たくさんの猫に囲まれて暮らしたい!多頭飼育ってどんな感じ?

たくさんの猫に囲まれて暮らしたい!多頭飼育ってどんな感じ?

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mofmo編集部

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猫好きならたくさんの猫に囲まれてもふもふしながら暮らすのは夢ですね。実際、複数の猫を飼うというのはどういう感じなのでしょうか?メリットにはどんなものがあり、デメリットにはどんなものがあるのでしょうか?また猫を多頭飼育することで起こる多頭飼育崩壊についても今回はまとめました。

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多頭飼いのデメリットとは?

二匹の可愛い猫

Nailia Schwarz/shutterstock.com

猫たちの姿には癒されますが、多頭飼いは良いことばかりではありません。多頭飼いを検討している方は、次のデメリットも考慮することは大切です。

猫同士の相性が悪いとストレスになる

猫同士の相性は、多頭飼いをするうえでの最大の問題となります。猫にはそれぞれ性格が異なっており、個性があります。猫同士の相性がよければ問題はありませんが、相性が悪いと猫にとってはストレスとなります。

また、猫同士が仲良くやっていけないと、けんかや不適切なマーキング、尿スプレー(ストレスによりトイレ以外の場所で排泄するなど)につながる場合もあります。猫同士が上手にうまくやっていけるかどうかは、「猫の社会性」によって決まると言われています。猫の社会化の時期は、生後2~7週目頃で、この時期にほかの猫や人間と十分な接触をしていれば社会性が定着しやすくなるようです。

ただし、社会化期の後も、長い間単独で生活していた猫の場合、社会性が少しずつ失われていく傾向があるため、その状態での多頭飼いは難しいことがあります。ですから、多頭飼いを検討しているなら、飼い猫をほかの猫や人間に慣れさせて社会性を身に着けさせることが必要です。そうすることで、縄張り争いや威嚇などのトラブルの回避につながるでしょう。

費用がかかる

お金で遊ぶ猫

Casey Elise Christopher/shutterstock.com

ごはんやおやつ、おもちゃ、猫砂、保険、医療など、1匹でもそれなりにお金がかかります。もちろん猫が2匹になれば2倍、3匹になれば3倍・・と多頭飼いすればするほど出費も増えていきます。ごはんやおやつなどは一度に買って分ければ単純に費用が2倍3倍・・と増えることはないかもしれません。

しかし、猫が病気になった場合は違います。動物病院にかかる費用は猫の数だけ発生します。また、猫のトイレやブラッシングなどの手間も猫の数に応じて増えるでしょう。費用や手間を負担出来ない場合は、無理に多頭飼いを考えるべきではありません。多頭飼いをする前に、費用を計算することは大切です。

環境の問題

マンションなど共同住宅で猫を飼っている場合は、飼育頭数が限られている場合もあるので、引っ越し先を探すのが難しいというデメリットがあります。 また、猫を複数飼うためには、トイレを複数用意することも欠かせないので、十分なスペースが確保できるかも事前に確認する必要があるでしょう。近年、ペット可の物件は増えていますが、多頭飼いとなると話は別・・というケースも少なくありません。しかし、多頭飼い可能な物件もあるので、探せば見つかることでしょう。

震災など自然災害で非難が必要になったときは大変

もし震災などの災害で家を離れて避難しなければならない必要に立たされた時、多頭飼いをしているとまず避難場所なでの移動に一苦労することでしょう。続いて、避難場所についても1つのケージに数匹入れることはできないので、飼育している数と同じ数のケージを準備しておく必要があります。さらにごはんや水の確保、周りの方への配慮なども大変なことが予想されます。

病気に気づきにくい

病気で寝込む猫

Germanova Antonina/shutterstock.com

猫の健康は、尿や便である程度チェックすることが可能です。下痢や便秘、尿の状態など1匹の猫だけなら、すぐに状態を確認できます。しかし、数匹でトイレを利用している場合、どの子がいつ、どのトイレを使っているかを把握することは困難です。そのため、たとえ下痢をしている子がいても、だれがした下痢なのかを探しあてるまで時間がかかるでしょう。特におしっこで分かる泌尿器トラブルの場合、少しでも早めに動物病院を受診することが重要なので、多頭飼いをしているならトイレの監視をしっかり行うようにしましょう。

1匹が病気になると他の子にも感染するかも

一般の家庭で多頭飼いしている場合でも、1匹が病気になると、他の子に感染する可能性があります。ですから、病気が分かったなら、早めに隔離しておくことが大切です。

猫の多頭飼いに向けて準備すべきこととは?

複数の猫をハグする男性

lordfynjy/shutterstock.com

猫の多頭飼いを検討している方は、新しい猫を迎える前に、前もって猫のにおいに慣れさせておくことができるでしょう。新しい猫を迎える数日前に、双方のにおいがついたタオルをそれぞれに渡し、嗅がせることで、ストレスの緩和につながります。そして、新入りの猫が来たら、すぐに先住の猫を合わせることは控えましょう。しばらくの間は環境を隔離させ、お互いがいることに少しづつ慣れさせていくのがベストです。

新しい猫が新しい環境に慣れ、先住の猫が新しい猫がいることに慣れたら、対面させてみましょう。対面させるときは、ケージ越しなど、万が一に備えて喧嘩になりにくい状態でおこなうとよいでしょう。猫同士が仲良くしているなら、おやつをあげたり、好きな遊びを一緒にしたり、褒めたりしてあげましょう。そうすることで新しい猫は好ましい存在である、ということを先住の猫に印象付けることができます。

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