『ホリスティックレセピー』を購入した飼い主さんの評価は？

原材料と成分の解析

au_uhoo/shutterstock.com

では、実際に原材料と成分を分析して、安心して与えることができるフードなのかどうかをチェックしてみたいと思います。今回は、「７歳までの猫アダルト用」の原材料と成分を見てみます。

まず、原材料ですが

「鶏肉、鶏肉粉、米、豆粉、鶏油、乾燥卵製品、豆たんぱく、ポテトたんぱく、ツナミール、ナチュラルフレーバー、酵母エキス、ヒマワリ油、アルファミール、ビートパルプ、オーツ麦繊維、トマト粗、醸造酵母、亜麻仁、クランベリーパウダー、千織エキス、ユッカフォーム抽出物、塩化カリウム、塩化ナトリウム、リン酸、ＤＬ－メチオニン、タウリン、アスコルビン酸、イノシトール、塩化コリン、ミネラル類、ビタミン類、サッカロマイセス・セレビシエ、ラクトバチルス・アシドフィルス、エンテロコッカスゲシウム、アスぺルギウス・ニガー、バチルス・サブチルス、酸化防止剤（ミックスところフェロール、クエン酸、ローズマリーエキス）」となっています。

原材料ですが、チキンがメインとなっていて、さらにライスが使用されています。

『ホリスティックレセピー』の猫用フードにはすべて小麦は使用されていません。

しかし、ライスが使用されている、ということで穀物不使用とは言えません。

ライスは、小麦やトウモロコシのように猫がアレルギーを引き起こす可能性が低いですし、たくさん摂取しなければ問題になることはないのですが、穀物を一切使用していないフードと比べると、鶏肉や鶏肉粉の次に米が原材料として多く使用されていることがちょっと気になる、という方もいるかもしれませんね。

さらに、毛玉予防のためにビートパルプ（食物繊維）が使用されています。

こちらは栄養はほとんどないけど、毛玉予防となります。

ビートパルプは、猫のための栄養としてフードの中には必要不可欠とは言えないものですが、フードのかさを増したり、便を固くして処理しやすくするために配合されていることが多いです。

大きな危険や害があるわけではないのですが、消化不良や便秘の原因になることもあるようですので、猫ちゃんの便を見てその子に合っているかどうかを確認するとよいかもしれません。

こちらのフードは、オーツ麦などの腸内環境を整えてくれたり、便臭を軽くしてくれたりするものや、オメガ3脂肪酸を多く含む亜麻仁なども使用していますので、毛をつやつやにしてくれたり、皮膚の健康にもよい効果を持つ原材料が使用されています。

成分値ですが、

「たんぱく質：32.0％以上、脂質：19.0％以上、粗繊維：5.0％以下、粗灰分：8.0％以下、水分：10.0％以下、ﾏｸﾞﾈｼｳﾑ：0.1％以下、カルシウム：1.0％以上、リン：0.8％以上、タウリン：0.18以上、 代謝エネルギー 365kcal/100g 」となっていました。

こちらのタイプだとタンパク質が高いですが、シニア猫用だと、タンパク質の値は２６％以上、脂質の値が９．０％以上となっています。

『ホリスティックレセピー』のお値段は？

330ｇ：627円(税込) 1.6㎏：2,530円(税込) 4.8㎏：6,050円(税込) 15㎏：15,950円(税込)

なので、1㎏当たり約1,000円くらいということです。

原材料のメインがチキンで、バランスの取れた総合栄養食で、酸化防止剤なども自然由来の物を使用したり、保存料や着色料などをも使用していないといったクオリティーの良さを考えると、コスパはいい気がしますね。

７歳までのものや、シニア猫用のものなど年齢に合わせても購入できるし、様々な大きさのパッケージがあるのも良いところの一つですね。

開封後は1か月以内に食べきることがおすすめされています。

保管に関しては、開封後は密封容器などに移し入れて、冷暗所で保管するようにしましょう。

※表示価格は記事公開時点の価格です。