猫が催促している時の5つの仕草とは?行動の理由や対応まですべてご紹介します!

猫が催促している時の5つの仕草とは?行動の理由や対応まですべてご紹介します!

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猫は実にさまざまな仕方で自分の要求を飼い主に催促してきます。たとえば猫はどんな要求を、どんな仕草で求めてくるのでしょうか。また飼い主は、猫の要求に応えつつも、甘やかしてわがままに育てないために何ができるでしょうか。猫の催促に対する上手な対応の仕方について解説していきます!

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愛猫の気持ちが知りたい

猫を可愛がる子ども

Alena Haurylik/shutterstock.com

猫を飼い始めた時に驚くことの一つは、猫ちゃんが実にさまざまな仕方で、自分の要求を飼い主に催促してくるという点です。

自分を頼って甘えてきていると考えると、最初はとても可愛らしく感じて、猫ちゃんの催促を何でも言うことを聞いてあげたいと思います。しかし、飼い主の都合もお構いなしにあまりに頻繁に催促されると、疲れてしまうことがあるかもしれません。

また、何かを催促されていることは分かっても、愛猫から何を求められているのか理解できないと、猫ちゃんと気持ちがすれ違っていると感じてしまうものです。

では、猫ちゃんはどんな要求を、どんな仕草で飼い主に求めてくるのでしょうか。今回の記事では、猫が催促する時の仕草について解説します。

猫ちゃんの要求にこたえつつも、甘やかしてわがままに育てないために飼い主には何ができるでしょうか。猫ちゃんの催促に対する上手な対応の仕方についてもご紹介します。

猫ちゃんが催促する時の仕草

手を挙げる猫

Lewis Tse Pui Lung/shutterstock.com

猫ちゃんは色んな方法を駆使して、自分のお願いを飼い主に伝えてきます。たとえば、猫ちゃんはどんな仕草で催促してくるのでしょうか。代表的な5つの仕草をご紹介します。

■1.鳴く 猫が何かを飼い主に訴えたい時、一番多く用いる方法は「鳴く」ことです。例えば、お腹を空かせて何か食べ物を要求する時に、猫は鳴いてご飯を催促してきます。

朝早くて飼い主はまだベットで寝ているのに、お腹を空かせた猫の鳴き声によって起こされるという光景は、愛猫家にとってはよくある光景です。猫は野生で生活していた時の習慣から、一日のうちに何度も食事をしたがる傾向があります。

基本的に、猫は自分がお腹がすいた時に気ままにご飯を催促してきます。飼い主がどんな状況かは猫にとっては関係ありません。寝ていても、家事をしていても、お構いなしにしつこく催促してくる猫ちゃんも多くいます。

猫ちゃんは、飼い主に甘えたい時にも「構ってほしい」と鳴いて催促します。特に、日中仕事などで留守にすることが多い家庭では、寂しさを感じているために鳴くことで飼い主の注意を引こうとします。

猫ちゃんは催促する以外の目的で鳴くこともあります。例えば、発情期の猫ちゃんは、相手を探すために大きな鳴き声をだします。一般的に、猫ちゃんは生後半年を過ぎた頃に発情期を迎えるようです。

こうした発情期に関連した行動は、去勢手術や避妊手術を行うことによって、ある程度落ち着かせることができるようです。発情期は猫ちゃんにとって負担となることがあるので、繁殖させるつもりがない飼い主はの多くは、手術を行う傾向があるようです。

また、猫が頻繁に鳴くときに飼い主が一番注意する必要がある点として、何かの病気を訴えている可能性を考慮する必要があります。

猫ちゃんは病気になっても、症状を説明することはできません。そのため、自分の体調の不調を感じた時、鳴いて訴えるしか手段がありません。

体調不良のために鳴いている場合、食欲がなかったり、元気がなかったりといった他の症状も表れることが多いようです。猫ちゃんの様子を常に観察して、いつもとちょっと違う様子や鳴き声だった場合には、健康状態に異常がないかどうか確認するようにしましょう。

■2.噛みつく 猫ちゃんは、飼い主と遊んで興奮してくると、突然飼い主の手などをガブッと噛んでくることがあります。そんな時の猫ちゃんの気持ちは、「飼い主にもっと甘えたい」と催促している可能性があります。

飼い主に撫でてもらっていることが嬉しくて、気持ちよくてついつい噛んでしまうという何とも可愛い行動です。

この時の噛み方は、基本的に甘噛みであり、あまり痛くないことが多いようです。仔猫が良く他の仔猫や母猫などとじゃれあいながら噛んでいるのと同じ感覚のようです。信頼しあっている関係なので、噛んでも大丈夫と思っているようです。

注意が必要な点として、「甘えたい」という気持ちとは全く逆で、鬱陶しいと感じて噛む場合もあります。甘えたい気分ではない時に人間から構われると、「触らないで!やめて!」という気持ちでガブリと噛まれてしまいます。

甘えたい時のじゃれたような甘噛みとは異なり、追い払おうとして噛んでいるので、少し痛いと感じるくらいの力で噛んできます。唸り声など、不快感を示す他の言動も合わせて行うことが多いので、猫ちゃんの機嫌を損ねる前に撫でるのをやめましょう。

お腹がすいてどうしようもない時に、噛みついて催促してくる猫ちゃんもいます。お腹がすいたということを鳴いてアピールしても、飼い主がごはんを準備してくれないと、実力行使で噛みついて飼い主に自分の要求に気付かせようとします。

■3.八つ当たりなどの転嫁行動をする いくら催促しても、飼い主が自分の要求に答えてくれないと感じると、猫はさらに大胆に催促してきます。その方法の一つが「転嫁行動」と呼ばれるものです。

「転嫁行動」とは、欲求不満などのイライラした感情を、無関係なものに転嫁して発散させる行為です。英語では「向きを変える行動」という意味の「Redirected Behavior」という表現が使われます。簡単な日本語で言うと、「八つ当たり」のような行動です。

猫が行う代表的な転嫁行動は、物を落とすことです。自分のことを無視している飼い主に腹を立てて、テーブルや棚に置いてあるものを落とします。

賢い猫ちゃんは、飼い主が嫌がることを分かっていて駆け引きを行います。これを落としたら飼い主が自分の要求に応じてくれると思うものを落とそうとします。中には、落とそうとしながら飼い主の反応をうかがう、ずる賢い猫もいます。

猫ちゃんが行う別の「転嫁行動」としては、スリッパなどを噛んで壊したり、ラグマットやカーテンなどに猫パンチをしたりなど、攻撃的な行動を取ることがあります。

先ほど説明した、鳴いてもご飯を準備してくれないので飼い主を噛むという行動も、広い意味では「転嫁行動」の一種ということができます。

猫ちゃんが「転嫁行動」を行うと、問題が生じるケースが少なくありません。物を壊されたり、飼い主や他の猫に攻撃的になって、怪我をさせてしまったりすることもあります。

それで、猫ちゃんが「転嫁行動」として悪さをした時には、罰を与えてやめさせるようにしましょう。この際、猫を怒鳴ったり叩いたりすることは避けるべきです。猫ちゃんはなぜ怒られたのか理解することができないからです。

そのため、飼い主としては悪さをしたことに対して怒っているつもりでも、猫ちゃんにとっては飼い主に叩かれて痛かったという記憶しか残りません。問題行動は改善されず、怖い人としてただ猫ちゃんに嫌われるという残念な結果になります。

猫ちゃんの「転嫁行動」を矯正するためには、悪さをしているそのタイミングで、猫ちゃんを驚かせてやめさせるのが効果的です。後ろから霧吹きや水鉄砲で水をかけるなど、飼い主が驚かせていたと分からないような方法で行うと良いでしょう。

どんな行動をした時にビックリするようなことが生じるかが分かってくると、猫は徐々に嫌なことが起きる行動を避けるようになります。

■4.尻尾を立てる 猫ちゃんの尻尾は、気分によってさまざまな動きをします。例えば、猫ちゃんが尻尾を垂直にまっすぐに立てる仕草をする時は、飼い主に「甘えたい」という催促をしている可能性があります。

なぜ甘えたい時に尻尾を垂直に立てるのかについてはいろんな説がありますが、仔猫の時の名残ではないかという説が有力なようです。

生まれたばかりの猫ちゃんは、自分でおしっこやうんちなどの排泄行為を行うことが難しいので、母猫に助けてもらう必要があります。その時に母猫がおしりを舐めてくれるので、仔猫の時には母親に甘える時に尻尾を立てる習慣があるようです。

それで、愛猫が尻尾を垂直にピンと立てた状態で飼い主にすり寄ってくる時には、甘えたくて構ってほしいと催促していると考えることができます。

猫ちゃんが尻尾で催促してくる別の要求は、ご飯を催促しているというケースもあるようです。尻尾を震わせながら飼い主に近づいてくることによって、お腹がすいたと催促するようです。

猫ちゃんの尻尾に関係した良くある勘違いとして、撫でている時に尻尾を振っている姿を見て、飼い主の中には猫が気持ちよく感じていると思っている人がいます。しかし、猫はイライラした時や、周囲の状況に警戒心を抱いている時に尻尾を大きく振ることがあります。

また、床を叩くように尻尾を大きく動かす場合には、特に注意が必要です。尻尾を床に叩きつける動作は、猫が威嚇するときに使うサインの一つです。そうとうイライラしている可能性があるので、撫でるのをやめてしばらくそっとしておいてあげましょう。

■5.お腹を見せる 飼い主と遊びたくて仕方がない猫ちゃんが行う催促の方法として、お腹を見せてくるという方法があります。ゴロンと仰向けになってお腹を無防備に見せてくる姿はとても可愛い仕草です。

本来、猫にとって無防備なお腹をさらけ出す行為は、危険のある行為です。身体の中で一番弱い部分ですし、仰向けの体制をしていると、外敵の攻撃に対して瞬時に反応したり、応戦したりすることが難しいからです。

そのため、猫は安心できる環境でしかお腹を上にして横になることはありません。飼い主のそばで、お腹を見せて横になるということは、それだけ飼い主を信頼しているという証でもあります。

猫ちゃんなりの、飼い主に対する愛情表現と考えることができます。また、素の仕草は「わたしは信頼して受け入れているんだから、わたしにかまって!わたしと遊んで!」という催促とも考えることができます。

そんな時は、猫ちゃんと思う存分遊んであげましょう。しかし注意も必要です。お腹を見せてきているからと言って、必ずしもお腹を触ってほしいという訳ではありません。

あくまで遊ぼうという催促であって、お腹を触られるのは嫌いという猫ちゃんもいます。そんな猫ちゃんのお腹をうかつに撫でようとすると、猫パンチを喰らったり、いきなりガブッと噛まれてしまったりしてしまいます。

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