いんげんは猫に与えてもいいの?栄養素や与え方のポイントを解説

いんげんは猫に与えてもいいの?栄養素や与え方のポイントを解説

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いんげんの歴史は大変古く、紀元前5000年頃には現在のメキシコ辺りで食べられていたと推測されています。そんな歴史あるいんげんですが、猫に与えても良い食材なのでしょうか? 今回はいんげんの栄養素の解説をしつつ、猫に与える際の注意点やポイントなどをまとめていきたいと思います。

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猫にいんげんを上手に与えるには

Green Beans on cast-iron frying pan. Studio Photo

ArtCookStudio/shutterstock.com

いんげんの与え方として理想的なのは、栄養素を十分に取り入れてもらうためになるべくさっと茹でたいんげんを細かく刻んで与えるという方法です。このようにすることで胃に優しい食材になります。

とくに注意すべきなのは与える量でしょう。胃腸が弱い猫の場合ですと、いんげんの食物繊維が胃に溜まってしまい便秘を引き起こしてしまいます。またいんげん豆は炭水化物が豊富ですので脂肪の摂り過ぎにならないように摂取量は控えたほうが良いでしょう。一回で与える量は小さじ1程度で十分です。

また単体でいんげんを与えるというよりも、キャットフードに混ぜて与える方が食べやすいかもしれませんね。ウェット系のキャットフードであれば野菜も混ぜやすいですし、茹でたインゲンを細かく刻んだものであれば猫もそれと気づかずに食べてくれるかもしれませんね。

少々味の癖があるいんげんですので、もしかしたら猫によっては食べてくれない可能性もあります。いんげんは栄養素としては申し分ありませんが、他の食材から取り入れることもできますので無理に与えないほうが良い場合もあるでしょう。最初は様子を見ながら少しづつ量を適量にしていくのが良いかもしれません。

いんげん豆であればさやいんげんと違って豆ですので、数粒程度を茹でてキャットフードに混ぜてあげれば食べてくれることが多いでしょう。

様々な栄養素が豊富ないんげんですので、体の中から元気な猫になってもらうためにはぜいひ食べさせてあげたい野菜です。少しづつ慣れさせながら習慣的にいんげんを与えてみるのはいかがでしょうか。

まとめ

古くから食べられているいんげんは、緑黄色野菜のひとつとして料理に彩を添えてくれるものですし、栄養も満点です。人間だけでなく猫にも食べさせることのできる食材です。

栄養素の中でもとくにビタミン群が豊富に含まれていて、骨を丈夫にしてくれたり、疲労回復の源にもなってくれます。さらには皮膚や髪のツヤを与えて口などの粘膜系もしっかり守ってくれます。

このように体内環境を整えてくれる栄養素を持ったいんげんを、ぜひ愛猫にも与えたいと思うのではないでしょうか。いんげんは一年を通して食べられる野菜ですので手に入れやすいというメリットがあります。スーパーでは少ない量でも手に入れられますし、それほど高い野菜でもありませんので、経済的にも無理なく与えることのできる野菜といえるでしょう。

今の時代はサプリメントから簡単に特定の栄養素を取り入れることができるようになっていますが、インゲンのように一度に数種類のビタミン群を摂取できる効率のよい野菜は重宝できます

もし皮膚炎や粘膜系の病気になっていたり骨がもろくなっている愛猫がいるなら、さっそくいんげんを試してみるのをオススメいたします。もちろん医学療法ではないので効果のほどは猫それぞれですが、健康を意識する良い機会になるかもしれませんね。

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