スコティッシュテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

スコティッシュテリアってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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スコティッシュテリアはモチーフとしてもよく使われる特徴的なフォルムをしていて、一時期世界中で大流行した犬種です。 スコッチウイスキーのブラック&ホワイトのボトルラベルに使われている黒い犬はスコティッシュテリアなんですよ! たっぷりの口髭が愛らしいスコティッシュテリアの特徴や飼い方のコツを紹介します。

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スコティッシュテリアの性格

Sweet little black and white Scottish Terrier puppies

Nixx Photography/shutterstock.com

テリア気質がしっかりと残っている手ごわい犬種ですが、アメリカ大統領をはじめ様々な有名人にも飼われている魅力的な犬でもあります。

飼い主が愛してやまないスコティッシュテリアの性格を紹介します。

内気、でもやんちゃな性格

見知らぬ人には距離を置くところがある内気な性格ですが、飼い主に対しては愛情深くて忠実だと言われています。

小型犬ですが、とても活発でパワフルな犬種で、遊ぶのが大好きです。

人間に対しては基本的に友好的ですが、相手が犬だと負けん気の強さが発揮され、吠えかかったり好戦的に向かっていくことがあります。

またもともとアナグマやキツネ狩りで活躍していた犬種であることから、小動物を見かけると追いかけたり、地面を掘り返したりすることもあるようです。

ダイハードな性格

19世紀にダンバートン伯ジョージによって「ダイハード(最後まで抵抗する頑固者)」というニックネームを付けられたそうです。

そのニックネーム通りで、とても頑固で気難しい傾向も持ち合わせています。

典型的なテリア気質を持っていて、プライドが高い犬種でもあります。

そのため、子犬の時からしっかりとしつけないと問題犬になってしまう可能性が高くなります。

スコティッシュテリアの飼いやすさ

Two Scottish Terriers sitting in front of a white background

Eric Isselee/shutterstock.com

世界中で家庭犬として飼われていて安定した人気を保っているスコティッシュテリア。

典型的なテリア気質なのでしつけをしっかりしないと問題行動を起こすようになります。

頑固さや尊大さも可愛さの一部だと割り切って愛情を持って育てると素敵な家庭犬になるでしょう。

スコティッシュテリアの飼い方としつけ

Sleeping  Scottish terrier

Mivassart/shutterstock.com

スコティッシュテリアの性格や特徴をよく理解し、飼い方やしつけに注意すればとても良いパートナーになってくれるでしょう。

スコティッシュテリアの飼育環境、育て方やしつけ方のコツについて説明します。

スコティッシュテリアの飼育環境

スコティッシュテリアは他の動物に対しては攻撃性が高いので、多頭飼いは避けたほうが良いでしょう。

寒さには強いですが暑さは苦手なので、夏は温度管理に気を付けた飼い方をしてあげてください。

また、穴掘りが好きなことと、他の動物に対する縄張り意識が強い性格なので、室内で飼育する飼い方の方が良いでしょう。

人に対しては威嚇吠えをする性格ではありませんが、猟犬の特徴として窓の外の小動物に向かって吠えかかることがあるかもしれません。

問題行動が起こるなら、窓から外が見えないように工夫してみましょう。

小型犬ではありますが、とても活動的な犬種なので散歩と運動を毎日必要とします。

1日2回、朝夕に30分ほど散歩に連れて行くようにしましょう。 庭や広場などでボール遊びやゲームをするのもいい運動になります。

ドッグランで思いっきり走らせるのもいいですが、喧嘩っ早いところがあるのでほかの犬とトラブルにならないように注意が必要です。

スコティッシュテリアのしつけ

プライドが高く頑固な性格を持っているため、年齢が上がるほどしつけが難しくなります。

基本的には賢くて飼い主に従順な性格をしていますし、人に対しては攻撃性もないので子犬の時から根気強くしつければ家の中で飼うには何の問題もないでしょう。

しかし、他の動物に対する攻撃性が強いテリア気質を引き起こすことがあるので、外に出たときにコントロールが効くようにしっかりとしつけをしましょう。

スコティッシュテリアのしつけでは「待て」や「おすわり」、「アイコンタクト」などを徹底的にしつけておくことをお勧めします。

基本的なしつけはそれほど難しくありませんが、瞬間的に興奮した犬をおとなしくさせるためには普段からのしつけを徹底的に行う必要があります。

攻撃対象となる動物へ意識を向けないようにすることが一番の安全対策なので、「待て」や「アイコンタクト」で飼い主の方に集中させることが必要です。

「おすわり」を徹底させることにより、突発的な行動を制御し、興奮した時にクールダウンさせることができます。

普段問題が起きないとつい気を抜きがちですが、しつけは日常的に行うことで大事な時に効果を発揮します。

しつけを重視した飼い方をしましょう。

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3 すっぽん
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内気なんだけどやんちゃな一面もあるって、そのギャップがいいな。内気な時もあって、やんちゃな時もあって、その両方を見てたらギャップ萌えしそう。自分と、他の人に見せる態度が違うっていうのは可愛いなぁ。

2 パワフル
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他の動物に対しては攻撃性が高いって載ってるんだけど、そういうのはルックスからは全く感じられなくて衝撃。本当?って感じ。他のペットを飼っている家では、スコティッシュテリアは飼い育てないことが、スコティッシュテリアのためにも他のペットのためにもなるんだよね。

1 あっさん
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スコティッシュ・テリアってそんなに歴史のある犬なんですね。もともと猟犬だったんだ~。確かにやんちゃな性格はそうかも。縁あってスコティッシュ・テリアを飼育するようになりましたがそういった歴史なんかは知らなかったです。