猫はキャットニップが大好き?キャットニップの正しい与え方や効能を解説!

猫はキャットニップが大好き?キャットニップの正しい与え方や効能を解説!

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キャットニップはシソ科イヌハッカ属に属しているハーブで、葉の形状や香りがミントによく似ています。西洋では古くから使用されているハーブで、日本では”キャットミント・イヌハッカ”とも呼ばれています。ここではキャットニップの基本情報や猫への正しい与え方、効能などを紹介します。

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まだまだある!猫に安心して使えるハーブとは?

ハーブの香りをかぐ猫

Anna Chavdar/shutterstock.com

ハーブは自然のお薬とも呼ばれるほと、さまざま効能や効果が期待されています。近年の健康ブームの影響で、自宅のベランダや室内でハーブを自家栽培している方も増えています。

そんなハーブは、キャットニップのように人間だけでなく、猫にも有効なものがたくさんあります。キャットニップ以外のハーブで、猫も安全&安心に使えるハーブをいくつかご紹介しましょう。

バレリアン(セイヨウカノコソウ)

ヨーロッパ原産のハーブ・バレリアンは、オミナエシ科ノコソウ属に分類されているハーブです。ラテン語で健康になる、強くなるなどの意味を持つ今注目のハーブとして、ハーブティーやサプリメントにも使用されています。

独特な強い香りが特徴的なため、猫が好むハーブとして知られています。バレリアンはマタタビやキャットニップよりもさらに効果や効能が薄いので、害の心配なしで猫に与えられるのもポイントです。

バレリアンをハーブティーにして飲むと、快眠やリラックス効果、不安な気持ちを和らげる、気持ちを落ち着かせる効能があると言われています。また、元気がない時には刺激剤として効果を発揮してくれます。

キャットタイム

キャットタイムは、シソ科に属するハーブです。可愛らしいピンクの花を咲かせるため、見た目がよくタイムに似ていますが、全く別の種類になります。キャットタイムが放つ独特な香りを好む猫は多く、猫が好きなハーブと言われています。

キャッツクロー

キャッツクローは、ペルーを中心とする南米原産のアカネ科カギカズラ属に分類されている蔓状の樹木です。蔓に猫の詰めのようなトゲが生えているため、”Cat’s Claw(猫の爪)”と呼ばれるようになりました。

ペルーの先住民の間では古くから生薬として重宝されており、現在では欧米を中心に健康食品として注目されているハーブになっています。猫用のサプリにはキャッツクローのエキスが含まれており、人間だけでなく猫にも効果や効能が期待されています。

キャッツクローの中には、根や樹脂に含まれている”アルカロイド”という成分が含まれており、炎症や痛みを抑える作用があることからリウマチや関節炎に有効と言われています。

カモミール

キク科に属しているハーブ・カモミールは、おそらく多くの方がご存知のことでしょう。カモミールには抗菌や殺菌作用、安眠効果、リラックス効果などさまざま効能があるため、健康維持や向上が期待されているハーブのひとつです。そのため、キャットフードにカモミールエキスを使っているペットメーカーもあるようです。

カレンデュラ

カレンデュラは、地中海沿岸原産のキク科に属しているハーブです。和名ではキンセンカという名前で親しまれています。

カレンデュラは皮膚や粘膜の再生を促ス効果や抗菌作用にも優れているため、日焼けややけどに効果があると言われているスキンケア商品やヘアケア商品などの成分として使われています。猫などのペット用のサプリメントやスキンケア商品にも使われており、その効果や効能が期待されています。

タンポポ

日本でもお馴染みのタンポポは、世界中で古くから生薬として利用されています。タンポポという英語名は、タンポポのギザギザの歯がライオンの歯によく似ているため、フランス語で”ライオンの歯”を意味する”ダンデライオン”と呼ばれています。

タンポポは葉、茎、花、根とすべての部分が身体にいいと言われています。具体的には血糖値を下げたり、利尿作用を促したり、解毒作用で皮膚疾患を和らげるなどが挙げられます。

そのため、猫がかかりやすいと言われている腎不全や糖尿病を患っている子に、タンポポ茶をサプリメントの一環として与えている飼い主さんも少なくありません。もちろん、人間がタンポポ茶を飲んでも同じような効果や効能を期待できます。

まとめ

キャットニップをなめる猫

Kelly Magnuson/shutterstock.com

キャットニップについてみてきましたがいかがでしたか?

キャットニップはマタタビと似たような効果がありながら、ハーブの一種なのでマタタビよりも安全性が高いことが分かりました。キャットニップの使い方にはさまざまな方法があるので、ぜひ愛猫への目的や用途に合わせて上手に使っていきましょう。

そして安全性が高いとは言え、与える際には適量を守ることを忘れないようにしましょう。現在マタタビを使用している方は、この機会に安全性が高いキャットニップへと切り替えてみるのはどうでしょうか?

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