猫の平均寿命ってどれくらい?猫を長生きさせる方法ってあるの?

猫の平均寿命ってどれくらい?猫を長生きさせる方法ってあるの?

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mofmo編集部

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誰でも愛猫には長生きしてほしいと思うでしょう。大切な猫ちゃんと一日でも長く一緒に過ごすためには、飼育方法に注意しなければいけません。どうすれば猫を長生きさせられるのか?猫が早死してしまう原因は何なのか?今回は猫の寿命について調べてみました。

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猫の寿命はのびている?

女性に抱かれる猫

Alena Ozerova/shutterstock.com

アニコムの過去のデータによると、猫の寿命は過去と比べると伸びていることがわかります。しかもここ数十年で飛躍的に伸びているようです。この理由としては、猫の飼育方法の変化があげられるでしょう。契約者の9割近くは猫を完全屋内飼育していますが、これは以前の放し飼いの方法とは異なります。江戸時代ころには放し飼いが普通でしたが、近年では交通事故やほかの猫との争いによるケガや病気のリスクが高いため、最近では屋内飼育が主流になってきています。その結果リスクが下がって平均寿命が延びているのです。しかしアニコムによると長寿命化は必ずしも歓迎されることではないようです。寿命が延びた分、加齢による疾患リスクが高まるという側面があるからです。例えば腎不全や腫瘍などがあげられます。病気になって苦しむのを見るのは飼い主にとっては辛いことです。長生きしてほしいと思うものの、病気で苦しむくらいなら早死にしたほうが良いと考える人も少なくないでしょう。加齢による病気に関しては以下のようなコメントがありました。

今年の1月に亡くなった叔父から引き取った猫で17歳♀3.6kgです。3月頃から、食欲がなくなったので血液検査をしたところ、老猫ということもあり腎不全でした。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11108394006?__ysp=54yrIOiFjuS4jeWFqCDogIE%3D
19歳の老ねこを飼っています。慢性腎不全末期で日々闘病中です。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14132065054?__ysp=54yrIOiFjuS4jeWFqCDogIE%3D
今年21歳になる猫ちゃんの母です。腎不全のため毎日の点滴、ひと月おきに血液検査をしますがクレアチニンが下がったり上がったり。肝臓がよくなったりわるくなったり。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437189209?__ysp=54yrIOiFjuS4jeWFqCDogIE%3D

猫の早死はなぜ起こる

医者の診察を受ける猫

PandG/shutterstock.com

猫の平均寿命が上がっている一方で、逆に早死する猫も少なくありません。かわいがっていた猫が平均寿命に届かずになくなると辛いですが、早死する原因はいくつかあるようです。例えば以下のような問題点が指摘できます。

1予防接種されていない 2キャットフードがよくない 3ストレスが多い 4愛情不足や遊び不足

ではそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

1予防接種されていない

まずは予防接種の問題です。完全室内飼育をしている場合は病気のリスクが少ない、と考えている人がいるかもしれません。しかしそれは間違いです。人間が出入りしているので、部屋の中にもウイルスリスクは当然あります。服や靴にこびりついている雑菌、あるいは風にのってウイルスがやってくるかもしれません。そのため室内飼育だからといって油断できないわけです。

2キャットフードがよくない(与え方も含む)

餌を食べる猫

Irina Kozorog/shutterstock.com

猫にも栄養が必要です。とにかく安いキャットフードを与えていれば良いわけではありません。ちゃんと不要物がはじかれたもの、そして猫に必要な栄養素が入ったものを与えないと、体の中から調子を崩してしまうかもしれません。またフードは適量与えることも大事です。かわいいからといって大量にあげすぎて肥満体になるのは健康上良くありません。そうなると例えば糖尿病のリスクが出てしまうでしょう。完全室内飼育ともなると、動ける範囲に限界が出てくるかもしれません。そうなると運動不足でより肥満リスクがあがる可能性があります。

メス、去勢手術済み、肥満気味6kgの実家の猫が糖尿病にかかりました。一週間ほど前から3〜4日、食事を全くしません、水を飲むのみ。(量はわからないけど…)これはおかしいと思い病院へ連れていくと危ないと言われ4日間入院しずっと点滴されたままです。それでも良くならずだんだん悪化する一方で、入院前まではあまり動かずにしょんぼりな感じだったのに、いまは目が虚ろに後ろ足が歩くことができず体位交換してもらうほどです。
出典:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11115249266?__ysp=54yrIOezluWwv%2BeXhSDogqXmuoA%3D

3ストレスが多い

人間に関してもそうですが、ストレス過多は体調不良の大きな要因の一つです。ストレスがたまって、その上それを発散させる環境がなければ大きな問題になります。猫はストレスを感じやすい動物とも呼ばれているため、余計に心配です。猫同士が仲が悪かったり、引っ越しによって環境が変化したり、長い時間留守番させられるといった要素が災いしてストレスが蓄積する恐れがあります。他には騒音による問題もあります。猫は聴覚が発達しているので、うるさい音が続くとストレスになるのです。

4愛情不足や遊び不足

猫は自由奔放に生きているように思えるかもしれませんが、実際は愛情や関心を必要としています。一緒に遊んであげる時間を持たずにずっと家に一匹にするなどすると、暇で暇で仕方ありません。このような状態ではストレスが溜まってしまって早死リスクが高まるかもしれません。

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