猫が催促している時の5つの仕草とは?行動の理由や対応まですべてご紹介します!

猫が催促している時の5つの仕草とは?行動の理由や対応まですべてご紹介します!

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猫は実にさまざまな仕方で自分の要求を飼い主に催促してきます。たとえば猫はどんな要求を、どんな仕草で求めてくるのでしょうか。また飼い主は、猫の要求に応えつつも、甘やかしてわがままに育てないために何ができるでしょうか。猫の催促に対する上手な対応の仕方について解説していきます!

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猫の催促にどう対応すべきか

何か訴えたげなカメラ目線の猫

aesthetica/shutterstock.com

基本的に、猫ちゃんは自分の要求を飼い主が聞いてくれるまで催促し続けます。自分の気持ちに気付いてもらえないと、催促行動をやめるのではなく、段階的にハッキリと主張してきます。

残念ながら、集団生活に慣れていて主従関係がしっかりしているワンちゃんとは異なり、猫ちゃんをトレーニングによってしつけるということは簡単ではありません。

そのため、猫ちゃんの催促が「お腹がすいた」というような通常の要求なのであれば、猫ちゃんの要求を聞いてあげるほうが、飼い主にとっても結果的に負担が少なく、猫ちゃんも不快な思いをしなくて済むようです。

しかし、食事制限が必要な猫ちゃんであったり、肥満ではなかったとしても、ご飯を食べた直後なのに催促してきたりする猫の場合、飼い主の反応を確かめたくて催促しているというケースもあります。

いくら犬のように主従関係を明確にすることが難しいとはいえ、何でも猫の言いなりで甘やかしてしまうと、お世話が大変になってしまうと感じる飼い主も多いようです。

それで、猫ちゃんの催促に対して、時には意識的に無視するなど、状況に応じて適切な対応をする必要があります。頻繁に催促してくる猫ちゃんの行動に悩んでいる時、飼い主としてどのように対応できるのでしょうか。行動別に適切な対応方法をご紹介します。

猫の噛み癖を治すには

猫の噛み癖を治すには、毅然とした対応が必要です。遊んでいるうちに、興奮してしまって甘噛みしてくることが続く場合には、しばらく無視することが効果的です。

人間を噛むと遊んでもらえなくなるということが分かれば、遊びたくて甘える時でも、飼い主を噛むことはなくなります。

また、猫の噛み癖を治すためには、仔猫の時から手を使って遊ばないように心がけることも効果的です。仔猫は好奇心が旺盛なので、動くものに反応します。仔猫の時には手を噛まれても痛くないので、噛んでじゃれてきても許してしまう飼い主が多いようです。

しかし、幼い時から人間の手にちょっかいを出して遊ぶことを覚えてしまうと、人間の手をおもちゃのようなものと認識します。そのまま成長すると、癖を治しにくくなるので、成猫になっても人間の手を噛む悪い習慣が残ってしまいます。

仔猫と遊ぶときには、おもちゃなどを噛ませるようにして、人間の手は噛んではいけないということを印象付けるようにしましょう。

歯が生え変わる時期は、歯がかゆいために噛んでしまう猫ちゃんもいます。噛んで良いものと、噛んではいけない物をしっかりと区別して、噛んでも安全なおもちゃを活用して、歯の生え変わり時期の不快感を緩和させてあげましょう。

鳴き癖

猫の鳴き癖を治すには、仔猫の時からしつけるのが効果的です。仔猫に毅然とトレーニングを行うのは厳しすぎると感じる人もいるかもしれませんが、生後2か月頃から3か月の間にトレーニングをスタートさせるのが良いでしょう。

猫が鳴いて催促するたびに、猫ちゃんの要求通りに飼い主が行動すると、鳴けば自分の思い通りになると勘違いしてしまいます。

そうならないために、猫が鳴いても相手にせず、鳴きやんで静かになってから対応するようにしましょう。要求に応じないことによって、猫の催促する行動がエスカレートすることがありますが、状況に応じて毅然と対処する必要があります。

飼い主と遊べない寂しさやストレスによって、鳴くことが習慣になっている猫ちゃんに対しては、しっかりと猫ちゃんとの時間を取り分けてあげる必要があるでしょう。

愛猫と遊ぶ時間を取り分けて、ありあまった体力を発散させることができるように、しっかり運動させましょう。また、猫ちゃんとのスキンシップを増やし、「ブラッシング」などのケアを行うことも、猫ちゃんの気持ちを落ち着かせるのに役立ちます。

ただ、この点でも基準をしっかり設けて、なんでも猫ちゃんの言いなりにならないようにしましょう。猫ちゃんと遊ぶ時間を決めて、その時間が終わったら自分のことを行うようにして、飼い主が行動を決めているということを明確にする必要があります。

発情中の鳴き癖に関しては、去勢や避妊手術を行うことによって、軽減される傾向があります。手術を行うことによって、性格が大人しくなり、鳴き声が小さくなることが多いようです。

まとめ

猫と飼い主の信頼関係

KDdesignphoto/shutterstock.com

猫ちゃんと一緒に快適に過ごすためには、良い信頼関係を構築する必要があります。催促する仕草とその意味を理解することも、猫ちゃんの要求を聞き分けて快適に生活してもらうために、欠かせないコミュニケーションの一部です。

猫ちゃんがストレスを抱えないように配慮する必要はありますが、わがままに育たないように気を付けましょう。適度に猫ちゃんの要求を満たしつつ、悪い癖が定着しないように、毅然とした対応を心がけることが大切です。

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