お尻を向けてくる
  • 視界に入ってくる
  • 舐めてくる
  • じっとこちらを見てくる
  • 何かを訴えてくる
  • 邪魔してくる
  • ふみふみする

では、一つずつ詳しく取り上げてみましょう。

①スリスリする

猫は心を開くとスリスリ近づいてきます。野良猫はそうもいかないですよね?近づいてもなかなか近づいてきてくれませんし、逆にさっと逃げられてしまうことのほうが多いはずです。野良猫のような外猫は特に警戒心が強い性格をしています。

しかしそんな野良猫でも、ずっと餌をあげ続けているうちにだんだん距離が近づいてきた、という経験をされた方もいるはずです。こうして猫が人間に近づいてくるというのは、少しずつ心を開いていることの表れと言えます。

ですからスリスリするほど近づいてくるのは完全に心を開いているからと言えるでしょう。

②おなかを見せる

猫がおなかを見せるのは心を開いている証拠です。犬は比較的簡単におなかを見せてくれることがありますが、猫の場合はそう簡単にいきません。

なぜなら猫はもともと自然界の中で狩りをしていた動物だからです。自分も狩りをしますが、それと同時に自分も捕食の対象になっていました。そんな猫にとっておなかは急所でもあります。

大切な内臓が詰まっている場所で、しかも骨に囲まれていないため、もしもおなかを攻撃されたら命を落としかねない場所なのです。そんな急所であるおなかを見せるということは、よほど信頼している相手、または心を開いている相手と思っている証拠と言えるでしょう。

③おしりを向けてくる

猫がお尻を向けてくることも心を開いている証拠です。

おなかを見せることに似ていますが、自然界の中でいつ敵に襲われるかわからない状況下で、お尻つまり背中を許すということは信頼していなければできません。自分が見えない背中を見守ってくれているという信頼感の表れなのです。

飼い猫に背中を向けられたら、顔が見たいのに!といって怒るのではなく、心を許してくれているんだと喜んでください。

視界に入ろうとする猫

Nils Jacobi/shutterstock.com

④視界に入ってくる

猫は心を開いている人の視界に入ってこようとします。

猫にも個体差があり性格も様々です。中には人懐っこくて犬のような性格の猫もいます。そんな猫は飼い主のそばにベタッと寄り添い、いつもくっついていようとするかもしれません。

しかし一般的には猫は「ツンデレ」タイプが多いですよね。自分からベタベタ寄ってくる子は少ないです。そんな子でも、飼い主との距離をとりつつも視界には入ってこようとすることがあります。

その不思議な距離感に、こちらとしては「何がしたいんだろう?」と思うことがあるかもしれませんが、猫の気持ちとしてはあなたの視界に入っていることで信頼感を表しているようです。まさに、ツンデレ猫の特徴です。

⑤舐めてくる

猫は心をひらくとペロペロ舐めてきます。

猫の世界をのぞいてみると、猫同士でお互いに舐めあっていることがあります。これはお互いに舐めあうことで毛づくろいをしているのですが、実は誰にでもするわけではないのです。猫は心を開いた仲間に対してペロペロ舐めて毛づくろいをするのです。

私たち人間は猫のような被毛がないため、舐められるとざらざらした舌が少し痛いですが、これは猫の信頼の証なので多少の痛みは我慢してあげましょうね。

⑥じっと見てくる

猫にじっと見つめられることがありますか?それは猫が心を開いている証拠です。

猫がじっと見てくるのは信頼の意味もありますが、他にも意味があります。それは「警戒心」です。しかし、警戒心を抱いている時の猫の目は見ればわかります。

警戒心に満ちた目とあなたを見つめる、または見守るような視線は全く違います。猫のあたたかい見守り視線を感じたときは、心を開いてくれていると思って間違いありません。

猫の視線を感じ、あなたも見つめ返したときに猫がまばたきをしてくれたら、それは完全に心を開いている証拠です。

何を訴えたいの?

Ira Gallo/shutterstock.com

⑦何かを訴えてくる

猫は何か要求があるときや何かを訴えたい時にも見つめてきます。「遊んでほしい、撫でてほしい、ご飯が欲しい」などといった気持ちを込めて上目遣いで見てくることでしょう。「ニャー」といって近づいてくることもあるかもしれません。

猫がこのような要求をしてくるのは心を開いている証拠です。心を開いていない相手に対してこうした要求をすることは絶対にありません。

⑧邪魔をしてくる

猫に邪魔をされる経験をしたことのある方は少なくないはずです。

例えばパソコンで仕事をしているとき、新聞を読むことに集中しているとき、スマホやタブレットで調べものをしている時など、何かをしているときに限って愛猫が近づいてきて、上に乗ってきたり邪魔をしてきたりするという経験です。

これは猫がわざといたずらをしているわけではないのです。猫は心を開いているあなたの気を引きたくて、自分を見てほしくて、かまってもらいたくてこういう行動に出ています。

邪魔してくるな!といって怒らず、こんな時はいったん猫に注意を向けて一緒に遊んであげましょう。満足すれば自分からその場を離れていきます。自分に注意を向けたいといって邪魔してくるなんて、なんてかわいらしい行動だと思いませんか?

⑨フミフミする

猫によくみられる行動の一つに、前足でフミフミするしぐさがあります。これは子猫が母猫にしていた行動の名残といわれています。

猫はおなかがすくと母猫のお乳を催促しますが、この時に前足を使ってフミフミします。つまり前足でフミフミする行動は、甘えたいとか赤ちゃん返りをしている証拠なのです。これは心を開いている人にしかしませんよ。

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