猫の笑顔を上手に撮るコツを教えて!意識すべき6つのポイントを解説

猫の笑顔を上手に撮るコツを教えて!意識すべき6つのポイントを解説

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猫は基本的に無表情ですが、それでも人間から見て笑顔になっているような時があります。また猫自身が気持ちよく感じている表情というのもあります。今回はそのような猫の「笑顔」を写真に収めるための6つのコツをご紹介します。

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はじめに

可愛い猫の写真を撮りたい方は多いのではないでしょうか?どんな写真を撮りたいですか?「猫の笑顔を撮りたい」と思うかもしれません。今回は猫の笑顔を撮るコツについてご紹介しますね。

猫の笑顔とは

笑っている猫

PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com

猫の笑顔を撮るコツを考える前に、猫の笑顔について考えてみましょう。そもそも猫の笑顔ってどんな表情でしょうか?

このように聞かれると、すぐに答えることが出来ない人が多いかもしれません。それもそのはずです。猫の笑顔を見分けるのにもコツがいるからです。猫の気持ちがどんな状態か、またその時にどのような表情や仕草が表れるのかを知っておく必要があるからです。

猫と人間では感情の表現が違う

そもそも猫と人間では感情の表現方法が異なります。ですから、一言で「猫の笑顔」と言ってもはっきりと定まっていないのです。

「猫が嬉しく感じている時の表情」を笑顔と表現することが出来るでしょう。加えて、「人間の笑顔に近い表情」をしている時を、猫の笑顔と呼ぶかもしれません。この2つの「猫の笑顔」は似ているようで実は大きく異なっている場合もあります。

ですから、これからそれぞれの「猫の笑顔」についてご説明したいと思います。それぞれの猫の笑顔を把握して、どちらの笑顔を撮りたいか考えてみてください。

猫が嬉しい時の表情

最初に考える猫の笑顔は、「猫が嬉しい時に示す表情」、つまり「猫にとっての笑顔」です。

猫は無表情な動物だと言われることもあります。しかし、感情が無いわけではありません。むしろ感情豊かな動物でしょう。その感情がどのように表れるかを把握すると良いのです。

猫が嬉しい時にはどんな顔になるのでしょうか?「嬉しさ」にもいくつかの種類があります。とてもリラックスしている状態、また心がウキウキしている状態、欲求が満たされた状態、甘えている状態などです。

リラックスしていたり、心が満たされているときは目が半開きになり、口がすこし開いたりします。心がウキウキしている時は興奮状態に似ています。耳がピンと立ち、猫ひげもピンと張ります。この時には目にも注目できるでしょう。瞳孔がいつもより開いていることでしょう。

いかがでしょうか?これらは猫が嬉しい時に表れる表情です。人間が嬉しい時の表情とはかなり異なる部分もありますよね。ですから、わたしたちが写真にしたい表情がどんなものかは人によって異なるでしょう。

猫の顔が笑顔に見える時とは

続いて、猫の顔が笑顔に見える時の表情をご説明しますね。これは、「人間目線で笑顔に見える場合」です。

そのような時は必ずしも猫自身が嬉しい気持ちではないかもしれません。ですから、これを笑顔と言うかは分かりませんが、少なくも誰から見ても笑顔にはみえるので、写真を見る人の心をホッコリさせるでしょう。

人間の笑顔とはどんなものでしょうか?目や口の形が特徴となります。

例えば目は開いておらず、閉じていたり細くなっていたりします。目じりが下がっているのもポイントです。口はどうでしょうか?大抵は口角が上がっているでしょう。笑っている時も笑顔だと言えます。笑っている時は口が大きく開いていますよね。

猫は人間の笑顔と近い表情をすることがあるでしょうか?あります。シャッターチャンスは少ないですが、猫の気持ちや仕草を理解するならきっと見つけることが出来るでしょう。

猫の目が細くなる時はリラックスしている時と寝ている時です。口を開くのは興奮している時が多いでしょう。あくびしている時も大きく口を引きます。タイミングを逃さなければ笑顔に見えるはずです。

猫の笑顔を撮ろう

ファインダーを覗く猫

azem/shutterstock.com

撮りたい猫の笑顔を把握したら、実際に猫の笑顔を撮っていきましょう。カメラを持ちながらシャッターチャンスを待つのです。

猫の写真を撮る時には、猫が出来るだけ笑顔を見せやすい状態を作ってあげることが大切です。更に、猫の笑顔は一瞬かもしれません。チャンスを逃さないよう集中しましょう。

大切な心の準備

猫の笑顔を撮るために大切なのは、私たちの心の準備です。と言うのも、猫の笑顔は往々にしてリラックスしている時や嬉しい時に表れるものです。

こちらが緊張しているなら、猫も笑顔になるような気持ちになりづらいでしょう。猫は飼い主の気持ちを察知することが出来ます。近くでソワソワしていたり、眉間にしわを寄せて猫を見つめていたりするなら、猫たちが笑顔になりづらいはずです。

そのため、私たちがまず穏やかな気持ちを保つことが大事です。猫がリラックスできるように自然体でいるのが大切です。例えば普段通り猫のそばにいて、猫との時間を楽しんでいる時などがチャンスです。

猫の気持ちを考えよう

猫が今、どんな気持ちなのかを把握しておきましょう。猫は日や時間帯によって気持ちに揺らぎがあるものです。

人間もそうではないでしょうか?嫌なことがあったなら、しばらくイライラしています。もしかしたら1日中嫌な気持ちが続いたり気持ちが落ち込んだりするでしょう。そんな日は笑顔にはなかなか慣れないものです。

逆に、ストレスが発散出来た後や休日などのリラックスしている日には自然と笑顔がこぼれるものです。嬉しいことがあったら笑うこともあるでしょう。

猫も同様です。ストレスが溜まっていたり体調が悪い日に、近くでカメラを構えられたりしても嬉しくありません。喜ぶための要素を提供されたとしても笑顔には慣れないのです。

逆に、とてもリラックスできているときには自然と笑顔になるはずです。飼い主さんが近くにいるなら甘えてくることもあるはずです。

猫の気持ちを考えて写真をとる時間や日にちを調整しましょう。そうするなら、ベストショットが撮れるはずです。

シャッターチャンスに備えよう!!

猫の笑顔を撮るためにはシャッターチャンスを待つ必要があります。猫は人間と違って写真を撮られるために意識することが出来ません。私たちの側で、シャッターチャンスを見逃さずに待つ必要があるのです。

シャッターチャンスがいつ来てもいいようにカメラを持っておきましょう。そして猫の顔にピントを合わせておくことが大切です。せっかく訪れたシャッターチャンスをものにしても、肝心の表情がぼやけてしまったならがっかりですからね。

出来るだけ猫の正面に立って、顔を映しやすいようにしておきましょう。リラックスして待ち続けるならきっと良い写真がとれますよ。

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