犬も怒られると反省する!?犬が反省した時の態度と効果的な叱り方を解説

犬も怒られると反省する!?犬が反省した時の態度と効果的な叱り方を解説

update

犬は怒られても反省しないという人もいます。しかし、実際には少し違うようです。犬は怒られていることを理解しますが、怒られ方によっては上手くそれが伝わらずに、反省していないように見える態度を取ってしまうことがあるのです。この記事では、犬に伝わる上手な叱り方と、犬が叱られた時の反省の態度をご紹介します。

update

犬に効果のない叱り方

しょげる犬

pixabay.com

先ほど少し取り上げましたが、犬は「短期記憶」なので、記憶を保持することができません。短い場合は3秒から6秒しか記憶を保てないといわれています。

ですから、お留守番中の出来事や飼い主さんの見ていないところでしてしまったイタズラなど、ちょっと前のことで叱っても理解できません。そうした前のことを持ち出して叱らないようにしましょう。ただ恐怖心だけが膨らみ、臆病な犬になってしまう可能性があります。

この他にも、犬は「散歩」や「ご飯」などの単語を理解することはできますが、文章で言葉を理解することはできません。ですから、長いお説教は犬には意味のないものになります。理解できない相手に説教しても意味はありません。

これは人間の子育てにもいえることですが、一貫性は何よりも大事です。ある時は良くて、ある時はダメといわれると、混乱してどうして良いか分からなくなってしまいます。これは、一定の基準がないので、どのような行動を飼い主さんが喜んでくれるかが分からないからです。

こうなってしまうと、犬は反省する段階にはいきません。それよりも、常に飼い主さんのご機嫌を伺う、とても臆病な犬になってしまうでしょう。

一貫性は家族で飼育している時でも当てはまります。家族のメンバーで言うことを変えないようにしてください。家族全員が同じ基準でしつけないなら犬が混乱してしまいます。

犬には学習能力が備わっている

犬と飼い主

pixabay.com

犬には学習能力があり、飼い主さんに忠実という特性があります。ですから、反省しているように見れる態度も、実は飼い主さんに怒られたという事実からそのような態度を取っているかもしれません。反省しているように見える態度が、実は飼い主さんを和ませようとして取っている態度ということもあります。

しかし、学習能力があるということは、一定の基準でしつければ犬は何が良くて何が悪いかを学んでいけるということでもあります。ということは、悪いことをしたという自覚は少なからず持っていることになるでしょう。この自覚があるということは、ある意味で反省しているということでもあります。

犬が少しでも反省している態度を示しているなら、飼い主さんはそれを汲み取ってあげて、犬に過剰な恐怖心を与えないようにしましょう。そのように愛情を持って接するなら、犬との信頼関係を築くことができるはずです。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板