犬がクンクンと鳴くのはどうして?鳴き続ける理由と対処法を紹介!

犬がクンクンと鳴くのはどうして?鳴き続ける理由と対処法を紹介!

update

犬の鳴き方の中に「クンクン」と聞こえるものがあります。特に子犬に多い鳴き方ですが、どうしてクンクンと鳴くのでしょうか?かわいい鳴き方ですがちょっと心配になる鳴き方でもあります。ここでは犬がクンクン鳴き続ける理由と対処法を取り上げます。

update

成犬になってからクンクン鳴く理由

鳴く犬

leungchopan/shutterstock.com

クンクンと鳴くのは子犬だけではありません。成犬になってからもクンクンと鳴くことがあるのです。どんなときにクンクンと鳴くことがあるのでしょうか?いくつかの理由を挙げてみましょう。

①認知症

クンクンと鳴くことがなかったのに、シニア犬になってからクンクンと鳴くようになることがあります。この場合は認知症を疑う必要があるでしょう。人間と同じで犬も認知症になります。しかも犬は歳を取るスピードが人間よりも早いので、思っていた以上に早く歳を取り、加齢に伴う問題に直面するようになります。

認知症になると子ども返りすると言われています。子犬の時にクンクンと鳴きながら甘えていましたが、それを老犬になってから行うようになるのです。

認知症になると昼と夜の生活が逆転したり、徘徊するようになったり、家の中で迷子になったりするようになります。トイレの場所を忘れてしまい粗相をするようにもなるでしょう。こうした問題行動が見られるようになったら、動物病院で診察を受けるようにしましょう。認知症であれば対策や特別なお世話が必要になります。

②発情期

発情期のメス犬がクンクンと鳴くこともあります。メス犬の発情期は年に2回、春と秋に来ると言われています。オス犬は発情期にメス犬から出るフェロモンに反応して発情するようになります。そしてメス犬のことが気になってクンクンと鳴くことがあります。

クンクン鳴くだけならいいですが、メス犬の後を追い回したり、もっと大きな声で鳴いたり、脱走しようとしたりするオス犬もいるので困ってしまいます。発情期中の問題行動をなくすために、去勢手術や避妊手術をすることがすすめられています。メリットとデメリットあるのでそれらをよく検討するといいでしょう。

③偽妊娠

メス犬が発情期を終えて1~2か月後に、妊娠していないのに妊娠しているときと同じ兆候が現れることがあります。偽妊娠と言いますが、ちょうどいい大きさのおもちゃを子犬に見立てるようになります。クンクンと鳴いて歩き回ることもあるようです。妊娠していないのに母乳が出るようにさえなります。

乳腺をペロペロと頻繁に舐めるようになりますが、乳腺が張って乳腺炎になってしまう可能性があるので、洋服を着せるなどして舐められないようにする必要があります。子犬に見立てたおもちゃのようなものがあったら、気付かれないように隠してください。クンクン鳴きながら探しますが、隠し続けることが大切です。

まとめ

何かを訴えるパグ

Viorel Sima/shutterstock.com

犬がクンクンと鳴く理由について調べることができました。甘えながらクンクン鳴く子はかわいいですね。できる限り愛情を注いで接してあげてくださいね。

要求鳴きの場合は無視をする必要がある場合もあること忘れないでください。不安、病気などが原因でクンクンと鳴いている場合はできる限り早く対策するようにしましょう。

人間のように言葉でコミュニケーションはできませんが、愛犬の鳴き声や様子をよく観察して、愛犬の気持ちを理解できるように努力したいですね。こうして少しの異変にも気づくことができるようになりたいものです。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板