知らない人も結構多い?「猫草(ねこぐさ)」について調べてみた!

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mofmo編集部

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意外にも猫草とはどんなものなのか知らない人も多いのではないでしょうか?そこで今回の記事では、猫草とはどんなものなのか、猫に食べさせてもいいものなのかをご説明します。

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猫草を与える際の注意点や猫が食べてはいけない食べ物

猫草の匂いを嗅ぐ猫

Sang Lee/shutterstock.com

猫草を与える際には、様々な注意点があります。 特に猫草を栽培キットで育てて与える場合は、植える場所に注意が必要です。 他にも猫が食べてはいけない食べ物もあるので、猫の餌には十分に配慮しましょう。

若草を与えるようにしよう

猫に猫草を与える時は、若草を与えるようにしましょう。 猫草の多くはイネ科の植物ですが、イネ科の植物は成長しすぎると硬くなってしまうので、そのまま与えると消化不良の原因になって内蔵を傷つける恐れがあります。 したがって猫草を与える時は若草だけを与えるようにしてくださいね。 また、路上にも猫草として食べられる植物が生えていることが多いですが、これらは食べられるからと言って与えないようにしましょう。

路上に生えている猫草は食べられるとはいえ、伝染病や除草剤、農薬の恐れがあるので危険です。 決して路上に生えている猫草は食べさせないようにしてください。

嘔吐が多い猫や子猫には与えないようにする

次に、普段から嘔吐が多い猫や成猫になっていない1歳未満の猫には与えないようにしましょう。 いくら柔らかい若草を与えるのがベストとはいえ、そこまで消化器官が丈夫ではない猫に何回も与えると下痢や嘔吐を誘発させてしまいます。 また、胃腸が弱っている猫に与えるのもよくありません。 猫草は消化の負担になることがあるため、胃腸が弱っている猫に与えると嘔吐をする可能性があります。

元々猫草は食物繊維が含まれており、猫にとって繊維質の食べ物の消化は苦手なので一度に多く与えすぎると消化不良を起こし、嘔吐だけでなく吐き戻してしまったり、便秘を引き起こしてしまったりします。 もし愛猫が猫草を食べて嘔吐を繰り返すようであれば身体に負担をかけてしまうので、猫草を与えるのは当分控えましょう。 また、経過観察を経てそれでも嘔吐するようであれば早急に動物病院を受診しましょう。

さらに、成猫に満たない1歳未満の猫にも与えないようにしてください。 1歳未満の猫はまだ消化器官系の内蔵が十分に発達していないので、少ししか与えていない場合でも消化しきれずに嘔吐や下痢を引き起こす恐れがあります。 猫草を与えたい場合は、必ず1歳以上の成猫に与えるようにしましょう。

猫草の栽培方法や育てるのに適した場所

猫草と猫

Veera/shutterstock.com

猫草を自宅で栽培させるのであれば、栽培方法や育てるのに適した場所を知る必要性があります。 効率良く栽培するためにも、様々な知識を学んでおきましょう。

猫草の栽培方法

猫草を栽培するためには、まず『猫草の種』『猫草の種を蒔くための容器』『猫草の種蒔き用の土』が必要です。 これらは全てホームセンターで買い揃えることが可能なので、手軽に栽培が始められるのがポイントです。 種蒔き用の土はできれば猫草用の土が望ましいですが、なければ培養土でも構いません。

猫草を育てる時のポイントは、土に種を蒔く前に数時間~一晩ほど土を水に浸けておくことです。 こうすることで発芽率が良くなります。 また、猫草に肥料を与えないこと、猫草を大きくしすぎないこと、猫草の根を密集させるようにするのもポイントです。 肥料をあげると逆に猫草が枯れてしまう可能性がありますし、猫草をたくさん食べさせようと思って大きくしすぎると猫が食べないばかりか枯れやすくなってしまいます。 猫草の根が散らばっている状態だと、猫が猫草を食べている時に根っこごと引き抜いてしまう恐れがあります。 猫草を栽培する時はなるべく重ならないようにしつつ、密集させるように植えるのがポイントです。

猫草を育てるのに適した場所

猫草は基本的に日当たりの良い場所で成長を待つのが得策ですが、冬場は枯れやすいので室内で栽培しても問題ありません。 また、発芽するまでは日陰で管理するのがポイントです。 明るい場所では新聞紙をかぶせておき、発芽しているようだったら新聞紙を外して成長を待ちましょう。

また、一番気を付けておきたいのは家庭菜園付近に設置しないことです。 家庭菜園の近くで栽培していると、猫は猫草だけでなく家庭菜園にも興味を持ちます。 特にネギ類などを栽培している場合は、誤って食べてしまう恐れがあるので決して家庭菜園の近くで栽培しないようにしましょう。 もし家庭菜園をしている人は近くにネギ類などの絶対に与えてはいけない食べ物がないか確認することが大切です。

まとめ

意外にも猫草の存在を知らない人は多くいるのではないでしょうか? 猫草は特に必ず食べさせなければならないものではありませんし、栄養を補ったり便秘解消だったり、毛玉予防になったりする説はあれど他の方法でも対策できます。 とはいえ、愛猫に猫草を与えてみたところ、好んで食べるケースもあります。

この場合は定期的に猫草を与えるためにも、あらかじめ購入場所を調べておいたり、栽培キットを購入したりして自宅で栽培するのがおすすめです。

子猫 草むら

tobkatrina/shutterstock.com

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