子犬のしつけはいつからスタートすると良い?正しいしつけの順番やポイントを解説!

子犬のしつけはいつからスタートすると良い?正しいしつけの順番やポイントを解説!

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子犬を我が家に迎えた時は、これからの愛犬との楽しい生活を夢見てワクワクすることでしょう。しかしこれから10年前後続いていく愛犬との穏やかで楽しい毎日のためには、「しつけ」を早いうちからスタートすることが欠かせません。ここでは子犬の正しいしつけの順番やしつけのポイントをご紹介します。

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子犬のしつけをする時のポイント

指示語を見る犬

Hannamariah/shutterstock.com

指示語は統一させる

家族がたくさんいるなら、犬への指示語は統一させるようにしましょう。たとえば誰かは「ハウス」というのに、別の人は「おうち」などと指示語が違っていると犬は混乱してしまいますし、いつまで経っても覚えてくれないでしょう。

「ハンドサイン」に関しても同様のことが言えます。ハンドサインは特にこうすると決まったものはないので、ご家庭ごとにそれぞれの指示語を示す共通のハンドサインを決めておくことができます。

たとえば「おすわり」なら「右手の人差し指を上にあげる」とか、「伏せ」であれば「右手を開いて下に降ろす」といったようにです。

大切なのは、どんなハンドサインであったとしても犬にとって分かりやすい簡単なものであるようにし、それを犬が見やすい位置や高さで出すということ、そして家族が統一していつも同じ動作することです。

しつけの時間は短くする

特に子犬の場合、集中力は長く続きません。一度に長時間かけて、あるいはいくつものしつけを一度に行おうとしないことです。それは逆効果になってしまいます。しつけは一回に2,3分程度で終わらせるようにし、それを毎日根気よく繰り返すようにしてください。

厳しく叱ったり怒ったりしない

犬のしつけと聞くと、厳しく怒らないとなめられてしまうのでは?と思ってしまうかもしれませんが、しつけでいちばん大切なのは「愛情をかけること」です。

「できなかったことを厳しく怒るやり方」ではなく、「できたことをいっぱい褒めてあげるやり方」でしつけをすることが大切です。犬は褒めてもらえたことを次もやろうとするからです。

もちろん、必要な時には叱ることも大切です。しかし叱る時にはタイミングも非常に重要です。特にトイレをしている最中や、犬の名前を呼んだ後などに叱るのはしてはいけません。

そうすると、子犬はトイレと自分を結び付けてしまい、嫌なイメージを持ってしまう可能性があります。また、排せつそのものが悪いことなんだと思ってしまい、我慢したりどこか隠れた場所で排せつしたりするようになってしまいます。

しつけの順番にこだわり過ぎない

子犬を迎えてからの正しいしつけの順番について取り上げてきましたが、必ずしもこの順番通りできなければ良い犬ではない、りっぱな飼い主とは言えないなどと言うことは決してありません。

それぞれの犬によって個性は異なりますし、得意とすること不得意なことも違います。子犬の様子をいちばん近くで毎日見ている飼い主だからこそ、その子のことをいちばん理解できるのだと思いますから、しつけの順番にこだわり過ぎずに、愛犬のペースに合わせて行っていくようにしてください。

しつけの順番は「あくまでも目安に過ぎない」ことを覚えておくようにしましょう。何度も言いますが、大切なのは飼い主の愛情が伝わるように教えること、愛犬との信頼関係を築いていけるようにすることなのです。

たたいたり蹴ったりするのはNG!

子犬に限らないことですが、しつけをする時にたたいたり蹴ったりして手を出すことは絶対にしてはいけないことです。

犬はただ怯えてしまうだけで、飼い主への不信感を募らせてしまうでしょう。手をあげることはしつけにとって何のプラスにもならない、逆にマイナスになってしまうだけだということを忘れないでください。

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