ドッグフード記載のAAFCOとは?気にしないでもいいの?その理由を解説!

ドッグフード記載のAAFCOとは?気にしないでもいいの?その理由を解説!

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mofmo編集部

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「AAFCO」とは何でしょうか?そしてよく見かける「AAFCO承認」「AAFCO認定」という表記、実は気にしなくていいんですよ。では今回は「AAFCO」について具体的に見てみましょう。

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そのほかのドッグフードによく見られる表記

ドッグフードによく見られる表記の一つに「AAFCO」がありますが、他にはどんな表記があるでしょうか?

ペット安全法

「ペット安全法に基づいて作られている」といった表記を見ることがあるかもしれません。

ペット安全法とは環境省が定めるペットフードのルールや有毒な添加物に関する基準に適合しないフードは回収廃棄するという法律です。パッケージの表示ルールも定められています。 名称、使用している量の多い順に原材料を記載、賞味期限、フードを最後に加工した国名、製造業者の名称と住所を記載することが定められています。

ペット公正競争規約

他にも「ペットフード公正競争規約に基づいて」という表記も見ることもあるでしょう。

これは法律とは関係なく各メーカーの自主基準によって定められた規約、ルールです。 ペットフードの目的、内容量、給与方法、成分などを記載します。

ペットフード公正取引協議会

ペットフード公正取引協議会は日本のペットフードの基準を総括しているところです。AAFCOの基準を採用しています。

ですから「ペットフード公正取引協議会によって総合栄養食であることが証明されています」という表記があったらAAFCOの基準を満たしていると同じことです。

日本のペットフードに関する規制は?

日本産のドッグフードはどんな基準、規制があるのでしょうか? 日本は最近までペットフードに関する成分基準値や規制がなく、2016年にやっと安全基準というものが設定されました。

日本では現在「ペットフード公正取引協議会」がAAFCOの基準を使用し、栄養素をクリアしたものを「総合栄養食」として表記してよいというルールがあります。 総合栄養食として販売するための基準を満たすためにいろいろな添加物やビタミン、ミネラルが添加されても良いのです。原材料に関してもどんなものを使用しているかわからなくても、たとえ粗悪な原料を使用していても基準をクリアしていれば良いのです。

諸外国のドッグフードの基準というのは日本と大きくかけ離れています。ペット先進国であるドイツではヒューマングレードの原料でないと使用できないという規制もあります。つまり人間が食べる食事と犬が食べるフードの品質が同じということです。 日本のドッグフード事情は海外に比べるとかなり遅れているといえますね。これからに期待したいものです。

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