
ティーカッププードルってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

mofmo編集部です。
名前のとおり「ティーカップに入ってしまう大きさ」でぬいぐるみのようなプードル。10数年ほど前にアメリカで誕生し、それ以降アメリカや日本でSNSを通し大人気のペット犬です。見た目のかわいらしさから女性に大人気なティーカッププードルの特徴や性格、飼い方としつけのポイントをご紹介します。

ティーカッププードルの性格

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トイプードルのくくりの中にティーカッププードルがいるわけで、性格もほとんどトイプードルの性格をそのまま引き継いでいます。
好奇心旺盛で、明るく活発です。
甘えん坊で愛情表現も豊かで、子供とはしゃぐ姿もよく見られるでしょう。
飼い主の嫌がること、怒ることをそもそもしない賢さと従順さがあり、忠実です。
犬は体が小さくなればなるほど神経質になると言われていますが、ティーカッププードルも体がとても小さい分、神経質で警戒心が強い傾向にあります。
また、もともと甘えん坊なトイプードルに比べ、さらに小さいティーカッププードルはもっと甘えん坊さんです。
いつも飼い主と一緒の空間にいたがるかもしれません。
ティーカッププードルの飼いやすさ
好奇心旺盛で社交性が高いので、子供や他の動物とも仲良くなりやすく飼いやすいでしょう。
「おりこうさん」とよく言われるとおり、賢くで頭の回転が速いので、人の命令をよく聞き状況判断する知能を持っています。
順応性、社会性の高いティーカッププードルは人と暮らすには高適応で、初めて犬を飼うひとにも買いやすいと言えます。
抜け毛や体臭の少なさも室内飼いしやすい人気のポイントです。
ティーカッププードルの飼い方としつけ
体の小さいティーカッププードル。
飼育環境に気を付けてあげたいですね。
ティーカッププードルの飼育環境
体が小さく体力もないため「室内運動で十分」とか「外散歩は必要ない」と言われることが多いですが、そんなことありませんよ。
しつけや訓練のためにも、遊びを通じて知的に満足しストレスを発散できるような環境作りが大切です。
遊ぶことも外を走り回ることも大好きです。
いろいろな人や犬と触れ合い社会性を身に着けるためにも、少しの時間でもお散歩に行くと良いですね。
また、外に出て日光浴することは骨の発育を助けるものにもなります。
もともと細い骨のティーカッププードルですから、この日光浴は大切です。
原型であるプードルは、水中に落ちた獲物を回収したり、水鳥猟で活躍してきた歴史をもっており水には抵抗がないため、夏場は水遊びを喜びます。
細いので、家の中でも骨折に気を付けましょう。
ソファーやイスに飛び乗ろうとしたり、飛び降りたときに骨折してしまうことが多いようですよ。
ティーカッププードルのしつけ
ケージで飼う順な性格で知られるティーカッププードルですが、その良さを生かしてしつけをしていきたいですね。
賢さゆえ、小さいころに甘やかして過保護にするとわがままになります。
後からしつけをしようとこちらが態度を変えても、反抗的になり手がかかりますのでかわいさの余り甘やかし過ぎないように気を付けてくださいね。
ティーカッププードルはケージで飼うようにしつけることが基本となります。
体が小さいのでとても神経質ですから、ケージの中で飼うことにより安心できる場所を作ってあげることにもなります。
安心できる場所がないとしつけがしにくくなりますし、ストレスを抱えてしまうことにもなりかねません。
また特にティーカッププードルのような超小型犬は警戒吠えと無駄吠えが多くなる傾向があります。
いきなり「ダメ」と叱り口調になるのではなく、警戒して吠えていることがわかるときは「大丈夫だよ」と安心させることをまずしましょう。
「飼い主に喜んでもらいたい」という思いが強い犬種です。
触れ合いを大切に、よく褒めたり大げさに喜んだりするととても吸収よくしつけを覚えていきますよ。