犬がご飯に不満があるときの仕草や行動とは?犬の食欲を増す方法と対策も紹介!

犬がご飯に不満があるときの仕草や行動とは?犬の食欲を増す方法と対策も紹介!

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犬はご飯をガツガツ食べるイメージがありますよね。しかし時にはご飯を食べようとせずに、自分の不満をアピールしてくる犬もいるようです。犬がご飯を食べてくれないことで悩んでいる飼い主さんも少なくありません。ここでは犬がご飯に不満がある時の仕草や行動、対策を紹介します!

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犬がご飯に不満を持つこともある?

ご飯を食べない犬

WilleeCole Photography/shutterstock.com

犬はご飯をガツガツ食べるイメージがありますよね。犬は基本的にご飯が大好きです。ドッグフードを与えた途端、素早く食べてしまうことがほとんどです。

しかし時にはご飯を食べようとせずに、自分の不満をアピールしてくる犬もいるようです。犬がご飯を食べてくれないことで悩んでいる飼い主さんも少なくありません。

犬もご飯に対して不満を持つことがあります。そしてそれを仕草や行動で表してくることもあるのです。では犬がご飯に不満を持つ理由にはどんなものがあるのでしょうか?犬がご飯に不満を持っている時はどんな行動や仕草を表わすのでしょうか?

犬がドッグフードに対する態度を変えてしまうことがあるかもしれません。今までは美味しそうに食べていたのに、徐々にごはんを食べなくなるのです。時には急にごはんを食べなくなることもあります。

犬にとって食事は大切なものです。食べなくなるということは何かしら大きな意味があるはずです。犬の行動や仕草から、犬の気持ちを知ることができるでしょうか?

愛犬の不満は行動や仕草に表れる!

愛犬たちは不満を行動や仕草で表現することがあります。ご飯に対する不満も同様です。ごはんを目の前にしたときに、これまでとは違った態度を取ることでしょう。あからさまに嫌がるような仕草をすることもありますし、食事に興味がないかのような態度になる場合もあります。

飼い主さんとしても、犬がご飯に不満を持っていないかどうか知りたいですよね。では次に、犬がご飯に不満がある時の仕草や行動を紹介したいと思います。それぞれの行動に隠れた気持ちを知ることができるでしょう。

ご飯に不満がある時の犬の仕草や行動

不満そうに見つめる犬

Gladskikh Tatiana/shutterstock.com

ご飯に不満がある時の犬の仕草や行動には共通点があります。人間であれば不満を持っていてもいつも通り食べるかもしれませんが、犬はそうではありません。食べ方にはっきりと不満が表れます。食べなくなったりゆっくり食べたりするのです。

これから、不満を持っている時のそれぞれの仕草や態度を解説していきますね。もしかしたら、皆さんの愛犬も同じような態度になっているかもしれませんよ。

①食べない

多くの犬はごはんに不満があると食べなくなります。今までは食べていたにも関わらず、不満を感じると一切食べないのです。特にごはんの種類を変えた時に食べなくなることが多いです。少しだけニオイを嗅いで一切食べないことも多いでしょう。こちらを眺めながら、「はやく下げてよ」と言わんばかりに待ちの姿勢に入ってしまいます。

犬が食べなければ、飼い主さんは動揺してしまいますよね。食べない状態が続けば必ず身体が弱ってしまいます。「なんとか食べてもらわないと」と焦ってしまいますよね。犬が「食べない」ことはかなり大胆な行動だと言えます。犬の不満の度合いも相当大きいのでしょう。

②食べる量が減る

食べる量が減る場合もあります。このケースもよくあるパターンです。いきなり食べる量が減るというよりも、徐々に食べなくなっていくのです。飼い主さんも最初は「今日はお腹が空いていないかな?」と考えるくらいですけど、だんだんと食べる量が減っていくにつれて心配になってきますよね。

確かに飼い主さんに不満を分かってもらうためには効果的な行動だと言えます。ある程度は食べてくれているので、食べれないほどの不満はないのでしょうが、食べる量が減っていくと「もう飽きちゃったんだよ~」というメッセージ性を強く感じますよね。

③ゆっくり食べる

犬たちは基本的に早食いです。食べることが好きなので、急いで食べる犬たちは多いです。そんな犬があえてご飯をゆっくり食べるのです。「おいしくない」「食欲がない」といった不満を感じさせますね。

人間の子供でも同じようになってしまう子が多いですよね。不満を表わそうとあえてゆっくり食べているわけではないでしょうが、苦手なものはなかなか食べづらいのでしょう。親や学校の先生に怒られながら少しずつ食べていくのです。

犬も嫌々食べているのでしょう。「これしかないから食べるけど……」という言葉が伝わってきそうです。

④ご飯をつつく

本来であれば、食べるべきご飯を前足でつつきだすかもしれません。ご飯で遊んでいるようにも見えます。本当にご飯で遊んでいる場合もありますが、大抵の場合は残ったご飯を隠そうとしているのだそうです。

目の前にあるご飯はもう食べたくないので、埋めて隠そうとするのでしょう。美味しければ残さずに食べてしまうので、この行為もやはりご飯に対する不満だと受け取れます。

⑤飼い主を見つめる

ご飯を食べる前や途中で飼い主さんを見つめることもあるでしょう。これは明確な飼い主さんへの要求と捉えて良いでしょう。「美味しくないから、交換して」「食べたくないよ」「もうお腹いっぱいだよ」という気持ちを表現しているのです。

しばらく見つめて私たちがなにもしなければ、そのまま食べずにどこかへ行ってしまうことさえあるかもしれません。犬としても私たちに伝えたい感情があるのでしょう。できるなら不満となる理由も理解してあげたいですよね。

犬がご飯に不満を持つ理由

ご飯を食べない犬

Eric Isselee/shutterstock.com

犬がご飯に不満を抱いたときの仕草や行動を知ることが出来ましたね。ではどうしてご飯に不満を持つのでしょうか?犬がご飯に不満をもつ理由について考えてみましょう。

美味しくない

犬がご飯に不満を持つのは美味しくないと感じるからです。ドッグフードを変更したときなどに、このような不満を持つことが多いです。「以前の方が美味しかった」と感じて、戻してほしいと思うのです。

もちろん美味しいからと言って栄養バランスが優れているわけではありません。栄養バランスの優れたものに変えたときに、犬としては美味しくないから戻してほしいと思うこともあるのです。

実際のところ犬の食事のスピードを見ていると、舌で味わっているようにはあまり見えませんよね。確かに犬の舌はそこまで敏感ではありません。ではどこで美味しさを感じているのでしょうか?舌はもちろんですが、ニオイに対する反応が大きいようです。お肉や魚のニオイが強く残っている食べ物はより美味しいと感じるのです。

犬は刺激物を嫌う傾向もあります。ごはんから酸っぱいニオイや刺激的な味を感じるなら、美味しくないと思ってしまうでしょう。

体調が悪い

犬は体調が悪い時にはごはんを食べなくなるものです。これは「不満があって食べない」と言うよりも、「食べられない」と言った方が近いですね。

体調が悪い場合には、極端に食べなくなったり食べたものを吐いたりします。何らかの病気を抱えている可能性も高いので、様子を見た後で病院に連れて行くといいでしょう。

食欲がない

犬がご飯に不満を抱くのは、食欲がないことが原因かもしれません。あまりお腹が空いていないのかもしれません。すごく美味しいものであれば食べるかもしれませんが、いつでも食べることができるようなドッグフードでは食欲が出ないのです。

年齢によっても食欲に変化が訪れることもあります。犬は高齢になると味覚や嗅覚が衰えていきます。犬にとって食欲と嗅覚は密接な関わりがあります。嗅覚が鈍いので、美味しいものだと判断出来ないのですね。当然食欲もなくなるでしょう。

私たちもたとえお腹が空いていたとしても、無味無臭の食べ物は食べ続けることはできないですよね。どうしても食欲はわきません。老犬も同じような状態なのでしょう。

また、老犬になると身体が求めるエネルギーや栄養素も変わってきます。これまでのようにたくさんのエネルギーは必要なくなります。運動量が減るのでお腹も空きづらくなるでしょう。当然食欲にも減退します。

甘えから

犬がドッグフードに不満を持つのは甘えによる場合も多いです。犬は飼い主さんに甘えてしまっているので、出されたご飯をたべなければもっと美味しいごはんが提供されると考えてしまっているのでしょう。

この傾向は、甘やかされている犬やおやつばかり与えられている犬に多いものです。普段から甘やかされすぎると、飼い主よりも自分の方が上だと勘違いします。自分の要求が通ると思っているので、簡単に不満をもってそれを態度に表わすのです。

おやつを与えすぎるのも問題です。おやつは非常に嗜好性の高い食べ物です。ドッグフードよりもおやつの方が美味しく感じるわけですから、そればかりを欲しがってしまうのでしょう。

犬がおやつを要求したときに与えてばかりいると、ご飯を食べずにおやつを要求するようになるのですね。しかし犬を甘やかしたままにしていると、後で大変になります。しっかりと矯正する必要があるでしょう。

ストレス

過度なストレスは犬の食欲を変化させます。病気と同じで、「不満がある」というよりも「食べられない」といった表現が正しいでしょう。

犬は騒音や環境の変化などで強いストレスを抱えることがあります。ストレスを感じると急に食欲がなくなり、ごはんを食べなくなるでしょう。飼い主さんがご飯をあげても、ウロウロしたり飼い主さんを見つめたりするだけかもしれません。

ストレスが原因ですから、叱るのではなく優しく対応してあげましょう。原因を取り除いてしばらくすると、元通り食べてくれるようになるでしょう。

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