猫が自分の足を吸う行動にはどんな意味がある?おしゃぶり癖の治し方とは

猫が自分の足を吸う行動にはどんな意味がある?おしゃぶり癖の治し方とは

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愛猫が自分の足を「チュッチュ チュッチュ」とおしゃぶりのように吸いついている姿を見て、癒されている飼い主さんは多くいるのではないでしょうか。この記事では、猫のおしゃぶりにはいったいどのような意味があるのか、またおしゃぶり癖の治し方について解説したいと思います。

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おしゃぶり癖の治し方

猫とおもちゃで遊んでいる飼い主

PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com

子猫が母親に甘える仕草で行なっている多少のおしゃぶりなら次第に治るかもしれません。しかし、自分の肉球をしゃぶり過ぎて炎症を起こすようならばすぐにでもやめさせなければなりません。

また、飼い主さん自身痛いと感じた場合もやめさせる必要があります。では、どのようにしたら良いのでしょうか。

母猫と同じことをする

子猫は飼い主さんのことをお母さんだと思って甘えてきているのですから、母猫がやめさせる方法と同じことをしてみると良いかもしれません。

上記でお伝えしたように、母猫は吸われる度に痛みを感じますので、子猫を蹴飛ばしたり、「フーッ!」と威嚇したり、前足で子猫の鼻をたたいたりして「してはいけないこと」と少しずつ教えていきます。

かわいそうという気持ちが心に残りますが、吸い癖を治すためには飼い主さんが母猫になりきることが大切かもしれません。肉球吸いをする時であれ、飼い主さんに吸いつく時であれその行為のジャマをする必要があるようです。

■肉球の場合 ・肉球をしゃぶりそうになったらその手を飼い主さんの手でそっと隠す。 ・肉球をおしゃぶりしていたらその手を猫の口元からそっと引き離す。

■飼い主さんの手や腕、耳たぶの場合 ・子猫に恐怖心を与えない程度に、母猫になりきって威嚇してみたり、鼻先をちょっと突いてみる。

安心感を与えるためのブラッシング

猫ちゃんからすると安心感を得るためのおしゃぶりをダメと言われてしまったわけですから、別の方法で安心感を与えてあげる必要があります。

その方法の一つとして「ブラッシング」があります。しかしそのためには普段からブラッシングをして、ブラッシングは心地よいものだということを知っておいてもらう必要があります。

猫ちゃんにとってはブラッシングがストレスの原因になる場合もありますが、飼い猫にとってブラッシングは必要なものです。なるべく幼い時から心地よいものだと教えておくと良いでしょう。

おしゃぶりをしそうになったら、もしくはおしゃぶりをしていたなら、そっとブラッシングに切り替えてみるのはいかがでしょうか。

おもちゃで気をそらしてみよう!

ブラッシングがダメであったとしても、おしゃぶりしそうになったら猫じゃらしなどのおもちゃを使って気を引いてみるのも良いかもしれません。おもちゃにつられ、甘えモードから遊びモードにチェンジするかもしれませんよ。

おもちゃを使って気をそらす方法は、猫ちゃんにとってもストレスがかからず、おしゃぶり癖を治していくことができると思います。

しかし、どのような方法をとってもすぐに治るわけではなく時間はかかるでしょう。あせらずに時間をかけて治してあげることができると良いですね。

愛猫のおしゃぶり対策としてオススメの商品

飼い主に撫でられて気持ちよさそうにしている猫

Nitikorn Poonsiri/shutterstock.com

愛猫がおしゃぶりをしそうになったら、もしくはおしゃぶりをしていた場合の対策としてオススメの商品を紹介したいと思います。

おしゃぶりをやめさせる目的で作られた商品ではありませんが、猫ちゃんをリラックスさせ、おしゃぶりから気を引くという点では効果を期待することができるでしょう。

ねこじゃすりワタオカ

撫でてあげるだけで猫ちゃんがうっとりしてしまうという、広島の老舗やすりメーカー「ワタオカ」が開発した新しいコミュニケーションスティックです。

うっとりの秘密に関して公式サイトには、「ねこの舌のようなザラザラとした細かなやすり面が気持ち良さのひみつです。ねこの舌の表面はザラザラしていて、毛をからめとるブラシ(毛づくろい)の役割があります。ねこの舌で舐められると痛いのは、舌の表面がやすりのような構造になっているからです。毛づくろいの行為はねこにとってリラックス効果があり、ねこ同士のコミュニケーションを生むものでもあります。」と、書かれていました。

猫ちゃんのおしゃぶり対策として作られたわけではないものの、猫ちゃんを飼っているご家庭に一つはあっても良いのではないでしょうか。

公式サイトはこちらです。気になった方は是非見てみてください。

ねこじゃすり/Amazon

まとめ

猫ちゃんのおしゃぶりの理由は母親に『甘えたい』という気持ちが大きな理由です。

母猫にしっかりと育てられた子猫は、上手に乳離れしていきます。しかし、お母さん猫のおっぱいを欲しがっている子猫を引き離してしまうと上手に乳離れすることができず、母親に甘えたい気持ちだけが強く残り、自分の肉球や飼い主さんの手や耳たぶをおしゃぶりするようになってしまうということが分かりました。

飼い主の手や自分の肉球をおしゃぶりしている姿は見ていてとてもかわいいですが、おしゃぶりはやめさせないと吸い癖が抜けなくなってしまいます。愛猫のその後の起こり得るトラブルを避けるためにも、早めに吸い癖を治してあげるようにしましょう。

おしゃぶりをやめさせられるというだけで猫ちゃんにはストレスがかかってしまいます。できるだけストレスを与えず、遊びモードやおしゃぶり以外のリラックスモードに切り替えて自然な形でおしゃぶりをやめさせるようにしましょう。

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