
ジャックラッセルテリアは寒さに弱い?寒さ対策についてまとめ

mofmo編集部です。
小さい体ながらエネルギッシュに動き回るジャックラッセルテリア。いつも元気なイメージですが、寒い冬には寒さ対策をしてその小さな体を守ってあげる必要があります。その方法とは?

ジャックラッセルテリアは寒さに弱いのか

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ジャックラッセルテリアはダブルコートなので、寒さに弱いとはいわれていません。 ダブルコートとは毛皮が二重構造になっており、温度を保つ機能が高い種類の毛皮です。
ジャックラッセルテリアは、毛の長さによって3タイプにわけられます。 まっすぐで短毛のスムースコート 粗い長毛のラフコート その中間のブロークンコート の3タイプです。
一般的に、被毛がダブルコートで原産国が雪国の犬種は寒さに強いといわれています。 ジャックラッセルテリアはダブルコートですが、イギリス出身(オーストラリアで改良)なので、他の犬と同様に寒さ対策を怠ってはいけません。
寒さ対策が必要になる時期について
犬が快適に過ごせる温度は18度から22度程度だと言われています。 快適に過ごせる温度から5度下回った、13度程度からは寒さ対策が必要と言えるでしょう。
ジャックラッセルテリアの場合も同様です。
寒さ対策①
室内での効果的な寒さ対策は、やはりエアコンによる室内温度の管理でしょう。 温度設定は、20度から25度の範囲にしましょう。
エアコンでの寒さ対策をする上で大切なのは、湿度の管理です。 エアコンをつけっぱなしにしていると湿度が低くなり、呼吸器系のトラブルを起こしやすくなってしまいます。 また湿度が低いと皮膚が乾燥し皮膚病の原因にもなります。
反対に湿度が高いと、細菌の繁殖が活発になってしまいます。 少しの傷に細菌が繁殖して重症化したり、外耳炎を起こしたりする可能性もあります。 湿度は50パーセントから60パーセント程度が理想です。 必要な場合は加湿器などを使い、犬の呼吸器や皮膚に負担のないように工夫しましょう。
ジャックラッセルテリアはスムースコートという短毛の種類もいるがゆえに、被毛のケアがいらないと考えられがちですが、適度なブラッシングは寒さ対策にもなります。
エアコンを使用する際には皮膚病に気をつけるべきですが、ブラッシングでも皮膚病を防ぐことができるのです。 ブラッシングには皮膚をマッサージし、活性化させる効果があります。
そして皮膚が活性化することは血行促進にもつながり、体温を高く保つ効果があります。 定期的にブラッシングすることは、家の中で効果的にかつ健康的に寒さ対策をする方法のひとつです。
寒さ対策②
お家の中をエアコンやヒーターで暖かかく保つなら、免疫力の低下などを心配する必要はないでしょう。 ですが寒い外にお散歩に行くときは注意が必要です。
室内との温度差が大きいほどに犬の体にも負担が大きいので、できれば家の中でしっかり服を着て暖かい空気を含んでから外に出ましょう。
お散歩のときに着るドッグウェアは、体温を高く保てるものがお勧めです。 1月、2月など寒さが厳しい時期には、ダウンコートなど保温性の高いものが理想かもしれません。 他にもジャンパー素材で風を通さないものも良いでしょう。 また寒いコンクリートを歩くのをジャックラッセルテリアが嫌がるならば、犬用のソックスや靴を使用してみましょう。 靴やソックスに慣れておくと、危ない場所を歩くとき、災害時などにも靴を履いて移動することができるので安心です。
ジャックラッセルテリアのドッグウェアを買うならば、しっかりサイズの合ったものを買うことでより良い寒さ対策ができます。 以下のサイズをしっかり測ってから買いましょう。
・胴周り(前足の付け根の部分の一番太いところ) ・首周り(首輪の位置を一周した長さ) ・背丈(首輪の位置からしっぽの付け根までの長さ) ・胸側着丈(首周りの位置から腹部少し下までの長さ) ・ウエスト(足の付け根、銅の一番細い部分)
小型犬用でもパグ用やチワワ用などたくさん種類があるので、ジャックラッセルテリアの体型に合うものを選びましょう。
ジャックラッセルテリアという犬種をご存知ですか?家族以外の人にもフレンドリーに接してくれる性格で、俊敏に走り回る小さな体は小動物を追う猟犬の特徴です。今回は元気いっぱいのジャックラッセルテリアの歴史やしつけ、飼い方のポイントをご紹介します。
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