コモンドールってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

コモンドールってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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ドレッドヘアー?モップ?縄のれんのように垂れたユニークな被毛が特徴のコモンドール。ハンガリー原産のコモンドールはまるで大きなぬいぐるみのようですが、実は立派な護畜犬なんです。近年ではショードッグとしても使われることが増えているコモンドールの特徴や性格、飼い方やしつけ方のコツについて説明します。

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コモンドールの毛色・被毛

毛色はアイボリー(象牙色)のみです。

特徴的な被毛は分厚くて、7kgほどの重さになるとも言われています。

コモンドールの分厚い被毛は3重になっているとされています。

外からオーバーコートが巻き付いていて「コード」と呼ばれるひも状になっています。

そしてミドルコートは油分が多く水をはじくことができます。

そしてアンダーコートは羊毛のように柔らかい毛が細かく密生しています。

オオカミのような害獣に噛みつかれても、牙が奥まで入らないよう鎧のようになっています。

また、寒さや雨風のような過酷な環境にも耐えられるようになっています。

寒さにはめっぽう強く、長期間屋外で過ごすこともできますが、暖かい気候は苦手としています。

コモンドールの健康管理とお手入れ

非常に個性的なコモンドールは、飼育の仕方やお手入れが他の犬種と同じようにいかないという特徴も持っています。

飼育環境を整えてそれなりの覚悟をして飼うことに決めたなら、できるだけ健康で長生きしてほしいものです。

コモンドールの健康管理方法と必要なお手入れについて説明します。

コモンドールの健康管理方法

護畜犬として過酷な環境で生活してきたコモンドールは頑健な犬種ですが、いくつか気を付けたい疾患があるので、それらに注意しながら健康管理をするといいでしょう。

例えば、独特の被毛を持っているため、手入れを怠ると皮膚疾患にかかりやすくなります。

日ごろから手入れをして、通気をよくするなどのケアをしてあげましょう。

また顔全体を覆っているため、被毛が目に入って眼疾患を起こすこともありますので、目のチェックを定期的にしましょう。

胃捻転や股関節形成不全なども大型犬に起こりやすい疾患で、コモンドールも例外ではありません。

活発で運動量が多い犬種ですが、食前食後の激しい運動は胃捻転の原因になりますので、注意しましょう。

コモンドールに必要なお手入れ

飼う上で一番難しいのが、特徴でもある被毛のお手入れです。

大型犬の上にモップのような被毛のコモンドールのその体を洗うには、飼い主にも充分な体力が必要になります。

また、被毛が完全に乾くまでに丸一日かかる事もあるでしょう。

その為、酷く汚れたり臭いがきつくない限り、シャンプーは頻繁にではなく、数ヵ月間に1回から1年に1回のペースで行う事をオススメ致します。

コームやブラシが毛を通らないためブラッシングはできません。

手でもつれたコードをほぐしてあげたり、死毛や汚れた毛は抜いたりカットしたりします。

汚れを放っておくと皮膚病の原因にもなりますので、毎日チェックしてあげてください。

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2 名無しさん
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コモンドールの飼育は大変ですよ。信頼できるトリマーさんに任せないと大変なことになります。月に1度は連れて行かなきゃいけないからお金もかかります。できないなら飼育してはいけませんよ!

2 もじゃもじゃ
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コモンドールって、「前見えてますか?大丈夫ですか?歩けますか?」ってぐらい毛の癖がすごい!しかも大型犬なんですね、最後の動画のやつなんて完全にモップでしょ!これだけモップそっくりだとまちがって踏んでしまうかもしれませんよね。