猫が怒る理由4つ!あなたもやっていませんか?

猫が怒る理由4つ!あなたもやっていませんか?

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いくら可愛いからといって、つい思わず猫が怒るようなことをしていませんか?猫が怒るのは、幾つかの理由が考えられます。可愛がっているつもりでも、実は猫に嫌われていたりして?! あなたに教えたい、大切な愛猫の育て方のコツ、褒め方、猫の嫌がることを一緒に考えてみましょう。

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【猫が怒る理由】しつけだからと叩くのはダメ!

猫 嫌がる

Stefano Garau/shutterstock.com

猫にしつけは可能でしょうか?

答えは犬などの他の動物たちと一緒で「イエス!」です。

猫もしっかり訓練すれば、きちんと待つこともできますしちゃんと芸を覚えて披露できる子もいます。

では家庭で行うしつけで重要なしつけはなんでしょうか。

言わずと知れたトイレのしつけを覚えさせることではないでしょうか。

これが出来ないといくら可愛い愛猫とはいえ家中おしっこの臭いで充満してしまって臭いだけの猫になってしまいます。

そうなってしまうとしつけどころではなくなってしまいますね。

しかし、いくらしつけても言うことを聞いてくれない猫もいます。

これは飼い主の根気強さが求められてくる分野かもしれません。

だからといって、怒りに任せて猫の頭を叩いたり、押さえつけたりしてはいけません。

人間にとっては軽く猫の頭を叩いた程度のつもりでも実は猫にとっては一大事の大問題に感じ取ってしまうことがあるんです。

その理由は猫の顔の周辺にある髭です。

猫の髭には敏感なセンサーが集中しており、多くの事を感じ取ることができるようになっています。

そのため人間にとってはちょっとの力のつもりで叩いたり抑えつけたつもりでも、猫にとっては衝撃的な力が加えられたと感じてしまうため衝撃的な出来事になってしまいます。

そうなると猫は自分に対するひどい体罰と受け取り、その飼い主を嫌ってしまう可能性があります。

例えば、猫の中にはお腹がすいていたためにうっかり人間の食事を盗もうとしてテーブルの上に乗って食べ物をあさろうとしていたり、あるいは花瓶の花に興味がわいてツンツンと前足でイタズラをするような人間にとっては「こらやめなさい!」と怒りたくなる場面に遭遇してしまうとつい頭をコツンと叩きたくなってしまうものです。

しかしそのようなときでも、猫への叱り方は、手を猫の額近くに持っていき、軽く叩くフリをするだけで充分です。

そのとき目をつむって、耳を後ろに下げたら、それは猫が驚いたり自分がしたことの意味を悟る仕草ですのでこの仕草を見せたときにはそれ以上は手出しをしてはいけません。

「なんかわからないけど、怖かったにゃ」と思わせるだけで良いのです。

つまり痛みを与えてしつけるのではなく、悪いことをしたら怖いと感じることが起こる、と覚えさせます。

それだけでしつけには十分の効果がありその後はその怒られた行為をしなくなりますよ。

それが叩いて覚えさせようとするとかえって嫌われるだけでなく、逆上して怒って噛みついたり、引っ掻かれてしまうこともあるんですよ。

またしつけのポイントとして叱るタイミングがあります。

しつけの一番良い瞬間はイタズラ行為をする直前・直後です。

その時でなければほとんど意味がありません。

猫は自分のしたことをすぐ忘れてしまう生き物です。

それで怒りたい行為に対してしばらく時間が経ってから叱っても、猫には何の事で怒られたのか理由もさっぱり分からず怒られてるようなものになってしまいます。

できるだけ怒らなければならない行為を見つけたときにはその場ですぐに怒るようにしましょう。

そして一度叱っただけでは猫は学習しません。

ですから一度叱ったことに対してまた同じ行為を繰り返しているならまた同じように叱ります。

このことは何日かたって同様の事を繰り返すことが考えられますので根気強くしつけとして必ず同じように叱ってください。

この叱る行為は家族みんなで共通認識のもと行わなければなりません。

そうしないと猫もその行為が許されているのかいないのか理解できなくなってしまうでしょう。

それで家族の中でも叱る状況や、叱責の言葉を含めた叱り方を統一したほうがよいでしょう。

そうすればその行為をやってもいいのかどうか、猫が混乱することはありません。

これもやはり子供へのしつけと同じですね。

一貫した怒り方をすることと、決して叩いてわからせるのではなく猫の額の近くをたたくふりをするなら猫もびっくりして学習してくれますのでこの方法で猫が怒りださないよう工夫することができます。

【猫が怒る理由】水に濡れるのが大っ嫌い!

猫 怒る お風呂

Olleg/shutterstock.com

個体差はありますが、基本的に猫は体が濡れるのを嫌います。

例えば、犬の美容室はあっても、猫のものは街で見かけませんよね?

また犬がお風呂場やプールや海で泳いだり水に戯れている動画を見かけることはあっても猫がそのようにしている動画を見ることはほとんどありません。

たとえあったとしてもそれはかなり珍しいのでアップされているにすぎません。

猫をお風呂に入れようものなら全力で拒否行動をおこすのではないでしょうか。

つまり、猫は体を洗う必要がないのです。

それは猫は体が柔らかく、自分で被毛のお手入れをすることができるからなんです。

当然水を嫌いますので水浴びもしません。

といってもする必要がないのが理由でしょう。

とはいえ猫も汚れが溜まってひどくなることがありますので時には入浴させることが必要になることもあります。

こういったときに家庭で行うたまにやってあげるシャンプーなどは、猫にとってはなかなかのストレスなんです。

家でのシャンプーはどちらかというと飼い主の側の自己満足である場合も少なくありません。

飼い主が清潔すぎてその清潔感に猫が付き合わされると、猫も我慢の限界に達し怒ってしまうかもしれません。

爪を立てて飼い主さんを引掻いて嫌うかもしれません。

しかしたとえ猫に怒られようがシャンプーが必要な猫もいます。

例えば長毛種の猫はどうしても汚れが付きやすいですし適度に体を清潔に保つ必要がありますし、頻繁に外へ出て遊んでくる猫の場合もどんな菌を体につけてくるかわかりませんし汚れも皮膚にまで達している場合もあり猫の舌だけでは落とし切れない汚れもあります。

そのような場合もありますが、やはりシャンプーなどもほどほどにしてあげて、嫌がる場合は無理にやらない方がいいでしょう。

そのかわり毎日のブラッシングとか、蒸しタオルで優しく拭くとか、猫が気持ちよくなるお手入れを考えてあげましょう。

とくにブラッシングは毎日行ってあげるとコミュニケーション作りに役立ちますし猫の毛の艶にも影響します。

皮膚への刺激になって皮膚病予防にもなってメリットは大きいですよ。

また別の方法としては子猫の頃からシャンプーに慣れさせるのも猫を怒らせないやり方です。

生まれた最初から当たり前のこととして行ってあげるなら猫のストレスを出来るだけ減らすことができ、怒らせないようにする方法になりますよ。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (22件)
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22 名無しさん
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記事中で正しくは「ほうって(放って)」と書く部分が「ほおって」となっています。誤字修正お願いします。

21 マツヨシ
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私は一度も猫に怒ったり、まして手をあげたことは一度もありません、そのうち人の気持ちがわかってくれます。

20 デニムん
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初めの写真、とても怒ってますね。猫の怒った顔は見たくないので、怒らせないように日々気をつけなくちゃと感じてます。体を触りすぎないこともがんばって気をつけます。触りたいのを我慢!

19 名無しさん
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猫の首根っこを押さえつけるのは、人間の方が強いと思わせる時には有効です。というか、猫同士で力の上下を決める際には首相撲しますからね。

18 名無しさん
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私は、目をつむって、耳を下げていたにもかかわらずたたいてしまってネコがいなくなってしまいました。

17 まさみ
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自分のいつもの猫に対しての行動を振り返えさせられる内容で、いままで以上に猫のことを思いやった行動を心がけようと強く思わされました。他にも、どういう行動をしたら怒るのかというのを見極められるようにもならなければと。

16 名無しさん
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出産後、普段はゲージの中に子猫は入れて親猫はニャーニャー泣いてる時に出して、逆に外で中に入りたがってる時にだけ出していたんですが、1ヶ月が過ぎて子猫が活発になってきて子猫も出していたりしてその時は普通になにもなく過ごしていたのですが、

ある日、子猫を踏んでしまいそうになってわぁーと叫んで転んだ時に親猫が怒って引っかかれました。

その日はちょっとの音でも怒っていたのですが次の日にはなんともなくなっていました。

ところがまた数日して2階にいる人を呼んだ時にまた急に怒り出して今はずっと怒った状態で手に負えません。

おやつや、餌をあげるときはなんともなくて、食べ終わったらまた怒り出すのですがどーしたらよいでしょうか。

このままでは普通の生活すらできません。

16 名無しさん
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よくわかりました。ありがとうございました。

16 パズル
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猫は人間の何倍も耳がいいというのを頭に置いておくと、あまり大きな音が出ないように普段から気をつけるようになると思います。自分目線で物事を考えているばかりでは、猫に嫌われてしまう可能性大だと強く感じさせられました。

13 南蛮
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猫がかわいい余り、ずっと撫で撫でしてあげたくなっちゃいますけど、それが原因で怒らせてしまうこともあるとは思いもよりませんでした。良かれと思ってしていることが、かえって猫の怒りに触れてしまうんですね。知らず知らずのうちにしてしまうことなので、用心しなくてはと感じました。

12 たま
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猫が人間の4倍もの聴力を持っているとは驚きです。そこまで耳が良いと、人間よりもいろんな音が自然と耳に入ってくるでしょうから、敏感になってしまいますよね。ちょっとした音でも猫には不快に感じるというのを勉強したので、これからは重々注意します。

11 名無しさん
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とても助かります!

10 名無しさん
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猫の聴覚が、人間の4倍、犬の2倍もあって発達しているとは知りませんでした。たしかに家の中で物を落としてしまったときなど、寝ていた猫も瞬時に反応して箸って部屋の隅などで隠れようとしますね。むやみに驚かせないように十分注意してあげたいと思います。

9 むほ
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猫が怒る理由って、そりゃ怒るでしょうに。叩かれたり、水で濡らされたりしたら猫じゃなくても怒りますよ。愛情表現とかで触りまくったりするのは、結局猫はペットであり愛玩なんだからという飼い主のエゴだからですよ。猫のことを本当に考えてるなら、飼うことそのものに疑問を感じてもいいぐらいです。

8 ペン
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叩くのはもってのほかですよね〜、どんなことがあっても決して手は出してはいけないと思います。猫に嫌われるとかの前に、飼い主として失格ですね。他のは知らず知らずのうちにやってしまっていることもあるかも知れないので、気をつけたいと思います。

7 あわあわ
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記事の内容は猫が怒るっていうより嫌がることって感じじゃないですか?大きな音とか猫だけじゃなくてペットを飼うなら当然のことですよね。あと叩くとか触りまくるとか嫌がるのは当然でしょう、飼い主だからなんでもしていいわけじゃないですから。

6 けんたろう
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怒らせても餌でつるってやっぱり猫だなと思います。猫にとっては人間の生活はうるさくて大変なものだと感じているのでしょうか。共存するのは難しそうに思いました。

5
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私たちも家の中ではゆっくりとくつろいでいたいですもんね。猫にとっても我が家で落ち着いて暮らしたいと思います。大きな音を立てたり、可愛すぎるからといってこねくり回してしまうことがないように気を付けたいと思います。

4 くるま
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猫を怒らせてしまうのは、すべての猫飼い主様が通る道ではないでしょうか。どうしても触りたくなるし、お風呂にも入れたくなります。なので一度でも猫が怒ったら何が原因だったのかちゃんとわかってあげないとダメですね。飼い主だからこそ、親しき仲にも礼儀ありってやつです。

3 まいまい
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フレンドリーに接しているにも関わらず、猫って急に暴れ出したり怒り出したりするんです。何でかなーと疑問に感じていましたが、この記事を見て大いに納得しました。スキンシップのつもりで頻繁に抱っこしたり、撫でたりしていましたが、これが猫を怒らせてしまう原因の一つとは思いませんでした。記事を参考にして、猫と仲良くなりたいです。

2 名無しさん
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猫の聴覚がこんなにすごい敏感なんて知らなかったー。もちろん人間よりは鋭いってことはわかっていたけど、何気ない生活音でも猫にとっては爆音なんだなと思うと、猫の気持ちを考えてすこーし気を付けて生活してあげなきゃなって思ったー。怒らせるポイントや、猫の感情の表現の仕方をちゃんと覚えておいて可愛がっていけたらなーと思う!

1 名無しさん
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この記事を読んで結構猫を怒らせているのではないかと思いました(ーー;)お風呂に入れて怒らせるのは仕方ないけど、遊びたくて触って威嚇されることが多いです。だけど、それが可愛くてまたやってしまうというパターン。たまに飽きられた目で見られているような気もします。なるべく、猫にストレスをかけないように猫の機嫌がいい時に触りたいと思います。