フード選定術が知りたい!アメリカのドッグフード雑誌「WDJ」で学ぼう!

フード選定術が知りたい!アメリカのドッグフード雑誌「WDJ」で学ぼう!

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mofmo編集部

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ドッグフードについて調べ始めると、必ず目に入るのが「WDJ」という文字です。これはアメリカの有名なドッグフード雑誌で「The Whole Dog Journal」の頭文字をとったものです。そこで今回は「WDJ」とはいったい何なのか?詳しく紹介したいと思います。

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WDJの基準を満たしたおすすめするドッグフード

「WDJ」では上記で紹介した8つの基準を満たしたものが優良ドッグフードとして認められています。 ではWDJが推奨しているドッグフード、これらの基準を満たしているドッグフードをいくつか紹介したいと思います。日本ではあまり見かけないものもあります。

カナガン

最初におすすめしたいのはイギリス産のグレインフリードッグフード「カナガン」です。 カナガンは日本でも安全なおすすめドッグフードとして今最も注目されているドッグフードの一つですね。ドッグフード選びの要ともいえる品質の良い肉がたっぷり使用されていること、穀物不使用、人工添加物不使用の3点をクリアしています。

カナガンで使用している食材はすべて人間も食べられるヒューマングレードです。使用している原材料はすべてナチュラルなものばかりです。

第一原材料にはイギリス産の平飼いチキンを使用しています。新鮮な生肉と栄養価の高い乾燥チキンを50%以上も使用しており、愛犬が必要とするたんぱく質がしっかりとれます。

犬が消化吸収を苦手としている穀物は一切使用していません。穀物を使用しないと腹持ちが悪くなるという問題点がありますが、そこは「サツマイモ」を使用することで解決しています。サツマイモは消化がよくゆっくりエネルギー消費されるため腹持ちをよくしてくれます。 その他にも野菜やハーブがバランスよく配合されておりヘルシーなフードになっています。

なんとカナガンはイギリスで80%のリピート率のあるフードで、多くの一つに愛され続けています。小粒なので小型犬も食べやすいと評判です。

カナガン ドッグフード

ドッグフードの中で、人気と売上の両方がNO.1と言っても良い商品ですね。

容量/価格 イギリス
原産国 イギリス
メイン食材 チキン
対応年齢 全犬種、全年齢対応

オリジン

次に紹介するのは「オリジン」です。オリジンはカナダ産のドッグフードで、これまでに数々の著名な賞を受賞してきました。2014年からは連続で「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」を連続受賞しており、信頼できるドッグフードの一つに挙げられています。

オリジンはなんといってもたんぱく質の量が豊富です。オリジンのオリジナルを見てみると肉や魚、卵の割合がなんと85%、野菜やフルーツの割合が15%となっています。成分表を見てもたんぱく質量が38%と驚異的なたんぱく質量です。放し飼いされた新鮮な鶏肉や七面鳥、天然魚、新鮮卵が使用されており、レンダリング処理された副産物は一切使用されていません。 原材料はすべて地元で毎日仕入れた新鮮な原材料のみを、もちろん人間が食べられる食材のみを使用しています。

割合でも見てわかるように、犬の体に負担となる穀物は一切使用していません。穀物の代わりに野菜とフルーツが使用されており、必要なビタミンやミネラル、炭水化物が摂取できるようになっています。 そして人工添加物ももちろん一切使用していません。安心して愛犬に与えられます。

オリジンは良質の肉をたっぷり使用している等原材料にこだわっているため、1キロ当たり2500円ほどと高額ですがそれだけの価値はある内容になっています。

オリジン オリジナル

アーテミス

次に紹介するのは「アーテミス」です。 アーテミスは世界25か国以上で愛されているアメリカ産のプレミアムドッグフードです。ラインナップは全部で3つ「アガリクスアイエス」「オソピュアグレインフリー」「フレッシュミクス」です。愛犬にあった一つを選ぶことができるでしょう。 WDJでも常に高い評価を受け続けており世界中で人気のドッグフードとなっています。

アガリクスアイエスは、人間用サプリメントでも注目されているアガリクスと高品質乳酸菌が配合されたドッグフードです。 オソピュアグレインフリーはアレルゲンとなりやすいトウモロコシや小麦はもちろんのこと、米や麦類などの穀物も一切使用していません。穀物アレルギーのある犬にはおススメです。

フレッシュミックスはとにかく新鮮な食材のみを使用したおいしさにこだわったフードです。使用している原材料はすべて人間が食べられる安全で新鮮なものばかりです。

どれも主原材料にはフレッシュチキン、ターキー、サーモンなどの動物性たんぱく質を使用しています。そしてもちろん危険な人口添加物も一切使用していません。酸化防止剤には安全性の高いビタミンEやローズマリー抽出物など天然由来の安全性の高いものを使用しています。

アーテミスのオソピュアは穀物を一切使用していないグレインフリーですが、その他のラインナップでは穀物を使用しています。しかしWDJでは高い評価を受けています。というのも使用している穀物は比較的消化がよくアレルギーを起こしにくいものであることや、穀物使用している量が多くなく犬の体に負担にならない程度でけっして主原材料にはなっていないことがあげられます。

またアーテミスのドッグフードは政府機関の厳重な管理のもと生産しているので安全性も高いものとなっています。

ソリッドゴールドドッグフード

次は「ソリッドゴールドドッグフード」です。WDJでも賞賛されているドッグフードで有名です。 30年以上の歴史を持つプレミアムドッグフードの先駆者となっています。「本来ある健康な体つくりの手助け」をモットーにフード作りの研究開発を行っています。そのため塩、化学物質、小麦、コーン、大豆は使用していません。

例えばソリッドゴールドのフラントフラッケンを見てみると、第一原材料にはラム肉を使用しています。ホルモン剤や薬物を使用せずに飼育されたラムを使用しており、ラム肉はアレルギーを起こしにくいといわれておりアレルギー対策も考えられています。老犬や肥満犬用には魚肉がベースになったカロリーが抑えめのフードもあります。 どの肉を使用しているにしても、人間が食べることのない副産物は使用していません。使用している肉や魚は米国農務省で許可されたもので品質はお墨付きです。

また大麦や玄米は使用されているものの、どのフードもアレルギーを起こしやすいトウモロコシ、小麦、大豆は使用していません。またフラックスシードやサーモンオイルなど良質なオイルを使用し、愛犬の皮膚や被毛の健康をサポートしてくれます。酸化防止剤は天然由来のものを使用していますがその量は抑えられているので、開封後の保存方法は注意しましょう。

ブラックウッド

「ブラックウッド」は愛犬家の愛情と熱意によって生まれたアメリカ産最高級フードです。

ブラックウッドは独自の低温調理法によって素材そのものが持つ旨味や栄養素を一粒に閉じ込めています。もちろん使用している原材料はどれも品質の良いものばかりです。すべてアメリカ産のヒューマングレードのもののみを使用しています。副産物など人間が食べない粗悪な原料は一切使用していません。もちろん保存料や着色料などの人工添加物は使用していません。

まとめ

Dog friend of the owner

LivinskyAlex/shutterstock.com

今回はアメリカの犬専門誌「The Whole Dog Journal」WDJを紹介しました。 広告収入ではなく購読料のみで運営しているWDJは珍しい雑誌の一つです。しかしその分スポンサーや企業の意向に沿うような内容ではなく公正な立場で執筆されているため、ドッグフードに関する評価もはっきりしています。おすすめするドッグフードのみならず、おすすめしないドッグフードも紹介してしまうところはなんともアメリカらしいですね。

WDJで紹介されているおすすめドッグフードがすべて愛犬に合っているか?と言ったらそうでもないかもしれません。また市販のドッグフードよりも値段も高めになっているので経済的に続けるのは難しい方もいるかもしれません。しかしWDJがドッグフード選びの選考基準にしているポイントは評価できます。

愛犬のドッグフード選びの際にはWDJの選考ポイントを参考にドッグフードを選んでみてはいかがでしょうか?

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【お願い】ドッグフードは食いつきやアレルギー、わんちゃんのライフステージなどで必要なものは変わっていきます。特定のドッグフードが愛犬にぴったりということはありませんので、必ず飼い主さん、場合によっては獣医師さんの判断によって、少しずついろんなタイプのフードを試してあげてください∪・ω・∪

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