ドーベルマンってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ドーベルマンってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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ドイツ生まれのドーベルマンは警察犬、軍用犬、麻薬探知犬、番犬、盲導犬などとして大活躍している人気犬種です。「犬のサラブレッド」とも呼ばれるほどで、いろいろな犬種の良い所を兼ね揃えています。その一方で、怖い犬というイメージがあるのも事実です。今回はドーベルマンの性格と特徴から、飼い方のコツを考えます。

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ドーベルマンの飼い方としつけ

初心者には向かない犬種とも言われることがありますが、ドーベルマンの特徴、飼育環境やしつけのポイントをつかめば、最高のパートナーになることは間違いないでしょう。

ここではドーベルマンの飼育環境、しつけ方について説明します。

ドーベルマンの飼育環境

Doberman pinscher dog playing with a disc

Grigorita Ko/shutterstock.com

ドーベルマンはとても活発な犬なので、日々の運動は欠かせません。

1日合計2時間程度の散歩は必須だと言われています。

十分な運動量で、筋肉質で美しい体型が維持されますし、欲求不満などのストレスで破壊行動や不満表明などを防止することができます。

週末などにドッグランに連れて行って思いっきり走らせるのもいいでしょう。

ただ小型犬を追いかけてしまうこともあるので、日々のしつけや訓練で制御するようにしましょう。

静かで騒がしくない環境を用意することによって、ドーベルマンが落ち着いて暮らせるようにしましょう。

同じ部屋で他のペットを飼っていると警戒することがあるので、できるだけ別の部屋で飼うようにしましょう。

感受性が強く、とても敏感な気質を持っていて、家族の輪の中にいることを好むので、放置することのないようにしましょう。 ドーベルマンは被毛が短いため、暑さや寒さに弱いタイプの犬種なので外飼いには不向きです。

しっかりとしつければ、戸建てだけでなくマンションで飼育することも十分可能です。

ドーベルマンのしつけ

black doberman in the park

goldeneden/shutterstock.com

ドーベルマンは主従関係がはっきり身についていれば、しつけはすんなりと上手くいき訓練もしやすい犬種です。

ドーベルマンのしつけで苦労するのが散歩時の引っ張り癖です。

それを直すしつけには、チョークチェーンやジェントルリーダーといったしつけ用具を使うと早く修正できます。

どうしても難しい場合はドッグトレーナーさんの指導を受けた方が安全で確実なしつけ方です。

まずはリーダーウォークをしつけることで、主従関係をはっきりさせましょう。

警戒心の強さから、他人や他の犬に対して攻撃的になり、怪我をさせてしまうことがあります。

それで、感情を抑えるために「まて」を教えるようにしましょう。

問題行動を起こした時は、しっかりと目を見ながら低い声で叱るようにしましょう。

体を抑え込んだり、マズルコントロールが必要な場合もあるでしょう。

訓練しやすい犬種でもあるので、愛情を持ってしっかりとしつけることにより、愛犬の暴走をコントロールできるようにしましょう。

ドーベルマンの毛色・被毛

black doberman dog running on the beach

otsphoto/shutterstock.com

ドーベルマンの被毛は体全体に均等に密生していて短くて硬く、なめらから触り心地をしています。

毛色はブラック&タン、ブラウン&タンが公認カラーになっています。

色素欠乏の理由でブルーやイザベラ、まれに白い毛色のアルビノもいますが、特定の疾病が発症しやすいので公認されていません。

ドーベルマンの健康管理とお手入れ

よく訓練されたドーベルマンは最高のパートナーとなるでしょう。

出来るだけ長く健康に生きてほしいですね。

ドーベルマンの健康管理方法や必要なお手入れについて説明します。

ドーベルマンの健康管理方法

Beautiful doberman puppy lying on a veterinary table and gets an infusion. Vet holding infusion line attached to dogs leg. Short DOF and selective focus on veterinarian hand and infusion needle.

DuxX/shutterstock.com

肥満は様々な疾患の原因になりますし、栄養過多で皮膚病になることもあるそうです。

それで、食事やおやつの与えすぎに注意しましょう。

ドーベルマンは胸の深い犬種なため胃捻転にもなりやすいとされています。

ドカ食いや食後の運動によって発症しやすいので注意しましょう。

運動は食事の前に行うようにし、食事は少し落ち着いてから少量ずつ与えるようにしましょう。

5分から10分の間隔でゆっくりと与えると、少量ずつでも十分な満腹感を感じることができるようです。

フケや発疹、被毛のべたつきなどの症状が出る脂漏症や、食べ物アレルギーによる皮膚炎などにもなりやすいので、ブラッシングやトリミングを定期的に行うことによって予防や早期発見に努めましょう。

遺伝的要素や環境的要素が大きいと言われている股関節形成不全にもかかりやすいので、激しい運動によって股関節に負担をかけることがないよう、さらにバランスの良い食事と適度な運動を心がけることによって予防するようにしましょう。

ドーベルマンに必要なお手入れ

The Dobermann to most of the world  or Doberman Pinscher  is a medium-large breed of domestic dog originally developed around 1890 by Karl Friedrich Louis Dobermann

Judita Jurkenaite/shutterstock.com

被毛は短いのでそれほど手入れに苦労することはないでしょう。

運動後にブラッシングを行うくらいで十分で、汚れた場合は固く絞ったタオルで拭いてあげることができます。

換毛期はブラッシングとコーミングを行って死毛を取り除いてあげましょう。

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mofmo掲示板

2 あらし
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ドーベルマン飼育してますよ~。3匹いるんですけど、夜中に近所でヤンキーが騒いでたことあがって、犬連れで行ったらビビって逃げましたねw暗闇で見るドーベルマンは相当迫力があるんだろうな。大人しい子たちなんですけどねw

1 グリップ
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ドーベルマンはお金持ちの家の番犬として飼われているっていう印象が強いですね。漫画とかテレビとかでも、ドーベルマンはそんなシーンによく登場するので。ドーベルマンのその名前は、ルイ・ドーベルマンさんからきていたんですね、知らなくてへぇーってなりましたよ。