犬を電車に乗せる料金って？移動の際のマナーについても解説。

■犬を電車に乗せることができますか？

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飛行機で出かける時には、犬にはペット料金がかかることはよく知られていますが、電車で出かける時は果たしてどうなのでしょうか？

犬も乗車券を購入する必要があるのでしょうか？

それとも、手荷物と同じと判断されるのでしょうか？

日本において犬は法律では「物」扱いとなります。物、つまり手回り品ですから、電車に乗せることができます。 ただし、乗車規定が国内すべて同じではないので注意が必要です。

■犬の電車料金について

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電車に犬を乗せる場合の料金は、鉄道会社によって異なります。 共通して注意されていることは、犬の全身が隠れるようにして運ぶことが求められています。

一例として、東京メトロや東京モノレールは犬の乗車は料金無料で一辺が70㎝以内、縦横が90㎝で10kgまでで、犬の顔が出ないようにしてケースに入れて運びます。

同じ東京の地下鉄でも都営地下鉄の場合は、長さ規定なし、縦横高さ合計が250㎝以内で、30kgまでなら料金は無料です。 都内大手私鉄の多くは東京メトロと同じ長さの規定で、重量が10kgまでのところと、30kgまでの規定の会社があります。

JRは6社とも統一されていて、一辺が70㎝以内で、縦横高さ合計が90㎝まで、重さは10kgまでとされています。 新幹線もJR在来線と同じサイズと料金規定が当てはまります。

JRではペットは手回り品として扱われ、その規定には「動物、臭気を発するもの、他のお客様に危害を及ぼす恐れのあるものの持ち込みはできない」とあります。 本来なら犬は電車に乗せることはNGとなるわけですが、ペットとして飼われている小型の犬や猫などはケースに入れ、他の乗客に危害をおよぼす恐れがなく、飼い主がきちんと管理できるのであれば乗せることができます。

乗車当日に駅窓口で犬を入れたかばんを見せ、「普通手回り品きっぷ」を280円の料金を払って購入し乗車します。距離に関係なくこの料金です。

こうした規定からすると、電車に乗せることのできる犬は小型犬と、かなり小さめの中型犬までということになります。

■犬を電車に乗せる時のマナーは？

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犬を飼その前にトイレす。

電車に乗せる時には、各鉄道会社が規定しているサイズのバギーやクレ－トに犬を入れて運ぶようにしなければなりません。 最低限のマナーを守りましょう。

乗車中はマナーとしてケージから犬を出すことができないので、その前にトイレを終えておく必要があります。また、食事も乗せる2時間前には終えておくとよいでしょう。 そうすれば、いくらかでも乗り物酔いしてしまうことを防げます。

長旅の途中で犬に新鮮な空気を吸わせてあげたいという気持ちは分かりますが、電車内で移動用のかばんやキャリーから犬の顔を出すのは規定に反する行為ですし、マナー違反でもあります。

回りの乗客に不快感を与えたり、ペットに余計なストレスを与えることを避けるためにも、移動中は膝の上におくなど、なるべく静かに過ごせるように注意を払うようにしましょう。 隣席の方が犬を苦手としている場合は、膝の上におけないこともあります。

その際は、どうしても床にキャリーやケージを置くしかないですね。 でも、特に冬場、電車に乗せる場合、車両の床から暖房がきいていることがあるので、電車の床上周辺が暑すぎて犬が体調不良にならないように、気温や換気に十分注意を払いたいものです。

犬を電車に乗せる時は、ほかの乗客の身になってマナーを守り、狭い空間でお利口にしている愛犬のストレスをできる限り抑えるようにしてあげましょう。

鉄道会社によっても乗車料金が異なるので、乗る前に値段を聞きましょう。そして、移動先に着いたら思い切り遊ばせてあげてください。

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