ジャックラッセルテリアのしつけ方法を知ろう。子犬から使えるしつけ方について

しつけにはまずジャックラッセルテリアの性質を知ること

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ジャックラッセルテリアは、イギリス原産のキツネ狩りのために作られた獣猟犬です。

19世紀、ジャック・ラッセル牧師が自らのキツネ狩りに帯同させるために、長時間馬について走れる体力とキツネを巣穴から追い出し、噛みついて仕留めるまたはかみ殺す能力を持つ白いテリアを作り出したのがジャックラッセルテリアの始まりです。

テリア特有の気性の荒い気質と中～大型犬並みの体力、強いアゴを持ち、肉食動物であるキツネに対抗できるだけの強い性質を持つジャックラッセルテリアは、時として飼い主に噛みつき大怪我をさせることもある犬種です。

ジャックラッセルテリアってどんな犬？性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ！

ジャックラッセルテリアという犬種をご存知ですか？家族以外の人にもフレンドリーに接してくれる性格で、俊敏に走り回る小さな体は小動物を追う猟犬の特徴です。今回は元気いっぱいのジャックラッセルテリアの歴史やしつけ、飼い方のポイントをご紹介します。

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ジャックラッセルテリアの子犬のしつけ方法

実は飼育が難しいジャックラッセルテリア

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魅力的なアーモンドアイに見せられて、ジャックラッセルテリアを飼う人も多いのですが、実ははじめて犬を飼う人には勧められない犬種なのです。 ジャックラッセルテリアはレトリーバーなどの鳥猟犬と違い、自分のカラダよりも大きなキツネを仕留める獣猟犬のジャックラッセルテリアは、歳を取ればおとなしくなるという犬でもありません。 最近では、インターネットなどで「飼いやすい」「訓練が入りやすい」などともてはやされていますが、飼育放棄ナンバーワンという悲しいレッテルを貼られていることもジャックラッセルテリアのもう一つの顔なのです。

ジャックラッセルテリアの子犬のしつけは３ヶ月から

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ジャックラッセルテリアは子犬の頃から、獣猟犬としての並み外れた資質の片鱗をのぞかせます。 そのため、ジャックラッセルテリアの子犬を迎えたら、可愛いからと言って甘やかすのではなく、その日からしつけに入りましょう。 ジャックラッセルテリアはその犬種特性から、しつけの入りにくい犬ナンバーワンと言われています。ジャックラッセルテリアの子犬を飼ったら、なるべく早いうちからしつけをすることをお勧めします。

ジャックラッセルテリアに絶対必要なアイコンタクト

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ジャックラッセルテリアには、子犬のうちからアイコンタクトをとれるように確実にしつけをしておくことが必要です。

名前を呼ばれたら飼い主の目を見るということを子犬期に教えて下さい。 名前を呼んで飼い主の目をみることができたら、とにかくよく褒めることがジャックラッセルテリアの子犬のしつけのポイントです。

とは言っても、いきなり子犬が名前を覚えることも飼い主さんと目をあわせることもありません。

犬の世界では目と目を合わせることは喧嘩の始まりを意味します。家に来たばかりのジャックラッセルテリアの子犬が人間の目を見ることなど恐ろしくてたまらないはずです。

最初の数日は抱っこして優しく名前を呼んだり撫でてあげ、それで犬がリラックスしていることがしつけのスタートです。腕の中で名前を呼んでフードを1粒与えることを繰り返しているとジャックラッセルテリアの子犬は自分の名前を「何か知らないけどいいことだ」と好きになります。最初の頃は食事のすべてこの方法で1粒づつ手から与えてもよいほどです。

次にアイコンタクトのしつけに入ります。

フードを握った手を犬の鼻先に持って行き匂いを嗅がせ、そのまま手を飼い主さんの頬に持って行き、犬の名前を静かに呼びます。犬は手からフードをもらい慣れていますし、名前にもいい印象を持っていますのでフードの匂いにつられ飼い主さんの顔を見ますから、見たら隙なくフードを食べさせます。これを繰り返しているとフードがなくても名前を呼ばれると飼い主さんの顔を見るようになるのです。

根気よく、毎日繰り返し教えることで、アイコンタクトができるようになります。

アイコンタクトは全てのしつけのためにとても大切な項目です。

ジャックラッセルテリアの噛む？

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歯の生え変わり時期である３ヶ月頃になると甘噛みが始まります。通常の子犬の甘噛みは、飼い主にとってそれほど痛いものではないはずです。

しかし、ジャックラッセルテリアは強く噛みつくという能力を伸ばして作られた犬種のため、子犬期の甘噛みで自分の噛む能力を抑制できない場合、飼い主がケガをしてしまうこともあるのです。

この時期に、強く噛んではいけないということをしっかり教えて下さい。

「噛んではいけない」ということを教えておかないと、成犬になってからでは手遅れになり、噛む犬として飼育放棄されるケースが多いので、気をつけましょう。

知っておきたいジャックラッセルテリアの体力

ジャックラッセルエリアは、中～大型犬並みの運動能力をもっていることが特徴です。他の小型犬のように、ハウスの中でぬいぐるみと遊ぶことや少ない運動量で満足をする犬ではないのです。

ワクチンが終わっていない時期には、家の中や庭などで、ボールを投げて回収させる運動などをして犬が疲れるまで遊ぶことが、無駄吠えなどの抑制につながります。

ジャックラッセルテリアのしつけにはメリハリを

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ジャックラッセルテリアは、自己判断能力、思考能力がとても高い犬です。

そのため、リーダーをハッキリ認識していないと、気難しくしつけが入りにくい犬になってしまいます。

まずは、リーダーとして認められるように毅然とした態度でしつけに望みます。そして、一緒に暮らすにあたって良くない行動だと判断した時には、「いけない」「NO」などのコマンドを使って、ハッキリと叱ります。この時、家族全員が同じ行動をとることが必要です。

そして、おすわりができたなどの良い行動をとった時には、高いトーンの声で想いっきり褒めましょう。ジャックラッセルテリアは、褒められることによって伸びていくタイプの犬です。

叱る、褒めるのメリハリをハッキリ付けて、しつけをしていくことがジャックラッセルテリアを育てる上でとても大切なことです。