カレリアンベアードッグってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

カレリアンベアードッグってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

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mofmo編集部

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フィンランド生まれの狩猟犬であるカレリアンベアードッグは、日本犬によく似たスピッツタイプの犬です。また、勇敢な犬で他の犬やペットに対して攻撃をしてしまう為にコンパニオン・ドッグとして飼育する事は難しい犬種とされます。今回は、カレリアンベアードッグについて紹介していきたいと思います。

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カレリアンベアードッグの性格

Karelian Bear Dog

Perinbaba/shutterstock.com

カレリアンベアードッグの性格は、繊細な性格で、飼い主や家族に対しては優しい性格をしています。

自分がリーダーと認めたものに対してとても忠実で、家族に対しては自分の命を危険にさらしても守ろうとする、勇敢さと愛情深さを持っています。

ただ、熊を相手に狩猟をしていた為に勇敢で独立心も非常に強い性格をしています。 そして、知らない人や犬に対する警戒心がとても強いです。

自信があり、プライドも高く、他の犬やペットに対して攻撃してしまうという危険な特徴もある為に、コンパニオン・ドッグとして飼育するのは性格的には難しいとされます。 飼い主や家族に対しては人懐こい性格をしていますが、自分がリーダーと認めないと服従しない性格をしているので飼い主だけでなく、家族全体がしっかりとしたリーダーシップを持ってしつけを行う飼い方をしないと飼育が難しい犬種です。

判断能力に優れ、怖いもの知らずです。

もともと、獲物を見つけた際には大きな声で吠えてご主人に知らせてきました。

それで、吠えることも多い犬種です。

しつけと訓練で無駄吠えをやめさせることはできますが、自分の気持や意思やなにかの物事をご主人に知らせるときには吠えます。

これを無理やりやめさせてしまうと、ストレスがとても溜まってしまい、問題行動を起こすこともあるようです。

カレリアンベアードッグの飼いやすさ

怖いもの知らずの狩猟犬として活躍してきたカレリアンベアードッグは、初心者向けの犬種とは言えません。

クマやシカ、イノシシなどの自分よりも大きくて、力の強い大型動物を相手にするほどの、勇敢さと力を持っています。

家族に対しては愛情深く、リーダーと認めたものには服従する特性がありますが、独立心もプライドも高い犬種です。

そして、約100kgもの噛む力を持っていますので、しっかりとリーダーとしてカレリアンベアードッグの上に立ち、信頼関係と主従関係を確立し、ときに攻撃的になるこの犬種をいつでも抑制できる人でないと飼育するのは難しく、飼い主として責任を果たすことができないでしょう。

そして、たくさんの運動量を必要としますのでゲージに閉じ込めておいて飼育するのではなく、広い敷地と十分な運動ができる環境を整える必要がありますので、その点で都会などでの飼育は難しいでしょう。

他にも、大きな声で吠える事によりコミュニケーションを取る犬種なので、住宅街での飼育には向いていないでしょう。

カレリアンベアードッグの飼い方としつけ

karelian bear gog portrait detail face

Perinbaba/shutterstock.com

大型動物の狩猟犬としての本能を持つカレリアンベアードッグを飼育する際には、この犬種が必要とする運動量、そして見知らぬ人や動物に対してみせる攻撃性などをよく理解した上で、飼育環境を整える必要があります。

そして、絶対的なリーダーとなり、しつけと訓練をしていく必要もあります。

カレリアンベアードッグの飼育環境

カレリアンベアードッグの飼い方としては、寒さに強いという特徴があるので、室外での飼い方もできます。

ただ、一か所に繋いで置く事はできないという特徴もあるので、室内飼育もしくは室外飼育をする場合にはある程度自由にする飼い方をする必要があるので、室外飼育という飼い方はできない犬種です。

ある程度、自由に動ける広い敷地、庭などがある環境が適切です。

もちろん、他の人や動物に対して警戒心から攻撃的になる可能性を考えて、しっかりと敷地の周りにはガードを設置しておく必要があるでしょう。

また、運動量も豊富な犬で、毎日120分以上散歩を行う事が大切です。

カレリアンベアードッグは性格的に他の犬やペットに対して攻撃的になる特徴があるので、散歩をする際にはノーリードにはする事はお互いの怪我を防止する為に避けましょう。

カレリアンベアードッグのしつけ

カレリアンベアードッグのしつけは、強いリーダーシップをもって一貫性のあるしつけを行う事が重要です。

また、吠える事が多いカレリアンベアードッグなので、日本で飼育する場合には無駄吠えのしつけをする事が大切となります。 ただ、この犬にとって吠える事は飼い主や家族に話しているようなもので、100%しつけでやめさせることはできません。

また、やめさせてしまうと、ストレスが溜まり体調を崩したり、破壊行動をしてしまう事があるのである程度は吠える事は許した方がいい犬種といえます。 噛む力が100㎏もある犬種なので、怪我を負わせないようにする為にも徹底的なしつけをして、誰であっても咬まないようにする飼い方をする事が大切です。 カレリアンベアードッグは、性格的に飼い主からしかしつけを受け付けないという特徴を持つ為にドッグトレーナーに任せるしつけの方法では十分にしつけや信頼関係を築く飼い方をする事はできません。 この犬の本来の仕事は主人と離れて自分の判断で行動する事が多い為に、主従関係を結びづらいといわれ、「来い」というコマンドの意味を教える事だけでもかなり大変といわれます。

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