猫を甘やかしすぎるのはNG!甘やかしすぎないための7つの方法を紹介

猫を甘やかしすぎるのはNG!甘やかしすぎないための7つの方法を紹介

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猫は見た目も仕草も可愛いので、ついつい可愛がり過ぎてしまうことがあります。甘やかすのは悪い事ではありませんが、行き過ぎるとデメリットが発生します。今回は猫を甘やかすメリットとデメリット、そして甘やかしすぎないための7つの方法を紹介したいと思います。

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正しい距離感を保とう

愛猫とコミュニケーションをとる飼い主

Africa Studio/shutterstock.com

甘やかしすぎチェックはいかがだったでしょうか?いくつか当てはまるものがあったかもしれません。もしそうだとしたら、今の猫とは正しい関係性を築くことが出来ていないことになります。飼い猫との正しい距離感とはどのようなものでしょうか?甘やかしすぎない方法をお伝えする前に、猫との正しい関係をご説明しますね。

猫との適切な距離感は主人とペットの関係

猫との適切な距離感は、犬との関係と同様、主人とペットの関係です。

猫を家族のように愛している人にとっては少し冷たく感じるかもしれません。しかし、猫の生活が飼い主にかかっていることは事実です。猫が幸せになるためには野良猫としての振る舞いではなく飼い猫としての振る舞いが出来なければいけません。

「主人とペットの関係」とはどのようなものでしょうか?それは飼い主優先の生活だということです。

猫は犬ほど飼い主との関係を深めることはありません。いわゆる「忠犬」のような関係を求めることはないでしょう。それでも猫が自分の都合ではなく、飼い主の都合が優先されることに慣れていなければいけないのです。

飼い主は基本的に自分の都合を優先します。時には猫を甘やかして要求を呑むこともあるわけですが、それでも主従関係の基盤が揺らぐことが無いよう気を付けます。

さらに飼い主と飼い猫はお互いが自立した関係であることが望ましいでしょう。つまり、どちらも相手がいなければ行動できないということが無いようにするのです。猫は留守番することも出来ますし、それで大きなストレスを抱えることも無いようにしたいものです。むしと一人の時間を自由に楽しめるくらいが良いでしょう。

飼い主の側も同様です。猫に依存しっぱなしの生活にならないようにしましょう。いつも猫の顔色をうかがうような生活ではありません。猫のために自分の用事をないがしろにすることがあってもいけません。

お互いが自立しつつも、時には甘えるくらいがちょうど良いのです。

猫を甘やかしすぎないための7つの方法

花瓶をカーペットの上に倒して飼い主から怒られる猫

Pixel-Shot/shutterstock.com

正しい飼い猫と距離感を学ぶことが出来ましたね。続いてはそのような距離感を保つために出来ることをお伝えします。それは結果的に甘やかしすぎないための方法とも言えます。猫を甘やかしすぎない7つの方法をご紹介します。

1:食事の時間は主人がきめる

まず、食事の時間は主人である飼い主が決めるようにしましょう。いつも同じ時間でなくても良いです。

いつも同じ時間だと、猫はその時間になれば自分のごはんが欲しいという要求が通っていると勘違いすることがあります。勘違いしている猫はいつもの時間になるとアピールしだすかもしれません。しかし、いつ与えるはあくまでも飼い主さんが決めるようにしてください。

2:いつでも要求をのまない

猫は「お腹すいた」「遊んで」と言った要求をすることがあります。いつでもその要求をのまないことは大切です。かといって、すべての要求を無視するわけではありません。主人が要求を考慮して時にはその要求に応じるというスタンスが大事なのです。

3:猫にひとりの時間を与える

猫が飼い主に依存しないためには、ひとりの時間を楽しむことが出来なければいけません。

とくに幼いころからの訓練は大切です。幼いからといって過保護にしているなら、分離不安症になってしまいます。留守番させたり、ひとりで遊ばせたりすることで自立性を身に着けることが出来るのです。

4:ご褒美を与える

猫にご褒美を与えることも大切です。毎日ご褒美を与えるのではなく、褒めることが出来る時に与えるのです。猫が愛されていると感じることも大切です。ときには甘やかしてしまったと思うくらいでも問題ありません。

5:叱るべき時は叱る

褒める時には褒めますが、叱る時には叱るようにしましょう。

甘やかしてしまうなら家の中で好き放題するようになります。家の中に傷をつくったり、大切なものを噛んでダメにしたりするでしょう。そんな場合にはしっかりと叱ってあげましょう。猫も賢いので自分が起こられたことを理解できます。

6:一緒に過ごす時間を大切にする

猫といつも一緒にいることは避けなければいけませんが、多くの飼い主さんはそのように出来ません。むしろ仕事などで忙しくしていてなかなか一緒の時間を過ごすことが無いかもしれませんね。

努めて一緒に過ごす時間を取るようにしましょう。一緒に遊ばないとしても同じ空間にいる時間を取ってあげましょう。

7:スキンシップの時間を欠かさない

スキンシップの時間も大切です。猫を抱えてあげたりブラッシングしてあげたり撫でてあげたりできるでしょう。猫じゃらしで遊んであげるのも良いです。

これは甘やかしているのではなく、必要なものを与えているだけです。バランスをとれた関係になるためには大切なコミュニケーションを欠かさないようにしましょう。

まとめ

猫を甘やかすことについて様々な角度からよい方法をお伝えすることができました。

猫を甘やかすことは悪いことではありません。しかし、甘やかしすぎるなら猫に問題を持たせてしまうことになります。ワガママになって手が付けられなくなったり分離不安症になって大きなストレスを抱えたりするからです。

飼い主と猫が適切な距離感を保つことは大切です。

正しい主従関係を理解させると共に、お互いが自立した関係に慣れると良いでしょう。そのためには飼い主中心の生活を送ることが大切です。そうした生活を送りながらも、たまには猫の要求に答えてあげたり一緒の時間を楽しんだりすることが大切です。

甘やかしすぎず、適度に甘やかすことができるなら、飼い主の皆さんも猫も一番幸せになれることでしょう。

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1 名無しさん
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猫は子供の時から飼っていますが、エサは常に置いていますがうちの猫は肥満になっていませんし、しつけもほぼしてません。

犬はしつけが大事かもしれませんが猫は自由なイメージ。お猫様です。一人の時間は大事かもしれません。そんなうちの猫はもうすぐ22歳です。途中私が家を離れていたので家族の育て方が良かったのかも。