【愛犬と飼い主の最適な距離】信頼関係で結ばれる上手な距離の保ち方を徹底解説!

【愛犬と飼い主の最適な距離】信頼関係で結ばれる上手な距離の保ち方を徹底解説!

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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ワンちゃんを飼うと、その時から愛犬との生活がスタートします。愛犬との生活はこれまでの生活とは大きく異なるでしょう。どんな時でもワンちゃんと一緒に過ごすことができます。楽しい時もつらい時もワンちゃんと過ごすことが出来るのは、本当に魅力的なことだと言えます。

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愛犬と長い付き合いになるわけです。そうなると、ワンちゃんとの関係性もとても重要なものとなります。

ワンちゃんと良い関係を保つためにも、ワンちゃんとの距離感をしっかり把握しておくことは大切ではないでしょうか?今回はワンちゃんとの距離の保ち方についてご紹介します。

愛犬との正しい距離と関係とは?

Young woman walking with Beagle dog in the summer park. Obedient pet with his owner

Maria Sbytova/shutterstock.com

ワンちゃんとの正しい距離とはどんなものでしょうか?

人間でも相手との距離はとても大切になってきます。知り合いとの距離、友達との距離、家族との距離、それぞれの距離には違いがあり、近すぎても、遠すぎてもその関係性は崩れることがあります。

距離感が近いであろう家族であっても、いつも一緒にいるわけではありませんよね。心が通じ合っていることは大切ですが、すべての感情を伝えるわけでもありません。同じ時間を過ごすことは非常に大切ですが、一人になる時間も必要です。

距離感を理解することでストレスなく付き合っていくことができる

そのように時間共有の度合いはその人との関係性に関わってくるものです。ですから、正しい距離感を考える時には、相手と過ごす時間やその関係性を意識することが大切です。そうするなら、お互い幸せに過ごすことが出来るでしょう。

ワンちゃんとの適度な距離感とはどのようなものか?

飼い主とワンちゃんにも適度な距離感というものが必要です。

そうすることで、お互いが個としても家族としてもしっかりと機能することが出来るからです。それでは、これからワンちゃんとの適度な距離感とはどのようなものなのかをご説明させていただきます。

ワンちゃんと過ごす時間は適度に保たれるべき

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ワンちゃんとの適切な距離を考える時に、大切なのは共に過ごす時間です。これは単に同じ空間にいる時間の事ではなく、一緒に遊んだり、お世話したりする時間の事です。

飼い主さんはワンちゃんの事が大好きでしょう。だからと言って、ワンちゃんが望むまま、もしくは飼い主さんの都合に合わせてばかりであれば、共に過ごす時間は大きく偏ってしまうでしょう。

大切なのは構い過ぎず、放置しすぎないことです。ワンちゃんが大好きな飼い主さんからすると少し冷たい意見だと感じるかもしれませんね。しかし、大切なのはメリハリをつけることなのです。

愛情を示してあげる時には存分にそうしてあげましょう。そして、ずっとそのようにする必要はないということです。これは飼い主さんが疲れてしまわないよう助けるものでもありますし、ワンちゃんがストレスを抱えないようにするための方法でもあるのです。

これから、避けるべき極端な2つの態度をご紹介しますね。

放置や飼育放棄はダメ

当然ですが、飼い主の皆さんはワンちゃんをお世話する責任があります。ワンちゃんのお世話を放棄することが合ってはいけません。ごはんを与えて、排泄処理をしていれば、お世話していることになるのでしょうか?

もちろんそれらも含まれます。しかし、そうした事だけが飼育ではありません。

・ワンちゃんの飼育 ワンちゃんを飼うということは、毎日散歩に連れて行ってあげたり、適度な運動を行なわせてあげたり、スキンシップの時間をとって愛情を与えてあげることが含まれます。

そうしたお世話を全くしない、もしくは、サボりがちになってしまうならどうでしょうか?ワンちゃんとの距離は離れすぎてしまいます。ワンちゃんも私たちの事を近しい存在だとして信頼することが出来ないでしょう。

・ワンちゃんを放置 ダメです。特にお留守番などでワンちゃんを長期間放置することが無いようにしたいものです。飼い主やその家族も忙しく働いていることでしょう。用事で外出することも当然あるはずです。

だからと言って、ワンちゃんのお留守番時間があまりにも長くなってしまうならどうでしょうか?ワンちゃんと飼い主の距離は遠いものとなってしまいます。特に一人暮らしである場合には、ワンちゃんを放置しすぎないか、しっかりと考えてから飼うようにしましょう。

構い過ぎは依存の原因

Blonde boy playing with his black and white dog on the lawn in the park. Boy is holding a frisbee. His pet attentively looks at the owner. The doggy has raised a tail up. She likes game.

unguryanu/shutterstock.com

放置しすぎも問題ですが、逆に構い過ぎもワンちゃんとの正しい関係性を損なわせるものとなります。飼い主さんがワンちゃんを好きで強引に構い過ぎることがあます。

いつでもワンちゃんと一緒にいようとしたり、どんな時でもワンちゃんとスキンシップを取ろうとしたりするかもしれません。そうした行き過ぎたスキンシップはワンちゃんにストレスを与えてしまうことに繋がりかねません。

ワンちゃんは自分から言葉を発することも出来ませんし、力も人間よりは弱いです。強引に構われるなら、逃げることが出来ないのです。ですから、わたしたち飼い主が構い過ぎないことを意識すべきです。

いつでも一緒にいて、構うことが習慣になってしまうなら、それによってお互いが依存症になってしまう可能性もあります。

飼い主さんがワンちゃんに対して依存症になるなら、少しでもワンちゃんから離れることで不安になったりイライラしたりするようになるでしょう。

ワンちゃんの側にもそのような依存症状があらわれる場合があります。すこしのお留守番が出来なくなるでしょう。飼い主さんがいないことで大きな恐怖と不安を抱えるようになります。それらがワンちゃんにとって強いストレスになるのです。

ワンちゃんとの適度な距離の保ち方

Entrepreneur hand pointing the balance icon between life and work

Pop Paul-Catalin/shutterstock.com

ワンちゃんに対しての極端な態度は、お互いに良い影響を与えないことが分かりますね。しっかりとお世話をしつつ構い過ぎないことが大切だということです。

しかし、そのような正しい関係、適度な距離感、バランスの取れた時間の共有を維持することはとても難しいと思われるでしょう。バランスが大切なことは分かるのですが、どうすればそのようなバランスを保つことが出来るのか分からないからですね。

そんな飼い主さんたちのために、ワンちゃんたちと適切な距離を保つための方法をご紹介したいとおみます。いくつかの要素がありますので、それらひとつずつチェックして当てはめてみるのはいかがでしょうか?きっと良い距離感を理解し、それを保つ助けとなるに違いありません。

主従関係をはっきりとさせる

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sakkmesterke/shutterstock.com

まずは主従関係をはっきりとさせましょう。ワンちゃんとの適切な距離が保てていない飼い主さんに多く共通する点が主従関係の逆転です。

飼い主さんはワンちゃんの求めることになんでも従いますし、ワンちゃんも自分が飼い主さんよりも上であると考えてワガママし放題になっているのです。このような関係が続いているうちは正しい関係を培うことが出来ません。

逆転した主従関係を正しいものに戻すことは根気と時間が必要になってきます。しかし、生活のあらゆる場面で飼い主がご主人様であることを意識して訓練してあげるなら、いずれ勘違いしたワンちゃんも理解するようになるでしょう。

ワンちゃんとの正しい距離は正しい主従関係から生まれるものです。ワンちゃんは飼い主さんに従うことで幸せに過ごすことができます。

飼い主さんにはワンちゃんをお世話する責任がありますから、そうした責任を正しく果たすことが出来ます。その過程でお互いが愛情をもって接することで良い関係が深まっていくでしょう。

スキンシップの時間は飼い主があらかじめ決めておく

いつでもワンちゃんとスキンシップを取ろうとするなら、それは構い過ぎになってしまいます。そうしたスキンシップの時間の取り方をしているといずれお互いに依存してしまうか、大変になりストレスを抱えてしまうことになるでしょう。

そうならないためにも、飼い主さんがスキンシップの時間を決めておくと良いでしょう。ワンちゃんがその時間を決めるのではなく、飼い主さんが決めるのです。

ワンちゃんが遊んでほしい時もあるかもしれませんが、基本的にはご主人様である飼い主さんが自分の都合の良い時にスキンシップを取ってあげることが良いでしょう。そうするなら、飼い主さんの負担もなくなり、長くスキンシップを続けていくことができます。

ワンちゃんのワガママには構わない

Young beautiful hipster woman making selfie photo with Beagle dog using her mobile phone

Maria Sbytova/shutterstock.com

ワンちゃんの中にはワガママになってしまう子がいます。飼い主さんに甘えて自分の要求を訴えてくるかもしれません。構ってほしいとじゃれてきたり、遊んでほしいと近寄ってきたりするかもしれません。

また散歩の時にも自分が歩きたい方向へと引っ張っていこうとするかもしれません。ごはんを与えても、食べずにおやつを要求することもあるでしょう。

ワンちゃんが可愛いからと言ってそのようなワガママに答えないようにすることは大切です。答えてあげているなら、ワンちゃんは学習していつもワガママを通そうとしてくるでしょう。そうなると、飼い主と過ごす時間さえもワンちゃんが決めようとするかもしれません。

それは正しい距離感を狂わせることにもなりますし、主従関係を逆転させることにも繋がります。飼い主さんがワンちゃんのワガママに対して無反応を貫くなら、いずれそうしたワガママも少なくなっていくでしょう。

ワンちゃんのために時間を使い過ぎない

ワンちゃんと遊んだり、スキンシップを取ったりする時間を多く取りすぎないようにもしましょう。これもあらかじめどれだけの時間一緒に過ごすかを決めておくことで、時間を使い過ぎないようにできます。

あらかじめ決められた中で十分楽しむようにしましょう。飼い主さんが時間を使い過ぎないためにも他の優先すべき用事をしっかりと行なった後にスキンシップの時間を取り入れるようにしましょう。

飼い主さんたちにも行わなければいけないことがたくさんあります。仕事や家事、その他の用事はいくらでもあります。ワンちゃんとのスキンシップは重要なことですが、それよりも優先順位が高いことはたくさんあります。

まず、それら優先順位の高い用事を済ませた後に、空いた時間でスキンシップを楽しむのはいかがでしょうか?先にワンちゃんのための時間を遣おうとするなら、その時間が伸びてしまって。すべきことに大きな影響を与えるかもしれません。

このように、飼い主さんたちの優先順位も考えながらワンちゃんと接する時間を計画しましょう。そうすることで、ワンちゃんのために時間を使い過ぎないようにできます。

このような仕方が定着するなら、飼い主さんも正しい適度な距離を保ち、長くその関係を維持することが出来るでしょう。

ワンちゃんが寝ている時は放っておく

飼い主にも自分の時間は必要です。特に寝ている時は起こされたくないものです。ワンちゃんのそうした時間も大切にしてあげましょう。

ワンちゃんは人間よりもたくさん睡眠を必要とします。それで、飼い主さんが起きている時でもワンちゃんは睡眠に時間を当てる必要があります。そうした睡眠を妨害しないで挙げてくださいね。

飼い主さんとしてはせっかく取り分けていたスキンシップの時間にワンちゃんが寝てしまうこともあるでしょう。そんな場合でも無理やり起こすことのないようにしましょう。

ワンちゃんとの距離間を意識することは大切です。これは「どんな時にも遠慮が必要ない」ということではありません。「しっかりと相手の立場に立って考えることが出来る」ということです。

ワンちゃんの睡眠に関しても、ワンちゃんのしてほしいように行動しましょう。そうするなら、関係にひびが入ることもないでしょう。

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1 名無しさん
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構いすぎない、放置しすぎない、このバランスを保った行動が難しいところですよね。特に初めて犬を飼う場合はより難しく感じると思います。どれくらいまでがちょうどより距離感なのかをつかめるまでに時間がかかるかもしれません。