オーストラリアで人気の犬種とは?世界のペット事情を知ってみよう!

オーストラリアで人気の犬種とは?世界のペット事情を知ってみよう!

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日本で犬をペットとして飼っているご家庭の数は、世界と比べても決して少なくはありません。では、海外の犬のペット事情はどうでしょうか?日本と同じように、犬をペットとして飼うことが一般的なのでしょうか。ここでは、オーストラリアではどのようにして犬が飼われているのか、どんな犬種が人気なのかを取り上げます。

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オーストラリアで人気の犬種とは?

オーストラリアの国旗と犬

K.A.Willis/shutterstock.com

日本で犬をペットとして飼っているご家庭の数は、世界と比べても決して少なくはありません。家族の一員として大切に飼育している愛犬家がたくさんいます。

では、海外の犬のペット事情はどうでしょうか?日本と同じように、犬をペットとして飼うことが一般的なのでしょうか。

ここでは、オーストラリアではどのようにして犬が飼われているのか、どんな犬種が人気なのかを取り上げます。

オーストラリアのペット事情

コアラ

Arnaud Martinez/shutterstock.com

まずは、一般的なオーストラリアのペット事情についてです。

日本と同じように、犬はやはりペットとして人気です。統計では、オーストラリア国内で約480万頭の犬が飼われていると出ていて、人5人に対して1頭の犬が飼われている計算になります。40%以上の世帯が犬と一緒に生活していることになります。

日本でも近年増えてきましたが、ペット(犬)同伴で入れるカフェやレストランがオーストラリアにもたくさんあり、テラス席によく犬の水やドッグフード用のトレーが置いてあるのを目にすることができます。

休日の朝はテラス席で愛犬と一緒にコーヒーを飲んでゆっくりスタートするのが、オーストラリア流の休日のはじめ方のようです。

またオーストラリアの川沿いや海沿いには、長く続く散歩にピッタリの歩道が街にあることが多く、犬の散歩がてらジョギングやウォーキングを楽しむ人をよく見かけます。

公園にはリードとって走らせてあげられる、柵で囲まれたスペースが用意されています。夕方になるとたくさんのワンちゃんと飼い主さんたちでにぎわっています。

オーストラリアで人気な犬以外のペット

犬のほかにオーストラリアでペットとして飼われている主な動物は猫や鳥、モルモットや熱帯魚などです。日本でも飼われている動物が、ペットとしてオーストラリアでも人気です。

しかし、うさぎに関しては日本とは違うようです。例えば、オーストラリアのクイーンズランド州ではうさぎは「害虫」とみなされていて、ペットとして飼うことが禁止されています。

また、爬虫類をペットとして飼育している人もいるようで、比較的小さいサイズのヘビやトカゲなどが人気です。そのため、ペットショップではコウロギなどエサとなる昆虫も販売しているようです。

広大な地オーストラリアならではのペット

日本と違い、広い庭付きの家や牧場のような広大な敷地を持っている人が少なくないオーストラリアでは、広大な敷地だからこそ飼えるペットを飼っている方がいるようです。

例えば、毎朝新鮮な卵を食べたいという理由でニワトリを飼う人が多いようです。

さらに、芝刈りが大変だからという理由でポニーを飼う人もいるようです。芝をエサとして食べてくれるので、芝刈りの手間が省けるそうです。

国が違えば、ペットとしての好みも違うということがよくわかります。

オーストラリアで人気なのは小型犬?大型犬?

大型犬と小型犬

Eric Isselee/shutterstock.com

日本ではチワワやトイプードルをはじめ、小型犬が人気な傾向があります。日本の狭い住宅事情が影響してのことだと考えられます。

反対にオーストラリアでは、中型犬や大型犬をペットとして好む傾向が強く、小型犬人気が続く日本とは正反対です。

というのも、やはり日本よりも広い敷地を有している家が多いことと、大きな農場で羊などの家畜を誘導する牧羊犬や作業犬として中型~大型の犬が愛されてきたという歴史が関係するのかもしれません。

オーストラリアの人が好む犬の傾向は?

オーストラリアで多く飼われている犬のサイズからも連想できるように、中型犬や大型犬に多いアクティブな性格の犬を好む人が多いようです。犬も家族の一員として一緒に運動したり遊んだりすることを好む方が多いので、アクティブな犬種を選ぶようです。

また、日本でも最近人気が出てきているミックス犬もオーストリアでは高い人気があります。例としては、オーストラリアン・ラブラドゥードゥルという犬種があり、日本でも人気が高まりつつあります。これはプードルとラブラドールを交配させて生まれた犬種です。

そして動物愛護の運動への関心が高いので、犬種や血統にかかわらず保護犬を引き取って飼育する方も多いと言われています。オーストラリアは全体の傾向として動物に優しい国とこの点からもいうことができるかもしれません。

屋内飼いと屋外飼いはどっちが多いの?

一昔前は、家の庭先に犬小屋があってそこに鎖でつながれているワンちゃんたちを目にすることが多かったように感じますが、最近の日本では室内でリードなしに飼われている小型犬が多いように感じます。

オーストラリアでも、人間と共に家の中で生活する屋内犬が多い傾向があるようです。

というのは州によって、リードを離すことが許されているエリア(オフリーシュエリア)以外ではリードにつないでおかなければならないという決まりがあるため、リードにつながれたまま屋外で生活するのは虐待だと考える人が多いことが影響しているようです。

動物愛護の精神が広く浸透しているオーストラリアならではの傾向と言えるかもしれません。

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