猫はやきもち焼いたり嫉妬するの？原因と対処法を知ろう！

猫はやきもちを焼いたり嫉妬するの？原因と対処法を教えて！

猫は単独行動をする動物です。 けれども100％人間に依存していない、野生児のような猫は別ですが、人間と親密に関わっている猫たちは、人間のことを母親のように慕っています。

人間は、ペットの猫に対して小さく弱い存在だという思いが強いのですが、実際に食べること、寝ること、トイレまで全てを世話するわけですから当然かもしれません。

そのため猫に対して子離れはしないので、猫の気分はいつまでも親離れが出来ない子猫のままです。

ですから、子猫の気分が抜けない猫は、人間にいつまでも母猫のように愛情深く構って欲しくて、その感情が望み通りにならないときに、やきもち（嫉妬）という形で気持ちを表現するのです。

猫のやきもち（嫉妬）ってどんなもの原因は？

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猫のやきもち（嫉妬）は様々なものに向けられます。 多頭飼いの場合は、自分以外の猫がライバルになります。

それぞれの猫は仲良しでも、飼い主さんが特別に一匹の猫をかわいがったりすると、やきもち（嫉妬）から、猫同士が猫パンチをだしてケンカになったり、すねたりします。

猫は縄張り意識が強いので、飼い主さんという人間に対してのやきもちを焼くこともありますが、「飼い主さんの膝」や「飼い主さんのベッドの上」のように、お気に入りの場所に後から家族になった猫を寄せ付けたくない、というやきもちも少なくありません。

「抱っこして～」と来た猫を抱き上げてスキンシップしていると、他の甘えん坊の猫が邪魔をしにすかさず寄ってきます。 全員やきもちを焼く(嫉妬する)訳ではなく、人間に依存心の強い猫が特にやきもちを焼く(嫉妬する）ようです。

先に抱っこされていた猫は、さっきまで目を真ん丸にしてゴロゴロと抱っこされて甘えていたのに、他の猫が近づいてくると、目の瞳孔は縮み、あからさまに不機嫌な顔をしてプイッと離れていきます。

そんな時猫は、耳はこっちを向いているのに、呼んでも無視することも。 またある時は、飼い主さんが見えていないところで甘えん坊の猫同士が弱い方をいじめていたりする時もあります。

テレビやスマホに夢中になっていると、視野を遮るようにわざと視界に入りながら、スリスリしたり、積極的な子は自分の方に注目しろ！と言わんばかりに、自分に構ってもらうまで手で頬っぺたや肩をツンツンする子もいます。

困るのはパソコンを使っている時で、キーボードの上を何回も往復するので、猫がキーボードを踏んでしまい意味不明の文字がテテテテテ…と入力されて仕事にならないことも…。

これは、自分を注目しない人間が関心を示しているもの（ここではテレビやスマホやパソコンですが）にまで、やきもちを焼いているのです。 ひどい時なんかは、腹いせでおしっこをかけてくることもあるんですよ。 もう、猫のやきもち（嫉妬）には驚きです！

よその家庭では、人間にやきもちを焼く猫もいて、例えば彼氏(彼女）が遊びに来ると、飼い主さんを取られまいとしてシャーっと威嚇したり、引っ掻く猫もいるほどです。

猫が意外と嫉妬深くて、やきもち焼きの動物であるという事はわかって頂けましたか？ 次では、やきもち焼きの猫に対する対処法についてお話します。

猫がやきもちを焼く(嫉妬する)時の対処法。

やきもち焼き(嫉妬する)の猫は、自分だけを見てほしいので、そんな猫たちにとって自分が最優先でないのは、とてもストレスになってしまいます。

時にはストレスから体調を崩してしまい、お腹をこわしてしまう猫もいます。 中には、ストレス発散のつもりで、過剰に毛づくろいをしてしまい、おなかや手の毛がハゲてしまう猫も。

そんな時は、出来るだけやきもち焼きの猫の甘えたい欲求を満たしてあげなければいけません。 いつもより時間を割いて、猫じゃらしなどで遊んであげたり、スキンシップしたりしてあげましょう。

もし、部屋に余裕がある場合は、その猫だけを別室に連れて行き、特別に遊んだり、スキンシップをはかったりすると、割と早く機嫌がよくなります。

やきもち焼きの猫にならないために

構って欲しいと甘えてきたり、飼い主さんは自分だけのもの！と主張するやきもち焼きの猫は、猫好きな飼い主さんにはたまらないものがあるでしょう。

けれども家族の人数も多く仕事もあって忙しい飼い主さんで、猫のやきもちにはあまりつきあえないという方は、猫とクールな関係を保つこともできるのです。

猫は基本的に怖がりです。 飼い主さんの役目は、猫に安心できる場所を提供し、健康的な食事や住環境を整えてあげることです。 家中すべての部屋を猫に開放することは、脱走やいたずら、誤食や事故の原因となります。

猫にとって安全で快適な部屋をひとつだけ決めて、その部屋以外には猫を入れないようにします。 猫と遊んであげたり飼い主さんがふれあいたいと思うときは、その部屋で一緒に過ごします。

飼い主さんが忙しいときは、猫だけをその部屋に残して飼い主さんの姿を見せなければ、猫は眠って過ごします。 この方法は多頭飼いでも可能です。

もしワンルームのお家で、猫と同じ部屋で生活すべてをしなければならないときは、猫にはケージを用意してあげるといいでしょう。

猫は横より縦のスペースを多く必要とするため、部屋の一角に2階建て以上のケージを置いてあげ、飼い主さんとふれあうとき以外はケージの中で過ごさせます。 ケージの1階部分にトイレを置き、いつもきれいな砂を入れてあげます。

2階部分に猫のベッドを置きますが、もし3階もあるケージなら2階にはハンモック、3階にベッドを置くことができます。 キャットタワーを中心にして囲むようなケージもあります。

ケージに入れることは猫の自由を奪うことでもかわいそうなことでもありません。 誰にも邪魔されない安全な場所があれば、猫はケージ越しに飼い主さんが忙しくしている姿を見ながらおとなしく過ごすことができます。

まとめ

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猫を飼った事がない方からすれば、「へぇ～。猫もやきもち焼くんだ！」と思われたかもしれませんね。 反対に猫を飼われている方は、「うちの子あるある」だったのではないでしょうか？

猫は犬のように群で生活する習性がない動物です。

ですから親子の関係以外では単独で行動することは平気です。 飼い主さんのかかわり方次第で、いつまでも子猫のように甘えん坊でやきもち焼きにもなりますし、お互いの生活を尊重しあって同居している相棒にもなりえます。

飼い始めてからの環境を途中で変えると猫にはストレスになり、しばらく馴染めない時期があったり、食欲がなくなる、お腹をこわすなどの体調不良に陥ることがあります。

できれば最初から、猫との生活スタイルをどのようなものにするかを考えておくのがよいでしょう。

現代の家猫は、室内飼いなら20歳近くまで生きることができるようになっています。 ひとり暮らしだった飼い主さんが結婚し、子どもが生まれて… というように飼い主さんのライフスタイルが変わり、家族が増えて行く中で猫との関係を変えなければならないこともあるかも知れません。

そんなときは少しずつ微妙に変化させ、猫に大きな負担をかけないようにして行く慎重さも猫への愛情です。

猫って複雑な性格をしているので、そこがミステリアスであり、思い通りにならないところが猫フリークにはたまらないのです！