犬が耳をぺたーんとするのには理由があるの?耳から分かる犬の心理とは

犬が耳をぺたーんとするのには理由があるの?耳から分かる犬の心理とは

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ふと愛犬を見てみると、耳を後ろにぺたーんと倒しているところを見かけることはありませんか?耳が倒れている理由を知ると、愛犬の気持ちや状態を知ることができる非常に重要なポイントです。そこで今回は、犬が耳ぺたーんとする理由についてご紹介していきたいと思います。

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犬が耳をぺたーんとするのには理由があるの?耳から分かる犬の心理とは

犬が耳をぺたーんとするのには理由があるの?

耳を後ろに倒している犬

imagesbycat/shutterstock.com

家にいる時や散歩をしている時など、ふと愛犬を見てみると、耳を後ろにぺたーんと倒しているところを見かけることはありませんか?

何気なくしていると思われがちですが、耳を後ろに倒しているという様子から犬の心理が分かるのです。実はこの耳が倒れている様子というのは、愛犬の気持ちや状態を知るのに、非常に重要なポイントです。

今回は、犬が耳ぺたーんとする理由や意味についてご紹介していきます。

体の部位で分かる犬の心理

しっぽを振っている犬

Susan Schmitz/shutterstock.com

犬は人間のように言葉を話すことができないため、犬の気持ちを知りたいと思っていても、犬の心理を知るのは非常に難しい事です。愛犬とずっと長い間一緒に居る飼い主でも、犬の気持ちを知ることができたらいいのにな~と思われる方は多くおられるのではないでしょうか。

犬の気持ちをすべて分かるということはできませんが、犬が今どのように感じているのかを漠然と知る方法はあります。その方法は、犬のボディランゲージを理解することです。犬の行動や仕草から、犬がどのような気持ちでいるのかを読み取るのです。

犬の耳の向きや体の些細な動きを観察することで犬の気持ちを知ることができるでしょう。例えば、よく言われるのは「尻尾を大きく振っているときは犬が喜んでいるとき」というものがあります。しかし、犬が尻尾を振っていたとしても喜んでいるとは限りません。尻尾をどの程度振っているのか、また尻尾が下がり気味なのか、それとも上がり気味なのかなどによって意味が大きく変わってくることもあります。

このように、犬の体の部位にはその犬の心理があらわれるということが多くあります。そのため、ボディランゲージのひとつとして、犬の体の部位の動きの意味を知ることは重要になってきます。

犬が耳を後ろにぺたーんとしているときの心理

不安な顔をした犬

Michael Pettigrew/shutterstock.com

では、犬が後ろにぺたーんと耳を倒しているとき、犬はどのような心理状態なのでしょうか?いくつか考えられる理由を見ていくことにしましょう。

恐怖や不安を感じている

最も考えられる心理として挙げられるのは、恐怖や不安を感じているという状態が考えられます。犬にも性格がいろいろあるので、臆病な犬の場合、散歩中に自分よりも強そうな犬が前方から向かって来たときに、「怖いな」「攻撃されないかな」と恐怖心を持ってしまい、耳が後ろにぺたーんとなってしまうことがあります。

またこの時に、耳を後ろに倒しながら尻尾が下がっていたり、重心が後ろに傾いた状態で、力をいれたまま前に進もうとはしたがらないという様子がうかがえるのであれば、ほぼ確実に恐怖心や不安感を抱いているといえるでしょう。

その場合、まずは飼い主さんが愛犬の近くでしゃがみ込んであげて、頭やからだを撫でるなどして、安心させてあげることが大切になってきます。

目の前にいる相手に対して「降参です!」という状態

犬は目の前にいる相手に対し、「あなたには決して敵いません」「降参です!」という心理状態のときにも、耳を後ろにぺたーんと倒していることがあります。

この様子は、主に散歩中や飼い主さんに叱られている時に見られることが多い光景といえます。飼い主さんに叱られている際に、耳を後ろに倒している場合には、「もう十分わかりました。だから怒るのはもう止めてください」という犬の心理状態であると考えられます。

散歩中に自分の方に近付いてきた犬に対して耳をぺたーんとした場合には、「あなたには敵いません」という意味が隠されています。この時に、耳をぺたーんと後ろに倒すだけではなく、同時に目をそっと反らすことがあります。目を反らすという行為もボディランゲージの一つで、これにも「降参です」「あなたには敵いません」という、同じ心理状態が隠されているようです。

「敵ではないよ」とアピールしている

散歩中に自分の方に近付いてきた相手の犬が敵意をむき出しにしてきた場合に、耳を後ろに立てている状態でいるのであれば、「僕は敵じゃないよ」「攻撃はしませんよ」という気持ちを伝えているようです。

この時も前述と同じように相手の犬の目を見ずに、目を反らすボディランゲージを見せたり、大型犬の中には小型犬を変に怖がらせたりしないようにするため、自ら態勢を低くして「危険じゃないよ」というアピールをする優しい子もいるようです。

この場合は、「僕は敵じゃないよ。君と仲良くしたいよ。」という気持ちのあらわれでもあるようです。もしも相手の犬がこのような行動を取った場合には、すぐに自分の愛犬をほめてあげるなどして、飼い主として適切な対応を取ってあげるようにしましょう。

撫でてもらえるのが分かっている

他に隠されている犬の心理としては、撫でられるということが分かっていて、耳をぺたーんと倒しているということもあるようです。

家の中で飼い主さんが愛犬に向かって手を伸ばした瞬間、耳を後ろに倒したという経験はありませんか?もしもこれが知らない人であるならば、「怖い」とか「不安だな」という気持ちのあらわれになりますが、普段から愛犬を撫でている飼い主さんであれば、「これから撫でてくれるんですね」というように、撫でてもらえることを予想して、愛犬が自ら撫でてもらいやすいようにと耳をぺたーんと倒すことがあります。

特に撫でてもらって気持ち良い場所を飼い主さんが理解してあげていて、普段から耳の付け根の部分をマッサージしてあげるという場合、愛犬もそこを撫でてもらうことが気持ち良いということをしっかり分かっているため、自らそこを撫でてもらおうという意思のもと、耳を後ろに倒しているということがもあるようです。

他にも、飼い主を信頼しているときも耳がぺたーんとなっていますし、甘えたい時にもぺたーんとなることがあるようです。

愛犬が飼い主さんのそばで、耳をぺたーんと倒してリラックスしているときの表情を見てみてください。このときに愛犬が何とも言えない穏やかな表情をしていたら、「飼い主さんのそばにいると落ち着くよ」というように、信頼や友好の気持ちになっているという証拠といえるでしょう。

もとから耳が垂れている犬もいますが、そのような犬の場合は、耳のつけ根に注意しながら見てみると動きがわかりやすいので、その状態で愛犬の表情を観察してみてくださいね。

さらに、愛犬が耳をぺたーんと寝かせながら飼い主さんを見上げているときもあるかもしれません。そんな時は飼い主さんに「もっと可愛がってほしいな~」と思っているのかもしれません。耳をぺたーんと倒して見上げているしぐさは、甘えたいときにみせるしぐさでもあるようです。

このように、犬の耳がぺたーんと倒れているのには、様々な犬の心理状態が隠されているということが分かります。これを理解してあげることができるなら、愛犬が何を必要とし、どんな心理状態なのかを少しでもわかってあげることができるようになるでしょう。

犬が耳を立てている時や、前方に伏せている時の気持ち

耳をピンと立てている犬

Dimedrol68/shutterstock.com

ここまでは、犬が耳をぺたーんと後ろに倒している時の気持ちについて見てきましたが、他にも耳を立てている時や、前方に伏せている時などもあります。そんな時の、犬の心理状態についても少しご紹介していきます。

犬が耳をピンと立てている

犬が耳をピンと上に立てている場合、これは犬が周囲の何かに興味を示しているときのしぐさになります。耳の動きだけではなく、それにプラスして表情や視線を見ることによって、犬がどんな気持ちでいるのかということが分かるでしょう。

そして犬の表情を観察してみてください。表情が不安げでなにか落ち着きがないように見えるのであれば、周囲を警戒していることが多いようです。逆に、落ち着いた表情でいるようであれば、警戒ではなく、好奇心をもってなにかに注目しているしぐさのようです。犬の視界に入っているものや、周囲にあるもので何か興味をそそられそうなものがないかを観察してみてください。

これと同じように耳がピンと立っている場合がありますが、それはほかの犬とケンカをしている時です。そんな時に耳が立っているのは、自信や強気の表れのようです。同じ耳が立っている状態でも、これだけの心理状態の違いがあるというのは驚きですね。

犬の耳が前方に伏せている

では、犬の耳が前方に伏せているとき犬はどのような気持ちなのでしょうか?犬が耳を前方に傾けたまま伏せているという状態は、何かに対して威嚇しているか、または何かの危険を察知したときのサインのようです。

何かに対して威嚇している場合には、耳の向きに加えて、鼻の上の部分にしわを寄せて険しい表情をしていたり、唸り声をあげるなどの分かりやすいしぐさがあります。

耳を前方に伏せている時に、犬の視線の先に他の犬がいる場合には、そのままにしておくと喧嘩になってしまうということもあるかもしれません。大きなトラブルになってしまうことがないように、犬が威嚇状態になってしまった場合には、そっとお互いが見えないような位置や場所まで引き離すようにしてあげましょう。

威嚇しているわけではなく、周囲の危険を察知して、警戒する意味で耳をピンと立ててそれを前に倒すということもあります。犬がどのような危険を感じて耳を倒しているのか、飼い主が理解してあげて、何か対処をしてあげるなら犬の警戒心を解いてあげることができるかもしれません。

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