鹿肉配合ドッグフードを口コミや評判から徹底調査しました!

鹿肉配合ドッグフードを口コミや評判から徹底調査しました!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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鹿肉は私たち日本人からすると定期的に食卓にあがってくるというお肉ではありません。しかし、わんちゃんのドッグフードには使われることが多いお肉といえます。ドッグフードの原材料に「ベニソン」と書かれている場合もあり、愛犬家の方はすでに「鹿肉」が使われているドッグフードを使ったことがあるかもしれません。

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鹿肉を使用したおすすめドッグフード

国産を選ぶにしても外国産を選ぶにしても最近では品質にこだわる飼い主さんが増えていますのでメーカーの公式サイトにはさまざまな情報を開示しているところが増えています。

購入前には公式サイトを訪問して開示されている情報を信頼し、納得することができるかどうかも良いドッグフード選びのポイントとなります。

ファインペッツ

容量/価格 1.5kg / 7,671円(税込)
原産国 オランダ
メイン食材 鹿肉、鶏肉
対応年齢 全犬種、全年齢対応

ファインペッツの製造ラインは食品先進国の「オランダ」です。それぞれの素材や飼育環境、栽培環境までの言及はありませんでしたが、原材料はヒューマングレードということで人間が食べても問題のない安全性の高いドッグフードと言えます。また、中国産の原材料は品質管理に問題があると言う観点から使用していないと書かれていました。

第一主原料はもちろん鹿肉で第二原材料は鶏肉です。鹿肉の栄養については上記で説明したので鶏肉の栄養について少し触れたいと思います。

鶏肉も鹿肉同様「低脂肪」です。嗜好性も高くわんちゃんが大好きな動物性たんぱく質で、アミノ酸のバランスが良いのも鶏肉の特徴です。必須アミノ酸のメチオニンも含まれていますし、ビタミンやセレンが含まれていますので、抗酸化力や免疫力を高めてくれることに期待できます。コラーゲンも豊富ですので軟骨などの維持形成にも役立つ食材です。

グレインフリーではないので注意が必要

「オートミール」、「大麦」、「全粒米」が入っていますのでグレインフリー(穀物不使用)ではありません。少し「大麦」、と「オートミール」の栄養素について説明したいと思います。

大麦には「食物繊維」が多く「カルシウム」や「鉄分」、「ビタミンB1」などが多く含まれています。水分をよく吸収するのでとうもろこしや小麦に比べると消化器官にも優しく、血糖値の上昇も緩やかな食材のため肥満対策にもなる食材です。

またオートミールはビタミン補給、脂質代謝補助、神経細胞、筋肉、心臓の働きの正常化、消化液分泌促進、成長促進などの効果に期待が持てます。

比較的アレルギーになりにくい穀物を使っていますので安心かとは思いますが、もともと穀物アレルギーのあるわんちゃんは気をつけた方が良いかもしれません。

「サーモンオイル」が配合されています。サーモンオイルにはオメガ3脂肪酸であるEPA・DHAが豊富に含まれています。サーモンオイルからのオメガ3脂肪酸の特徴はエゴマ油や亜麻仁油よりも吸収率が良いということです。またオメガ6脂肪酸も含まれていますので血中コレステロールを低下させる効果を期待できます。

プロバイオティクスとプレバイオティクスも配合されていますので腸内環境も整うことでしょう。

ハーブも加えられています。タイムはストレス緩和に役立ちますし、ローズマリーは抗菌、胆汁の分泌促進、腸内ガスの排除、利尿、抗酸化作用、ストレス除去をサポートしてくれることでしょう。

肉類原材料割合は80%、消化吸収率は87%もありますので食べたものがしっかりと栄養になっていくことがわかります。大粒と小粒を選ぶことができますので大型犬、小型犬と幅が広がるドッグフードです。

保証成分値

粗タンパク質27.1%、粗脂肪分16%、粗繊維質4.5%、灰分8.2%、カルシウム1.91%、リン分1.24%、水分8% 代謝カロリー量440Kcal / 100g、人工添加物不使用

初回購入限定として通常の商品1.5kg(3,456円 税込)と全く同じ商品を1,100円(税込)とお得な価格で購入することができます。1.5kg分入っていれば愛犬の食いつきや、食べた後の便の調子などを時間をかけて確認することができる量だと思います。

KiaOra(キアオラ)『ドッグフード ベニソン』

「KiaOra(キアオラ)」はニュージーランド産のグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。ニュージーランドといえば環境規制が世界で一番厳しいと言われているところです。

「KiaOra(キアオラ)」の使用するニュージーランドのベニソンは抗生物質やホルモン剤を使用することなく自然な環境の中で放牧され栄養価の高い牧草のみで育っています。またそれらは完全なトレイサビリティが保証され栽培、加工、製造、流通などが明確にされています。

『KiaOra(キアオラ)』で使われているベニソンを始めその他の原材料は飼料面、環境面で徹底管理されたニュージーランド産なので安全なドッグフードと言えます。

主原料はベニソンの「生肉」を使っています。10種類の必須アミノ酸がすべて含まれている、完全なタンパク質と言えます。 この10種類の必須アミノ酸は食事で補填しなければならないものですから優秀な「ベニソン」とも言えます。

また『KiaOra(キアオラ)』では「サーモン」が使われています。「サーモン」は必須脂肪酸であるDHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)に富んだ食材です。また、アスタキサンチンというカロテノイドの一種で優れた抗酸化作用のある栄養素も含まれています。アスタキサンチンの効果として期待できるものには皮膚障害の予防や改善、肥満の予防、免疫力の向上、抗がん作用などと頼もしいパワーの持ち主です。

保証成分値

粗タンパク質30.0%以上、粗脂肪15.0%以上、粗繊維4.0% 以下、灰分10.0% 以下、水分10.0% 以下 カロリー約376kcal/100g

全ての穀類(小麦、コーン、米、大麦等)、合成保存料(BHA、BHT、エトキシキンなど)、人工着色料、人工香料は使用していません。

『KiaOra(キアオラ)』はニュージーランドの安全な食材を使った鹿肉のドッグフード・・・わんちゃんに優しいグレインフリー(穀物不使用)ということもおすすめポイントです。

TRIPE DRY(トライプドライ)「グリーンベニソントライプ」

『TRIPE DRY(トライプドライ)』はカナダ産のドッグフードです。主原料とその他の動物性たんぱく質はグリーンベニソントライプ、ビーフトライプ、鹿肉、牛肉の4種類の動物性たんぱく源です。

野生の肉食動物は捕らえた獲物の肉と内臓を食べます。内臓には栄養が豊かに詰め込まれていてグリーントライプが嫌いな犬はいないといわれるくらい大好物の食材なのです。そのベニソンの「グリーントライプ」が主原料になっているドッグフードです。

ではあまり聞き慣れない「グリーントライプ」とは一体なんでしょうか。

「グリーントライプ」とは反芻動物の4つに別れた胃を持つ動物の胃袋で、洗浄されていないそのままの胃袋のことを指しています。日本人にはちょっと・・・って感じのものですが、欧米では昔から家畜の胃袋はそのままの状態で犬に与えられていました。草食動物の胃に含まれているものはすでに半分消化されているわけですからわんちゃんにとっては消化が良く、多くの栄養素が含まれていると言われています。

ですからこのドッグフードの主原料は「グリーンベニソントライプ」が主原料、第二原材料が「ビーフトライプ」という肉食性の犬本来の食事を再現している少し珍しいドッグフードです。日本人には馴染みがない原材料なので心配な気持ちはお察しますがTRIPE DRY(トライプドライ)に使用されている原材料は全て、CFIA(Canadian Food Inspection Agency/カナダ食品検査庁) の認めた最高品質のヒューマングレードの原材料だけを使用している安心、安全なものだけを使っています。

グリーントライプに含まれるたんぱく質の70%が7つの主要なアミノ酸で構成されていて、わんちゃんの健康に最高なものと言われています。また、プロバイオティクス(乳酸菌)や消化酵素など、わんちゃんの消化吸収をサポートするのに役立つ栄養素も豊富に含まれています。良質のトライプを食べることによって愛犬は栄養価の高い自然の食物を摂取することができ、健康を維持することができるように設計されています。

またグリーントライプは草食動物が作り出すオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸がたっぷりと含まれています。そのためオメガ6脂肪酸が2.5%以上、オメガ3脂肪酸が1.2%以上という保証成分値になっています。

血糖値に配慮しているため低GI原材料を使用しています。そのため糖尿病や肥満対策にもなっているという点も良いことです。

グレインフリー(穀物不使用)

トウモロコシや小麦、大豆などは使っていません。

また合成保存料・酸化防止剤、人工着色料、人工香料などは一切使用せず、酸化防止剤にはミックストコフェロール・クエン酸・ローズマリー抽出液を使用しているので安心です。

保証成分値

粗たんぱく質29.0%以上、粗脂肪15.0%以上、水分10.0%以下、粗灰分7.0%以下、粗繊維4.0%以下、カロリー 376.1kcal/100g

あまり聞きなれない主原料のドッグフードですが食いつき、栄養共に良いTRIPE DRY(トライプドライ)「グリーンベニソントライプ」もおすすめの鹿肉ドッグフードです。

ZIWI Peak エアドライ・ドッグフード ベニソン

ジウィピークの「ベニソン」は、ニュージーランドで自然放牧されているベニソンの生肉、内臓、魚介類などバランスよく配合されたエアドライフードです。

エアドライフードとは低温でゆっくり乾燥させるエアドライ製法で丁寧に加工していくフードです。時間をかけて乾燥させることで生肉、内臓、魚介類の有益な栄養素を凝縮することができますので、愛犬の一口でその3倍の生肉を摂取したことになります。

そして消化率は驚きの95%以上ということですので、しっかり栄養として体に吸収されます。

原材料の中に鹿肉がどのくらい使われているかというと

『ベニソン生肉、ベニソントライプ生肉、ベニソンハート生肉、ベニソンラング生肉、ベニソンレバー生肉、ベニソンキドニー生肉、ベニソンボーン』と、鹿の様々な内臓が使われています。

また、グリーントライプ、グリーンリップドマッセル(緑イ貝)が配合されているという点に注目してみたいと思います。グリーントライプについては上記『TRIPE DRY(トライプドライ)「グリーンベニソントライプ」』で説明しましたが「グリーンリップドマッセル(緑イ貝)」とはどのようなものでしょうか。

「グリーンリップドマッセル(緑イ貝)」には関節の発達と可動性を助けるための、天然のグルコサミン、コンドロイチンが豊富に含まれています。また、健康な皮膚と被毛に優れた働きがある天然のオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸源でもあります。日本ではまだ知られていない緑イ貝ですが多くのパワーが秘められている食材です。

保証成分値(含有量)

たんぱく質45.0%以上、脂質23.0%以上、粗繊維2.0%以下、水分14.0%以下、灰分12.0%以下、コンドロイチン硫酸1300mg/kg以上、代謝エネルギー 470 kcal/100g

穀類や着色料、化学保存料を使用していないため、アレルギー対策にも役立ちます。

ニュージーランドの自然放牧で育ったベニソンをエアドライ製法によって原材料の栄養素を守ることができた栄養密度の濃いドッグフードです。しかも消化率95%以上でわんちゃんの胃腸に負担がかからないレシピになっていますので、一度愛犬に食べさせてみるのも良いかもしれません。

まとめ

鹿肉は高たんぱく・低脂肪、豊富な鉄分、多価不飽和脂肪酸がたっぷりなお肉です。どのドッグフードも鹿肉をメインで使っているものの、その他の原材料で工夫しそれぞれの個性のあるドッグフードに出来上がっています。

鹿肉は食物アレルギーの原因になりにくい消化の良いタンパク質です。少量で充分な量のタンパク質が補えますので、食欲の落ちたシニア犬にもおすすめです。

愛犬のメインのドッグフードにすることも良いと思いますがフードローテーションに組み込んでみるのも良いと思います。愛犬の健康は食事からとも言えます。購入前にはドッグフードの公式サイトの情報を確認し、考慮することをお勧めします。

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【お願い】ドッグフードは食いつきやアレルギー、わんちゃんのライフステージなどで必要なものは変わっていきます。特定のドッグフードが愛犬にぴったりということはありませんので、必ず飼い主さん、場合によっては獣医師さんの判断によって、少しずついろんなタイプのフードを試してあげてください∪・ω・∪

※表示価格は記事公開時点の価格です。

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9 名無しさん
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我が家の子達も鹿肉配合のご飯にお世話になっています。最初、鹿肉配合を聞いたときはびっくりして、これって大丈夫なのかな?と思いましたが、今ではかなり食いつきもいいし、高たんぱく質だしお気に入りの一品です。

8 名無しさん
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ドックフードに鹿肉なんて入ってるんですね。最初はびっくりしましたけど、高たんぱく質と聞いて納得がいきました。ワンちゃんは人間よりも高たんぱく質を多く必要とするので、効率的に摂取することができていいんじゃないかな。

7 名無しさん
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鹿のお肉が使われているドッグフードの存在を初めて知りました。そういうのがあったんだという感じです。鹿のお肉がメインになっているものや、そうでないものもあるということで、どういうのが良いかは犬自身が決めるので、あれこれ試してみます。

6 名無しさん
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ドッグフードを買うとき、どのお肉で作られているのかというのを意識してみてこなかったので、鹿肉のを買ったことがあるのかすらよく分かってないです。鹿肉配合のは美味しいみたいですから、一度買ってみたいなと感じてます。

5 名無しさん
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鹿肉はタンパク質が豊富なので、肉食の犬にとっては嬉しいご飯ですよね。ただし、グレインフリーでないものが多いので、購入の際には注意が必要と言えそうです。穀物不使用のご飯にこだわってる場合は、あまりオススメできないですね。

4 名無しさん
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犬は元々肉食なので、高タンパク質を効果的に摂取できる鹿肉は特にいいと思うな。ただ、あまりメジャーなフードではないので、どれを選べばいいのか迷いますよね。ヒューマングレードの商品は人も食べれるのでいいと思うな。

3 名無しさん
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鹿肉が入ってると価格が気になるなぁ。入っていないものと比較すると高くなるんですかね。少し高くなったとしても、ワンワンがムシャムシャ食べてくれるならそれがベストです!喜んでいる表情を見ていたいですからね。

2 名無しさん
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ヒューマングレードと書かれていれば安心なんですね。覚えておきます。鹿肉が原材料で使われているご飯はあげたことないけど栄養素が高いなら、健康を考えたらあげてみても良いかなって思う。お口に合うかはわからないけど。うちのは好き嫌いが多いので。。。

1 名無しさん
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鹿肉も鶏肉とかと同じくらいの栄養素があるんだね。高たんぱくで低脂肪なら基本的に成長期のわんちゃんからシニアのわんちゃんまで食べられそうだね。ちなみにうちは3歳のわんちゃんでファインペッツを与えています。