留守番中の犬におやつを与えてもいい?犬の気持ちお留守番の仕方を紹介しちゃいます!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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愛犬を家に残して出かけなければならない状況は、望んでいなくても必ず訪れます。犬が留守番する時の気持ちや、犬の特性を生かした留守番上手にするためのしつけ方などもご紹介していきたいと思います。

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留守番上手な犬にするには

ここまでで、留守中に犬におやつを食べさせてはいけない3つの理由を考慮しましたが、誤飲の危険があり、肥満やわがままを助長してしまうなら、おやつを使用することをやめて、他の方法でお留守番の仕方を教えたいと思われたのではないでしょうか?

では、苦手なお留守番を上手にこなし、きちんと躾けられた可愛げのある子にするためにはどうすれば良いのでしょうか? これから役立ついくつかの方法をご紹介したいと思います。

日頃から一人になる時間を作る

いつも飼い主とべったり一緒にいる子が、急に一人になるとそれは心細く感じたり、異変を感じ取って泣き叫ぶのも仕方がないでしょう。

ですから、出かける用事がないときでも、家の中で愛犬と離れて過ごす時間を作ることは、自立を促す上で大切です。

家にいるときでも、四六時中べったりと過ごすのではなく、犬の視界から消えたり、別の部屋に行くなど、犬が一人でも遊べるようにしたり、大人しく過ごせるようにしてあげましょう。

ここで大切なのは、犬の視界から消えている時に、犬が吠えたタイミングで戻ると「吠えると飼い主が戻ってくる」と覚えてしまうので、吠えているときは、絶対に戻らないようにしてください。

万が一このように記憶すると、留守番している間中吠え続ける、とんでもなく迷惑な子になってしまいますので、くれぐれも気をつけてください。

むしろ、静かにしている時、泣き止んだタイミングで犬の前に現れるようにして、たくさん褒めてあげると、「吠えずに待っていれば飼い主は帰ってくる」「静かにしていれば褒められる」と覚えていきます。

さらに、一人でも楽しく過ごせるようなお気に入りのおもちゃを見つけてあげて、一人遊びを楽しめるようにしてあげることも役立つでしょう。

留守番は普通のことと思わせる

出かける前に「ごめんね」「待っててね」などと、謝りながら別れを長々と惜しんだり、離れることが自分も寂しくて、直前まで抱っこしたり過度なスキンシップを図っている人はいませんか?

さらには、バタバタと慌ただしく支度をしたり、いつも決まった行動パターンをとって出かけていませんか?

そのような行動は、犬の不安感を煽り、これから飼い主がいなくなるということを強調させてしまいます。

留守番させるのは、申し訳ないことでも特別なことでもなく、普通のことだということを、まず飼い主さんが意識して、犬もそのように感じられるようにしてあげることが大切です。

「飼い主さんは勝手にでていき、帰ってくるものだ」「飼い主が自分を置いて出かけるのは普通のこと」と犬が理解できれば、留守番することに抵抗を感じることも、心が乱されて問題行動を取ることもなくなります。

そのためには、黙々と支度をしたり、特別な声がけをしないで家を出たり、帰ってきた時にも甘やかしたり、撫で回すのではなく、しばらくは構わないでいることが有効です。

飼い主が、留守番の前後も普通に接することで、「留守番は日常的なこと」「ありふれた生活パターンの一つ」くらいに感じられるようになるはずです。

ただ、最初は鳴くことも考えられますので、まずは5分間家を空けて、それができたら15分などと、少しずつ留守番の時間を伸ばして慣れさせるようにしましょう。

このような訓練を通して、飼い主が出かけても、必ず帰ってくることも学習できるので、長時間の留守番でも落ち着いて待つことができるようになります。

ただ、犬の留守番のリミットは12時間ほどと言われていますので、それ以上になる場合は、犬だけの留守番はやめて、ペットホテルなどの専門の所か、信頼できる人に預かってもらうようにしましょう。

快適な留守番環境を整える

留守番上手になるためには、留守番をしやすい環境を整えてあげることも大切です。まず、床に誤飲の危険性のあるものや、噛むと事故につながりかねないコードなどがないか、安全面は絶対にチェックする必要があります。

さらに、空調設備を使って、犬が快適に過ごせるような室温にしてあげることも忘れないようにしましょう。

さらに、適切なサイズのゲージやベッドを用意してください。狭すぎて体が動かせないようなゲージに長時間入れられることは、非常なストレスになりますし、広すぎて落ち着かない場所にポツンといても不安が募ります。

愛犬のサイズに適した大きさのゲージを用意して、その中により安心度が増すベット、水、留守番用のおもちゃなどをセットし、愛犬が居心地よく感じる空間を作ってあげると、苦手な留守番のストレスを軽減してあげられます。

まとめ

Cute Labrador dog and cookies against wooden table on unfocused background

Africa Studio/shutterstock.com

どんな犬種でも、きちんと躾けることによってお留守番はできるようになります。様々な危険性があるおやつでつるのではなく、しっかりとトレーニングをして自立した賢いワンちゃんにしてあげましょう。

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4 名無しさん
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つい、お留守番を頑張ってほしいからおやつをあげてしまう人は多いのではないでしょうか。実際には、おやつを目の届かないところであげてしまうと、誤飲してしまった時に助けることができないので、本当はあげない方がいいんですよ。

3 名無しさん
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てっきり寂しがるからいいのかと思ってましたが、誤飲の可能性があることからあげてはいけないんですね。知らなかったので今、知ることができて本当に良かったです。また、肥満になりやすいということなので、今後は気をつけます。

2 名無しさん
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留守番にするのが可哀想でおやつをあげていると肥満に繋がる上に、誤飲の可能性にも繋がるんですね、普段、おやつをあげるときは、ちゃんと目の届く範囲であげた方がいいというのは、理にかなっているので納得できますね。

1 名無しさん
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独り暮らしなら特にですが、留守中の家には犬だけ…。という状況が発生すると思います。家を出るときに寂しい鳴き声を出されたら、後ろ髪を引かれるような気持ちになりますよね。可哀想だからと甘やかしたくなりますが、その線引きはとても大切になってきます。