
猫にさつまいもをあげても大丈夫?量やアレルギーなど注意点も説明。
猫がさつまいもを欲しがるけど、与えても大丈夫なのかしら?そう思う飼い主の皆さんも多いはず。それもそのはず!本来、犬は雑食ですが、猫は肉食。でも、実は栄養満点のさつまいもは猫が食べても大丈夫!では、どれくらいの量が適量なのでしょうか?アレルギーなどはないのでしょうか?猫にさつまいもを与える場合の注意点についてご一緒に調べていきましょう。

食物繊維がたっぷりのさつまいもは猫が食べても大丈夫

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さつまいもは皆さんもご存じ食物繊維が非常に豊富な野菜です。おなかの働きが良くなり、おならが出ちゃいますね。
他にもビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、カリウムなども含まれており、便通の改善だけでなく、がんや高血圧の予防にもなる驚きの食べて大丈夫な野菜です。 しかも、アレルギーの心配も少なく安心して与えることのできる大丈夫な野菜です。
さつまいもが大好きな猫も多いですよね。
さつまいもの効果と猫にさつまいもを与える場合の注意点

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さつまいもの皮に含まれた驚くべき成分とは!
皮にアレルギーがあるのか心配する方もいますが、さつまいもの皮には抗がん作用を含む物質が含まれていますし、皮の近くは特にビタミンCが含まれていますから、皮のまま与えて大丈夫です。むしろ皮を剥かずに与えるのがベストです。
さらに、食物繊維はコレステロールや塩分の吸収を防ぐので、高血圧の予防にもなり、猫にとって大丈夫なだけでなく優れた食べものです。
加熱しても栄養価が下がらない
野菜を与える場合は、胃腸に負担をかけないために、みじん切りにして、ゆでるのが理想的です。コトコトとドロドロになるまで煮てスープにして与えてみることもできますね。
さつまいもは加熱しても大丈夫です。 ビタミンCは破壊されにくいという性質を持っているので、手作りごはん派の人には調理法を選ばない優れた野菜と言えます。
さつまいもを輪切りにして水で濡らし、ラップしてチンするだけで簡単蒸かしいもの出来上がりです。焼き芋の残りを少しの量与える飼い主の方も多いようですね。
適量なら便秘に効く!
便秘に良いというさつまいもは、猫にも効果があるようです。
猫は話せませんから、便秘気味かなと思ったらさつまいもをエサに加えてみるのはいかがでしょうか。
でも、与えすぎると逆に便がゆるくなりすぎてアレルギーを起こすことがあります。量には気を付けてくださいね。
また、猫も食べ過ぎると太ります。人間と同じですね。肥満は健康を損ないますから、たとえもうちょっとほしいとねだられても、与える量はきちんと制限してください。
さつまいもの手作りごはんの黄金バランス
猫は本来完全肉食なので、野菜を食べなくても生きていけるので、キャットフードなどにトッピングして与えるのが一般的です。
しかし、野菜の食物繊維は猫の健康に役立つことがありますから、ふさわしい量のさつまいもを与えてみるのもいいかもしれませんね。
例えば、生後8か月から一年半くらいの若い猫なら、生肉7:野菜3くらい。 生猫なら、生肉6:野菜4くらい。 シニア猫なら、生肉5:野菜5くらいの量を目安にしてみてください。
具体的に言えば、生猫を例にすると、生肉120グラムならさつまいもは40グラムがちょうどいい量と言えます。これもあくまで目安であって、猫の好み、健康状態などによってことなることを覚えておきましょう。
結論。猫はさつまいもを食べて大丈夫です! ただし、あげる量はほどほどに。
アレルギーも少ないさつまいもを上手に取り入れて、猫にとっても楽しい食生活になりますように。