5ヶ月から始められる!肥満の成犬にならないための柴犬の体型管理

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mofmo編集部

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5ヶ月を迎えた柴犬は、幼い表情や体の丸みもとれますます成犬に近づいてくる時期です。この時期の柴犬はとても活発で人懐っこいため、おやつの与えすぎで太ってしまう子がとても多く、成犬になってから苦労してダイエットしなくてはいけなくなります。そうならないためにも、柴犬の体型管理をしっかりと行いましょう。

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柴犬の平均体重とは?

Beautiful shiba inu puppies isolated on white

Svetography/shutterstock.com

成犬の柴犬の平均体重は8~10キロと言われており、あまり肥満になりにくい犬種でもあります。 しかし、生活環境により極端に太ってしまう柴犬もいます。原因は運動不足や、えさ、おやつの食べすぎによるものがほとんどです。

さらに、人間がついつい与えてしまう人間のご飯を食べたことによる肥満も多くなっています。

今回紹介する5ヶ月の柴犬の平均体重は4500~5300グラムと言われていますが、食事や生活習慣で肥満になってしまう恐れがあります。

では、肥満かどうかを判断するには、どのようにしたらよいのでしょうか。

肥満かどうかを今すぐチェック!ボディコンディションスコアのやり方

肥満かどうかを見極める基準を判断できるのが、ボディコンディションスコアです。 ボディコンディションスコアは、5つのチェックポイントをもとに、1~5までの数値で示されるBCS値を基準に肥満度がわかる診断です。

1は削痩、2は体重不足、3は理想体重、4は体重過剰、5は肥満といった診断結果となっており、BCS値が1や2である場合には体重増加のための対策、BCS値が4や5の場合にはダイエットが必要です。 5ヶ月を迎えた柴犬はダイエットをすることが出来ますが、急激に体重変化があるようなダイエットはできません。

では、このような判断のできる、ボディコンディションスコアの5つのチェックポイントとはどのようなものでしょうか。

5つのチェックポイント

ボディコンディションスコアの5つのチェックポイントとは、

・体重・体脂肪 ・肋骨・腰部・腹部

の5つです。

それぞれの項目には、様々な判断基準があり、柴犬が理想的な体系であるかを診断することが出来ます。

ここから紹介していく各項目の説明は、生後5ヶ月の柴犬を基準にした数値です。この5つの項目からBCS値がわかり、体重増加のための対策が必要か、ダイエットが必要かの基準を見極めることが出来ます。

では、項目ごとにご紹介していきます。

体重

生後5ヶ月の柴犬の平均体重は4500~5300グラムと言われていますが、判断基準にするのは最低体重の4500グラムです。 生後5ヶ月の柴犬はまだ成長過程ですが、BCS値が1や2の場合には体重増加のための対策が必要ですし、BCS値が4や5の場合にはダイエットが必要となってきます。

・基準/5ヶ月目の柴犬/体重4500グラムの場合 ▼BCS値1削痩85%約3825グラム ▼BCS値2体重不足86~94%約3870~4230グラム ▼BCS値3理想体重95~106%約4275~4770グラム ▼BCS値4体重過剰107~122%約4815~5490グラム ▼BCS値5肥満123%~約5535グラム~

体脂肪

生後5ヶ月くらいになると徐々に体脂肪が安定してきます。脂肪分の多い食事を避けながらBCS値3を保ちましょう。

・基準/5ヶ月目の柴犬の場合 ▼BCS値1削痩5%以下 ▼BCS値2体重不足6~14% ▼BCS値3理想体重15~24% ▼BCS値4体重過剰25~34% ▼BCS値5肥満35%以上

肋骨

肋骨のチェックは横から行います。毛の生え方によって判断しにくい場合もありますが、触ってみてしっかり肋骨が確認できれば大丈夫です。 肋骨が感じられなければBCS値が4や5の恐れがありますので、徐々にダイエットを始めていきましょう。

・基準/5ヶ月目の柴犬の場合 ▼BCS値1削痩触らなくても肋骨がしっかり浮き出ていて確認できる。 ▼BCS値2体重不足触らなくても確認できるが、肋骨と皮膚の間に多少の肉感を感じる。 ▼BCS値3理想体重見た目でうっすらと肋骨確認ができ、触るとしっかり肋骨を確認できる。 ▼BCS値4体重過剰触らないと肋骨確認は出来ないが、触ると確認できる。 ▼BCS値5肥満触っても肋骨を確認することが出来ない。

腰部

腰部のチェックは真上から行います。主にお尻周りの骨が確認できるか丸いかの判断です。 この部分は見るだけで判断できます。

・基準/5ヶ月目の柴犬の場合 ▼BCS値1削痩皮下脂肪がなく腰部の骨格が見て確認できる。 ▼BCS値2体重不足多少の皮下脂肪があり、目で見て腰部の骨格を確認できる。 ▼BCS値3理想体重目で見て骨格を確認することが出来るが、触ると皮下脂肪もついている。 ▼BCS値4体重過剰目で見て骨格を確認することがあまりできず、皮下脂肪でお尻が丸い。 ▼BCS値5肥満触ってもあまり骨格を感じることが出来ず、皮下脂肪でお尻が丸い。

腹部

人間でいうウエストです。この部分のチェックも真上から行います。 腰部よりも太い場合はBCS5の場合が多いです。できるだけ早めに、ダイエットを始めてあげましょう。

・基準/5ヶ月目の柴犬の場合 ▼BCS値1削痩肉感がなくくびれており、周りの骨格が目立つ。 ▼BCS値2体重不足ほとんど肉感を感じられず、くびれがしっかりある。 ▼BCS値3理想体重くびれがあり、骨格が気になるなどごつごつした印象がない。 ▼BCS値4体重過剰肉感が多少あり、くびれも多少しかない。 ▼BCS値5肥満肉感がたっぷりあり、くびれがなく丸い。

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