犬を飛行機に乗せるには?機内持ち込みはできるの?料金や事故のリスクについても解説。
旅行、転勤、引っ越しなどで愛犬も飛行機に乗せなければいけない場合もありますね。でも、犬って飛行機に乗れるの?料金はどれくらい?機内持ち込みは可能?荷物扱い?事故などは大丈夫?心配なことだらけです。犬を飛行機に乗せる際のお役立ち記事です。
基本的には受託荷物としてお預かり
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基本的には犬は機内持ち込みできないことになっています。
日系の飛行機、並びにその他の飛行機も事前申し込みをして犬を預かってもらうシステムになっています。ペットケージのサイズを登録し、場所を確保するためです。
あなたの犬はS、M、Lのどれくらいのペットケージに収まりますか?ケージを持参できるなら、そのように登録してください。
その時に料金の確認もしておくと安心ですね。LLサイズの場合は予約・案内センターに直接お問い合わせすることが必要です。
また、ペットを預ける時には 手持ちのケージを使用することになりますが、もし持っていない場合は ケージを貸し出してくれる航空会社もあります。
受付条件
航空会社により規定は多少違いますが、下記に該当することは 事前に航空会社に申告が必要です。
・短頭犬種ではないかどうか。
・1年以内に狂犬病、混合ワクチンの注射を受けているかどうか。
・ケージに長時間入っていることに慣れているかどうか。
・飼い主さんの側に長時間 いないことに慣れているかどうか。
・7歳以上の老犬の場合、獣医師のアドバイスを受けているかどうか確認されることがあります。
※ストレスや気温の変化の影響を受けやすく ストレスもかかるため、体調をくずしてしまうことがあるのです。
預かり不可の犬
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以下の場合は 短頭犬種でなくても 利用が出来ません。
・健康状態が 飛行機の利用に適していない。
・生後4か月以内の子犬は飛行機に乗れません。
・妊娠している。
・心臓疾患や呼吸疾患がある場合も万が一事故があってはいけないので飛行機には乗れません。
短頭犬種
チャウチャウ:シーズー:)犬種と比較すると 短頭犬種は 暑さに非常に弱いため、6~9月の夏季期間や 気温が高い日の利用は 熱中症や呼吸困難などの事故になりやすいので、預かるのを中止している航空会社もあります。
短頭犬種の例として、フレンチ・ブルドッグやブルドック、ボストン・テリアやブル・テリア、ボクサー、シーズー、キングチャールズ・スパニエルやチベタン・スパニエル、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズなどがいます。
暑さ・寒さ対策
夏はクールマットや保冷剤などの冷却グッズ、冬は毛布やペット用カイロ、給水などのサービスがあるのか確認するか、飼い主がペットに必要であると判断するなら事前に用意することもできるでしょう。
航空会社のサービスを利用する場合、追加料金がかかるのかも確認してみてください。
また 短頭犬種に限らず、5~10月の期間の日中の時間帯は、気温の影響を受けやすいため できれば避けた方が良いですが、仕方ない場合は 特に注意しましょう。
犬を飛行機内に持ち込みできる場合の条件
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離れた暗い貨物室ではなく、犬を飛行機内持ち込みとして 目的地まで一緒に機内に居られる安心のサービスです。
日系の航空会社では貨物室への搭乗対応が主ですが、いくつかの国際線と海外の国内線では、航空会社により対応は異なるものの可能です。
ただし ケージに入れ、飛行機の座席の足元に置くというルールを守らなければいけません。
そのため 機内持ち込みできるのは小型犬のみですが、ケージのサイズを細かく設定している会社もあれば 犬の体重は「ケージも含めて5キロ迄」の会社もあれば「10キロまで大丈夫」など、規定は航空会社により様々です。
特に海外の航空会社では 座席の足元に置くことが可能なケースがありますが、中にはケージの種類まで指定している航空会社もあるため、機内持ち込みを考えている場合は、準備をすると同時に 早いうちに問い合わせた方が良いでしょう。
犬にとっては窮屈かもしれませんが、側にいれば様子を確認できて安心ですよね。
しかし、座席に搭乗できたとしても周りの搭乗者が全て動物好きとは限らないため、迷惑をかけないように配慮と注意が必要です。出来る限りのことはしましょう!
海外といっても渡航先の国により色々な規定があることもあるのでご注意を。アメリカの場合は 州によって犬の健康診断書が必要な場合もあります。詳しい情報は、目的地の農務省のホームページで確認できます。
例えばデルタ航空の場合
ハワイ着の便には 犬の客室内への持ち込みは不可能です。
また、香港やイギリス、アイルランド、アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ジャマイカ、ドバイ、アラブ首長国連邦、ダカール、バルバドスの発着便を利用する場合も貨物輸送のみで客室内は不可能です。(介助動物を除く)
犬の機内持ち込みは先着順になり、輸送数やその他なか制限があります。
ケージの中で犬が側面に触れてしまうほどの狭さでなく、ケージ内で不自由なく身体を動かせるくらいのサイズであり、なおかつ 座席下に納まるサイズでなくてはなりません。
機内持ち込みケージの最大サイズは、利用するフライトにより違うため、直接デルタ航空の予約センターに確認しましょう。
犬を受託手荷物として預ける場合、出発の48時間前までに予約が必要です。2016年10月1日以降、平均飛行時間が12時間を超えるフライトでは恒温動物を預けられなくなりました。
犬の飛行機機内持ち込みの料金と書類
・国内線の機内持ち込み料金は、3000~6000円(一部の路線は4000円)
・国際線の機内持ち込み料金は渡航先と航空会社によります。そしてその時の為替レートにも左右されます。
また、ケージのレンタル料や乗り継ぎ運賃なども訪問先で料金が異なりますが、搭乗運賃にプラス5000円~くらいの料金を見積もっておくのが良いでしょう。
犬を海外へ連れて行く際は、輸出検疫を受けなければいけないことがあります。
相手国に確認し、条件に合った書類を用意しましょう。輸出予定の7日前までに書類提出の必要があります。十分に前もって準備を始めましょう。
国際便の機内持ち込みの値段例
一例としてデルタ航空の場合ですが、下記の発着便の場合は チェックインの際に 片道あたりの手数料として以下の値段を支払う必要があります。
USD:米ドル、CAD:カナダドル、EUR:ユーロ
・米国 / カナダは125 USD / CAD
・ブラジルは75 USD
・米国国外は200 USD / CAD / EUR
・プエルトリコは125USD / CAD
・バージン諸島は125USD / CAD
ヨーロッパ発の場合はユーロ料金、カナダ発の場合はカナダドル料金になります。
犬が飛行機に乗る際の事故のリスク
機内持ち込みとしてではなく受託荷物として預けた場合は、出発の15~30分までは空港の空調の効いた保管スペースで過ごします。その後、飛行機の貨物室に入ります。
できるだけ事故を防ぐためにどの航空会社も注意を払ってくれています。
ですが、貨物室は 客室と同じように温度や湿度、気圧などはコントロールされているとはいえ 外気や直射日光によりかなりの影響を受け、また、飛行中は照明が消され真っ暗になります。
離発着時を始め飛行中もかなりの騒音や振動があるため、ストレスに感じる犬がほとんどです。
また、熱中症や脱水症状を起こす事故もあるため、猛暑日でなくても夏場はかなりのリスクが伴います。
春~秋には暑いと感じる日も多く、貨物室へ入るまでの待機時間にカーゴ内の気温がどうしても上がってしまいます。夏場は特に 運搬作業が終わるまで炎天下の中 待っていなくてはなりません。
熱中症で亡くなるケースも少なくはなく、契約書にサインがあることから 納得の上で 飛行機を利用したことになるため、航空会社には過失がないとされるのです。
気圧の問題
飛行機に乗ると、ある程度の高度になると飛行機中の貨物室の気圧が 約0.8気圧になります。それは標高2000mのあたりの気圧と同じくらいです。
人間は気圧により耳がおかしくなると 耳抜きをしますよね。上昇したり下降する時、やはり犬の耳にも影響があります。
飛行機の中での精神状態
飼い主と長い間離れていることが苦手な犬は、飼い主の姿が見えないだけで分離不安を起こしてしまうこともあります。
日頃からケージに入る習慣のない犬も、狭いケージに長時間閉じ込められることになるので過度のストレスに感じ、事故につながる危険もあります。
このような犬は、出発の十分前にお留守番の練習、ケージに慣れる練習をすることができるでしょう。
出発前の健康チェック
トイレを済ませてAでは、お出かけ前の健康チェックシートを活用し、愛犬も元気に旅ができるようなサポートをしています。人間も同じですよね。
体調の悪い時は乗り物酔いしたり、さらに体調が悪化したりするものです。万全の状態で飛行機に乗って、事故を防ぐためにも体調管理に配慮してあげてください。
預けた後は、犬は食事ができません。あらかじめ食事やトイレを済ませておきましょう。
同意書
ペットを飛行機に乗せる際に同意書を航空会社に提出することが義務付けられています。
事故が絶対にないとは言い切れないからです。運送中に生じたペットの死傷について、その原因が飛行機の気圧や温度などによる事故、他の動物からのウイルスや微生物による感染による事故、梱包の欠損による事故、いかなる事故であっても一切の責任を問いません。というものです。
犬にとって、いくら旅先で飼い主さんと一緒にいられるからとは言え 飛行機での旅は恐怖と不安でいっぱいです。
犬によっては様々な症状が出たり、後遺症になったり、最悪の場合は亡くなることさえあります。
飛行機の事故から愛犬を守るためには よい準備と健康管理は欠かせませんね。お留守番させる方がいいのか、一緒に連れて行った方がいいのか、リスクも考慮して愛犬にとって一番よい選択ができるといいですね。
※表示価格は記事公開時点の価格です。
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私も料金が掛かってもいいので、客室で一緒に乗って行きたいです。旅が趣味なので大小合わせ年間3・4回出かけます。その度にペットホテルは利用していますが、それでもペットはストレスで体調が悪くなってしまい、私が帰ると治るという繰り返しです。連れて行けるなら一緒に行きたいし、常に一緒にいたいのが希望ですね。
愛犬と飛行機で旅行が行けたら、時間も短縮出来て旅行先で楽しい時間を長く過ごせると淡い期待をしてしまいますが、毎回、やっぱり目の届かない場所に隔離され、気圧や室内温度による衰弱や最悪死亡事故などのニュースに対しての航空会社への不安と不信が拭えず、どんなに時間がかかっても新幹線を利用してしまう自分がいます。1匹1席分お金を取って頂いて構わないので、客室に同乗出来るようにして頂きたい。ペット同乗客室エリアとか、作って頂けないだろうか。
預かり不可の犬もいるそうなので、飛行機の利用が決まった時点で、こうした点を下調べしておかないといけないのですね。空港について、乗せられないといった事態にならないようにするためにも、下調べが重要かと。
犬は荷物としてお預かりになるんですね。でも、預かって頂けない場合もあるということなんで、搭乗よりも前にそういった事を確認しておくのがベストですね。搭乗とかになると、何かとバタバタしてしまうのに、少しでもバタバタを減らすよう、事前のチェックをします。
犬を飛行機に載せるのって心配でいっぱいですよね。人間の子供なら「飛行機の乗るよ~」って教えられるし一緒に付き添えるから心配ないけど、犬はそういうのが一切できないですもんね…。わが家はどうしても飛行機に載せるのがイヤで家族は飛行機で、私は犬は時間がかかるけど新幹線にしました。
犬も飛行機乗れるんですね。でも、人間も飛行機に乗って体調を壊す時があるから、犬ならもっとそのリスクはあると考えると、気楽に載せるのはちょっとないですね。どうしても、という時を除いて、旅行とかの無理に必要のないことでは飛行機を利用しないと思います。
航空会社によって、ルールや規定がまちまちなので、利用する前に確認をしておくことが大事なんですね。飛行機に犬も乗れるんだ!とビックリしましたが、私だったら出来るだけ乗せないようにしたいです。リスクのことを考えると、ものすごく怖いと感じるからです。
飛行機に乗る場合はわたしたちも乗り慣れていないので長期のフライトはストレスになってしまう場合もありますね。それなので犬の側からすると、「いったい何が起きたんだろう?」というかんじで不安でしょうがないかもしれないですね。やむを得ない状況で乗せるとしても、どうやってストレスを軽減して上げれるかを考える必要がありますね。
飛行機の危険性なんてあまり考えたことがなかったけど、確かにペットにとったらかなりのストレスだし、飼い主さんとは離れ離れになっちゃうしで、怖いことばかりですもんね。できたら、隣に乗せてあげたりとか、ペット専用の席とかができればいいのになぁ…と思ってしまいます。
犬は飛行機に乗っても、急激な気圧の変化などによって耳の問題だけでなく、気分がすごく悪くなったりという事はないのかなと疑問に感じました。体調が万全な状態であれば、気分は悪くならないのですか?犬と一緒に飛行機の搭乗できるとしても、やっぱり不安は残るので、慎重に判断しないとダメだと思います。
飛行機はなるべく乗せたくないな〜。まして、同意書まで書いてまで乗せるなんてかわいそうな気がしてしまう。でも、飼い主さんの転勤とか、色々事情はあるからね、仕方ない場合もあるんだろうけども。料金や注意点を詳しく書いてくださったので、とても参考になりました。