バセンジーってどんな犬？性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ！

バセンジーの飼い方としつけ

活発な犬種なので、毎日のお散歩や運動が必要です。

トイレもハウスの外でする必要があるので、そのためにも毎日2回以上は外に連れて行ってあげましょう。

本能で動くものを追いかけてしまうことがあるので、リードをつけてお散歩してくださいね。 しつけに関しては、少し難しいと感じることもあるかもしれませんが、根気強く行えば飼い主さんとの信頼関係を築くことができるでしょう。

バセンジーの飼育環境

バセンジーはもともとアフリカで暮らしていた犬種です。

それで、暑さに適応できるような被毛を持っていますので、寒さには弱いです。

日本の寒さを苦手とします。

寒いままにしておくと、免疫力が低下したり胃腸を悪くしたりしてしまいます。

飼育環境としては、室内で飼い、しっかりと温度管理をしてあげて、冬場にも室温を20～26度くらいに常に設定しておいてあげましょう。

ヒーターなどを使用する場合には、やけどに注意しましょう。

防寒服などを着せてあげることもできますね。

そして、蒸し暑さも苦手なんです。

暑さには慣れているかと思いがちですが、日本の湿度の高い暑さを苦手としていますので、夏場も温度管理に加え、クールダウンできるようなアイテムなどを用意してあげることや、お散歩は涼しい時間帯になってから行く、などの配慮をしてあげましょう。

バセンジーは体を動かすことが好きなので、室内にコンセントなどケガにつながるようなものがないように注意してあげてください。

バセンジーのしつけ

バセンジーはマイペースな性格です。

好奇心旺盛、独立心が強いなどの性格からしつけ、服従訓練などには根気が必要です。

家庭犬として暮らしていくためには、仔犬期の社会化が重要なポイントとなります。 また、とても身体能力が高く、犬の中でも珍しいダブル・サスペンション・ギャロップ（前後の脚を同時に動かし、背中を使って走る）をこなすことができます。

低い柵などは軽く飛び越えてしまうので、きちんとしたしつけが必要な上級者向けの犬種ですよ。

バセンジーの毛色・被毛

バセンジーの毛色はＪＫＣによると、「ピュア・ブラック＆ホワイト、レッド＆ホワイト、ブラック＆タン＆ホワイトにメロン・ピップとタンのマーキングがマズルや頬にあるもの、ブラック、タン＆ホワイト、ブリンドル」となっています。

そして、脚や胸や尻尾にホワイトが入っているのが特徴です。

短毛ですので、毛のお手入れは簡単です。

バセンジーの健康管理とお手入れ

日本の気候をあまり得意としないバセンジーなので、温度管理には気を付けてあげる必要があります。

寒い時には服をきせてあげたり、腹巻をしてあげたりしてお腹を温めてあげましょう。

では、その他にどんな点で健康管理をしてあげる必要があるでしょうか？

バセンジーの健康管理方法

遺伝的に発症しやすい病気として、鼠径ヘルニア、臍ヘルニアなどがあるようです。

この病気が進行していると手術をする必要があります。

さらに、ファンコーニ症候群という腎臓疾患にもかかりやすいと言われています。

この病気は慢性腎不全にもつながります。

もし、多飲多尿が見られた場合には病院に行ってください。

こちらは、遺伝性の疾患で日本で飼育されている多くのバセンジーに見られるようです。

本来、体に吸収されるべき栄養素が尿として排出されてしまい、治療法がないので、早期に発見し失われる栄養素を補給させる必要があります。

さらに、溶血性貧血にもなりやすいようです。

ぐったりしていたり、食欲がなくなったり、呼吸困難、白目が黄疸しているなどの症状がみられることがあります。

定期的に尿検査や血液検査をしてあげましょう。

飼い主さんが、いつも様子をよく観察し、少しでも異変などを察知してあげることが大切ですね。

運動が好きな犬種ですが、シニアになると関節などに負担がかかりやすくなります。

肥満にならないようにすることに加え、運動量なども年齢に合わせて調節してあげましょう。

バセンジーに必要なお手入れ

バセンジーはとてもきれい好きな犬種です。

短毛なのでお手入れに手間もかかりません。

しかし、コミュニケーションと健康のために週に何度かはブラッシングをしてあげましょう。

シャンプーは時々でＯＫですが、濡れタオルで体を拭いてあげたりするならば、美しい毛並みを維持できます。