猫が嫌いなものって何?猫を飼う前に猫が嫌いなものを前もって知っておこう!

猫が嫌いなものって何?猫を飼う前に猫が嫌いなものを前もって知っておこう!

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猫にも私たち人間と同様、嫌いなものや苦手なもの怖いものがあります。猫が嫌いなことを知っておくなら、猫が落ち着いた環境の中でストレスなく生活できるのを助けるだけでなく、飼い主さんとの距離を縮め、信頼関係を築くのにも役立ちます。そこで今回は、猫が嫌いなことの幾つかをご紹介したいと思います。

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6.構いすぎる

猫の苦手なものの中には、構いすぎが挙げられます。構って欲しくない時に飼い主などに構われるのを猫は嫌がります。猫が自分から甘えに来た時に、ほどほどに構ってあげると良いでしょう。

猫が自分から飼い主さんの所に甘えに行った際も、ずっと構いすぎると嫌がることがあります。愛猫が可愛いからといって猫を触りすぎたり、抱っこし過ぎるならば、それが猫にとってストレスになってしまうかもしれません。

猫のしっぽがぶんぶんと左右に振ることがありますが、しっぽを振るのは嫌がっている証拠です。猫を抱っこしたり、撫でている時にしっぽが左右に振っているようであれば、すぐに猫を解放してあげましょう。さらに、猫はトイレをしている時に構われるのも嫌がります。人間であってもトイレの最中に邪魔されるといやですよね。ですから、猫がトイレをしている時はそっとしてあげましょう。

食事をしている時も集中していますので、構われるのを嫌がります。トイレや食事中は気を付けましょう。また、睡眠を邪魔されるのも嫌いなので、ゆっくり寝かしてあげると良いでしょう。

怒った顔で飼い主を見る猫

TrustWolverines/shutterstock.com

7.じっと見つめられる

猫の苦手なものの中には、じっと見つめられることも挙げられます。猫は人間とは異なり、目を合わせない方が安心する動物だからです。飼い主であれば、猫と目が合うこともあるでしょう。しかし、その後もじっと見つめられると、猫はケンカを仕掛けられているとみなすようです。時には攻撃されることもあります。

ですから、猫と目が合ったとしても、じっと見つめるのではなく、視線をそらしてあげるようにしましょう。反対に、子猫は目をじっと見つめると遊んで構ってくれると思うため、手を噛んだり引っかいたりすることがあるので気を付けましょう。

8.距離感が許容範囲を超える

猫は元々、縄張りを大切にする動物です。屋外で生活している野良猫が縄張りを侵入する別の猫に対して、「フー!」と毛を逆立てて怒っている様子を見たことがあるのではないでしょうか?

家の中で飼われている猫にも、野良猫のように縄張り意識があるのだろうか?と思うかもしれませんが、家の中で生活している猫であっても、小さい頃から過ごしている家の中が自分の「テリトリーだ」と認識しているようです。

そのため、家の中で飼われている猫は、自分の縄張りに異常が見られないか監視をしています。家の中をあちこち歩き回っている猫の様子を見ることがあると思いますが、ただ気ままに歩き回っているわけではありません。猫があちこち歩き回っているのは、家の中に敵が入ってこないように実は見張っているのです。そのため、猫が監視している最中に、知らない動物や人間が現れた場合、警戒を強めることになります。

また、猫は距離感を大切にするので、距離感が許容範囲を超えてしまうと不快に感じてしまいます。私たち人間にも、他人に近づかれると不快に感じるパーソナルスペースという空間があるように、猫にも近づかれると不快に感じる距離感というものがあるようです。

飼い主になついてくることによって、この距離感は縮まっていきますので、距離感が縮まるまでは辛抱強く待つことは大切と言えるでしょう。

9.爪を切ること

猫は爪を切られることが嫌いです。猫の爪を切ろうとしたならば、鳴き声を発して暴れる猫もいるほどです。爪を切られることに恐怖を感じるのかもしれません。

しかし、猫に爪を切ることを慣れさせることにより、抵抗を少なくすることができるかもしれません。また、爪切りなどの手入れをしている途中でおやつをあげると良いでしょう。

一度ですべての手入れをすることは考えずに、猫が爪を切ることに不快感を示したならば、すぐに解放してあげると良いかもしれません。

10.移動

猫は旅行などの移動が好きではありません。猫は知らないところに連れて行かれることにストレスを感じてしまいます。昔から猫は「家につく」と言われているほどです。

また、猫は引越しなどによって環境が変化することが嫌いです。そのため、ずっと住んでいた家であっても模様替えなどをしてしまうと、猫は落ち着かないと感じてしまう可能性があるでしょう。

11.触り方

触り方によっては、猫が嫌だなと感じるものがあります。例えば、猫は腹部を触られるのが嫌いです。腹部は、骨などで覆われていないため、弱いところだからです。猫を触る際は、頭や顎の下をなでると良いでしょう。

また、突然手のひらで猫を触ると嫌がります。まず、人差し指だけを猫に嗅がせましょう。猫は目の前にあるもののニオイを嗅ぎます。ニオイを嗅ぐために猫は近づいてくれるでしょう。ゆっくりとあせらずに猫に近づきましょう。

まとめ

猫にとって嫌いなものをいくつか紹介してきましたが、いかがでしたか?「猫も喜ぶだろう」と思って今までしていたことが、実は猫が嫌がることだった、と知った人もいるかもしれません。

もし猫が嫌がることをし続けるなら、猫に嫌われてしまうかもしれません。そのようなことを避けるためにも、猫の嫌いなことを把握し、猫に近づく際は声のトーンを抑えたり、急な行動を控えるようにしましょう。そうするならば、猫になついてもらい、距離感も近づき、飼い主との絆も深まるに違いありません。

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