サセックス・スパニエルの性格・特徴・飼い方｜ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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名称：サセックス・スパニエル 性格：優しい、攻撃的ではない、友好的 寿命：13～15歳 体重：約23kg 体高：38～41cm 毛色：ゴールデン・レバー 値段相場：希少犬種のためペットショップ＆ブリーダー不明

サセックス・スパニエルの性格

犬の品種の認定をはじめ、犬種標準の指定を行うジャパンケネルクラブ（JKC）によると、サセックス・スパニエルはイギリスのサセックス州原産の鳥猟犬です。 低い樹木や草などが覆い茂っている場所で狩りをするために、スプリンガー・スパニエルにノーフォーク・スパニエルやフィールド・スパニエルを交配して、1850年に作出されました。 19世紀末には一度人気が衰えましたが、モーゼス・ウーランドとキャンベル・ニューウィントンというブリーダーによって育種が行われ、1884年にはアメリカケネルクラブで公認されました。 1920年代にジョイ・スコールフィールドによって繁殖が行われましたが、原産国のイギリスでもいまだに頭数が少ないです。日本でも希少な犬種なので、飼育する場合には輸入が必要です。

サセックス・スパニエルは、穏やかで攻撃的になることは少ない犬種です。飼い主と一緒に過ごすことが好きな明るい性格をしているので、子どもがいる家庭での飼育にも適しています。

イングリッシュ・コッカ―・スパニエルや、クランバー・スパニエルなどのイギリス原産のスパニエル犬種に容姿の特徴がよく似ています。 ただし、身体の大きさはクランバースパニエルに比べるとやや小さいです。

サセックス・スパニエルの平均寿命

サセックス・スパニエルは中型犬で、平均寿命は13～15年ほどです。中型犬の平均寿命は13年ほどなので、サセックス・スパニエルは平均的な寿命の犬種と言えます。

サセックス・スパニエルの平均体重

サセックス・スパニエルの平均体重は約23kgです。オスとメスに大きな体重の差はありません。

サセックス・スパニエルの平均体高

サセックス・スパニエルの体高はオス・メスともに38～41cmが理想的です。

サセックス・スパニエルの毛色（カラー）

毛先にゴールドまでの色調のシェードがあり、ダーク・レバーやピュースは好ましくないとされています。

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サセックス・スパニエルが成犬になるまでの期間

犬はサイズによって成長期の長さが異なります。中型犬のサセックス・スパニエルは、約10～12か月かけて成犬になります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

サセックス・スパニエルの鳴き声

サセックス・スパニエルは、他の犬や人に対して吠えることは少ないです。 ただし、吠えながら猟をしていたルーツがあるので、動いている小動物を見かけると吠えることがあります。 力強さを感じられる、良く響く低い鳴き声をしています。

サセックス・スパニエルがかかりやすい病気

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

気温が22～23度、湿度が60％を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。 サセックス・スパニエルは被毛が多く、日本の高温多湿な気候には適応できないので、夏場はこまめに様子を見るようにしてください。 また、脚が短く地面からの照り返しを受けやすいので、真夏の散歩は日中を避け、朝夕の涼しい時間帯に水分補給をさせながら行いましょう。 真夏以外でも熱くなりやすい車内や室内でも熱中症になることがあるので、室温には気をつけてください。

サセックス・スパニエルの体臭

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サセックス・スパニエルは厚い被毛を持っているので、体臭がこもりやすい犬種です。脚や胸など身体の下側の長い被毛に汚れがつきやすく、放置していると臭いの原因になってしまいます。

垂れた耳は通気性が悪く汚れが溜まりやすいので、臭いが発生しやすく外耳炎にもなりやすいです。こまめに掃除をして臭いや病気のケアしてあげましょう。

サセックス・スパニエルの飼い方

イギリス原産のサセックス・スパニエルは、湿気の多いの日本の暑さには弱いので、室内での飼育に向いている犬種です。関節を痛めないように滑らないシートなどを床に敷いて、中型犬用のケージやサークルを用意して環境を整えてあげましょう。 足の裏の毛が伸びると滑りやすくなるので、こまめに整えるようにしてください。

間違った抱き方をすると椎間板ヘルニアの原因になるので、胸と腰を支えて抱っこするように注意が必要です。2本足で立ち上がらせるのも背骨に負荷がかかってしまうので、避けるようにしましょう。

大人しい性格ですが、狩猟犬のルーツがあるので必要な運動量が多い犬種です。毎日しっかりと運動させる時間を確保できない方には、飼育は難しいでしょう。

ただし成長が遅い犬種なので、子犬の頃から激しい運動をさせると成長板を傷つけてしまう可能性があります。激しい運動は1歳まで、アジリティなどのドッグスポーツは18か月まではさせないようにしてください。

ドッグフードの量・回数

ドッグフードは、ライフステージに合わせて中型犬用の総合栄養食を与えましょう。サセックス・スパニエルのような運動量が多い犬種は、消化器官がデリケートな傾向があるので、消化しやすいフードを与えましょう。

子犬は免疫機能が発達する時期なので、ビタミンEなどを含む抗酸化物質を含んだフードが適しています。骨を発達させるカルシウムやリン、マグネシウムなどがバランスよく含まれているフードもおすすめです。 ただし、成長期に過剰にカルシウムを与えると必要以上に吸収されて成長に悪影響を与えるので、注意しましょう。 美しい被毛や健康な皮膚を維持するために、EPAやDHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸を含むフードも適しています。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3～4回に分け、ふやかして与えます。成犬になれば基本的は1日2回与えましょう。 椎間板ヘルニアや股関節形成不全の予防のためにも、フードは適切な量を与えて肥満にならないようにしてください。

食べさせてはいけないもの

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物！食べてしまった時の対処法もご紹介！

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

サセックス・スパニエルはダブルコートの長毛種です。 抜け毛が多いので、こまめにブラッシングする必要があります。春と秋にある換毛期には通常よりも多くの毛が抜けるので、毎日ブラッシングしてあげましょう。

主にスリッカーブラシで抜け毛を処理して、コームやラバーブラシで毛並みを整えるようにブラッシングします。 背の低い木や茂みの中で狩りをするために作出されたので、身体を守るために胸や脚などにある被毛が長くなっています。汚れがつきやすいので、ブラッシングしながら汚れやゴミを取り除いてあげましょう。

お風呂の入れ方

シャンプーの頻度が高すぎると皮膚が荒れる原因になるので、月1～2回を目安にお風呂に入れてあげましょう。 シャンプー液の流し残しがあったり被毛が完全に乾いていない状態では、皮膚病になってしまう可能性があります。被毛が多くシャンプーやドライに手間がかかりますが、しっかり丁寧に行ってください。

あらかじめブラッシングをして抜け毛の処理をしておくと、スムーズに洗うことができるのでおすすめです。

最適な散歩時間

サセックス・スパニエルはエネルギッシュで運動や散歩が好きな犬種なので、毎日30～40分ほどの散歩を2回行いましょう。 ただし、成長板を痛めやすいので、1歳になるまで激しい運動をさせないように注意してください。

猟犬として活躍してきたので、散歩中に小型の動物を見つけると追いかけてしまうこともあります。コントロールできるようにしっかりトレーニングをして、リードを離さないように注意しましょう。 散歩が足りないと運動不足でストレスが溜まったり、肥満になったりします。肥満はサセックス・スパニエルがなりやすい椎間板ヘルニアや股関節形成不全の原因にもなるので、十分運動させるようにしてください。

サセックス・スパニエルのしつけ方法

サセックス・スパニエルは頑固な一面があるので、しつけは根気よく行う必要があります。してほしいことを的確に伝えて、成功したらたくさん褒めるようなトレーニングをしましょう。

飼い犬が言うことを聞かないから感情的に怒鳴りつけたり、暴力で押さえつけようとしては「虐待」になります。 犬はトレーニングを重ねることでしつけを覚える生き物なので、根気よく繰り返し教えてください。

トイレのしつけ方

サセックス・スパニエルの子犬を家に迎えたら、すぐにトイレのしつけを開始しましょう。 開始時期は遅れると、勝手に排泄場所を決めてしまって矯正するのが大変です。室内飼いに向いている犬種なので、トイレのしつけができていないと部屋が汚れて衛生的に良くありません。

1歳以上のサセックス・スパニエルにトイレのしつけをする場合も、子犬と同様の方法でトレーニングしますが、覚えるのに時間がかかる傾向にあります。

多頭飼いの場合は他の犬とトイレを共有する方法がありますが、犬のストレスになるようなら個別のトイレを用意しましょう。

無駄吠えのしつけ方法

サセックス・スパニエルは穏やかでフレンドリーな犬種なので、人に対して無駄吠えをすることは少ないです。 ただし、飼い主に甘えたり要求するときに吠える可能性があるので、しっかりしつけをする必要があります。頻繁に無駄吠えをすると近隣の迷惑になるので、子犬の頃からトレーニングを始めましょう。

噛み癖のしつけ方法

サセックス・スパニエルは攻撃的な犬種ではないですが、力が強く活力があるので噛み癖がついていると相手にケガをさせてしまうかもしれません。 甘噛みがエスカレートして噛み癖になることがあるので、子犬の甘噛みの段階でトレーニングをする必要があります。

かつては狩猟犬だったルーツを持つため、狩猟本能が残っています。噛むという行動は本能的なものなので完全にやめさせることはできませんが、噛んでもよいものといけないものの区別を教えることは可能です。

歯が生え替わる時期は、しきりにものを噛もうとします。これは乳歯が抜ける前の違和感による行動で、通常は永久歯が生え揃えば落ち着くため問題ありません。 噛んでもいいおもちゃなどを与えましょう。

待てのしつけ方法

サセックス・スパニエルは動く小動物を見つけると追いかけようとするので、「待て」をさせて落ち着くまで待機させる必要があります。 「待て」は病院や散歩中などのシチュエーションでも役に立つので、子犬の頃からトレーニングをしましょう。

留守番のしつけ方法

留守番に慣れていない犬は飼い主がいなくなって不安になると、家具を噛んだり粗相をしたりなどの問題行動を起こすことがあります。パワフルなサセックス・スパニエルが暴れると、被害も大きくなる可能性があります。

留守番はすぐに上手になるわけではないので、少しずつ慣れさせていきましょう。

保護犬の里親情報をチェック！

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家族として犬を迎えることを検討されている場合は、「保護犬の里親になる」という選択肢もぜひご検討ください。 新たな飼い主さんのお迎えを待っている子たちがたくさんいます。

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