猫に階段を用意してあげると良いのはなぜ?猫用階段の選び方や作り方のポイントを解説!

猫に階段を用意してあげると良いのはなぜ?猫用階段の選び方や作り方のポイントを解説!

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猫は高いところに登るのが大好きですし、高い身体能力も持っています。そんな運動神経抜群の猫ですが、猫用の階段を用意してあげることが必要になる場合もあります。猫用階段を用意してあげる場合、どんなものを選ぶと良いでしょうか?また、手作りにする場合はどんな材料をそろえると良いでしょうか?詳しく取り上げます!

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猫用階段の選び方

階段を降りる猫

absolutimages/shutterstock.com

猫用階段はいろいろな種類のものが販売されています。猫用階段を購入する際はどんなものを選ぶと良いでしょうか?また、手作りする場合はどんなことに気を付けながら作ると良いでしょうか?

猫用階段を選ぶときのポイントをいくつか挙げてみたいと思います。

①安定感のあるもの

猫用階段を選ぶ際に大切なのは「安定感」です。ぐらついたり壊れたりする危険のないものを選びましょう。猫が安全に登るために使用する階段ですので、階段そのものも安定感のある丈夫なものにしましょう。

ある程度体重のある成猫が上り下りしても良いくらい、しっかりと作られているものを選びましょう。また、階段の幅も猫が難なく通れるくらい幅のあるものがおすすめです。手作りする場合は、丈夫な階段にするために使用する素材や作り方を工夫しましょう。

使用する板があまり分厚いと、重くなってしまい持ち運びや移動が大変になってしまいます。かといって、薄すぎる板だと階段が壊れやすくなったり、安定性がなくなったりしてしまいます。板に程よい厚みがあるものを選びましょう。

板と板のつなぎ目部分は、外れないようにねじやくぎでしっかりと止めておきましょう。つなぎ目が不ぞろいだと、階段のバランスが悪くなってしまい、ぐらついたり壊れたりしやすくなります。

あらかじめ板の長さを測ってきちんと合わせていくと、安定感のある階段が作れます。猫用階段を購入したり手作りしたりする場合は、階段の安定性を重視しておきましょう。

②滑り止めがある

上り下りしやすく、かつ転倒しないものにするためには、滑り止め加工がされているものを使用するのがおすすめです。階段の表面がつるつるしていると滑ったり落下しやすくなったりします。階段の素材を見て、カーペット素材のものや滑り止め防止がされているものなどを選びましょう。

手作りにする場合は、滑りにくい板を使用したりカーペット素材を使用したりするのも良いですし、ダンボールを利用するのもありです。猫用階段自体はある程度の重みがあり安定感のあるものにしたいですので、板などを使って組み上げていくのがおすすめですが、階段の表面にダンボールをプラスすると滑りにくくなります。

きれいに加工されたフラットな板だと表面がつるつるしていて少し滑りやすいかもしれませんが、ダンボールは猫の爪を引っかけて登ることができます。通販で買い物をした時に届いたダンボールを再利用しても良いですし、安価で購入することもできますので意外とおすすめです。

もちろんその他の素材をしてもかまいませんが、猫が滑りにくいかどうかで選びましょう。

③コンパクト

猫用の階段はコンパクトな方が飼い主さんとしては楽かもしれません。猫の安全性を考えると、猫が安心して通れるくらい丈夫で安定感があって、ある程度の幅があるものが良いです。ですが、あまりにも大きすぎたり重すぎたりすると、飼い主さんが持ち運びしたり掃除のために移動するのが大変かもしれません。

また、幅があり過ぎるものだと室内のスペースが狭くなってしまいます。猫が安心して使用できるくらいの安定感と安全性が確保できていれば、できるだけコンパクトな階段を選ぶのがおすすめです。

飼い主さんも毎日暮らす家ですので、掃除の際の負担が少ないもの、必要以上にスペースを取らないものがおすすめです。猫の安全性を重視しながら、飼い主さんの負担も大きくならないものを選びましょう。

猫用階段の手作りの仕方

ダンボールで作った階段

ArtistMiki/shutterstock.com

猫用階段を手作りする場合、どんな材料をそろえると良いでしょうか?

材料

階段の作りの材料としておすすめなのはダンボールです。ダンボールをいくつか組み合わせて階段を作ることができます。

小さめのダンボールを3~6個ほど用意し、階段になるように合わせていきます。つなぎ目の部分は接着剤やガムテープなどを使ってつないでいきます。ダンボールだけだと重みが無く安定感があまり出ませんので、一番下の段ボールに重りになるものを入れておくと良いと思います。

猫が上り下りしているうちに爪で引っかいてボロボロになってくるかもしれません。ですがダンボールの場合、傷んだり壊れたりしてきても作り直しがしやすいのもメリットの一つです。ダンボールは費用があまりかからず入手しやすいですので、猫用階段を手作りする場合に活用してみてはいかがでしょうか。

ダンボールだけでは滑りやすいと思う場合、カーペット素材や滑り止めになる素材を階段に張り付けていくのもおすすめです。ダンボールで土台をつくり、滑り止めになるものを敷いて行けばより安全な階段になります。

張り付ける素材はカーペットの生地やファー素材のもの、滑り止め加工のされたシートなどいろいろあります。ホームセンターや100均で販売されていて、種類もいろいろあります。家のインテリアに合わせて、好きなカラーや素材のものを選んでみてください。

階段のつなぎ目や滑り止め素材の貼り付け用に、接着剤も用意しましょう。テープを使用するのもありです。しっかりと固定できるものを選びましょう。

組み合わせ方

階段をつくるときには左右のバランスを合わせるのが大切です。寸法がきちんと合っていないと歪みが出てきてしまいます。階段が不安定になったり崩れやすくなったりしてしまいますので、寸法はきっちり合わせておきましょう。

おすすめの方法は同じ大きさのダンボールを使用することです。縦・横・高さが同じなので、カットしなくても大きさをそろえることができますし、安定感のある安全な階段をつくりやすいといえます。大きさの違うものを使用する場合は、ちょっと手間がかかりますがカッティングしてから組み合わせていきましょう。

また、階段の側面を開けておき、猫が中に入り込めるようにしておくのもありです。高い所と同様に、猫は狭いスキマも大好きです。本棚のスキマに猫が入り込んでいることがありますよね。カバンや引き出しの中などの狭い所に入り込んでいることもあります。

猫は狭い場所がにいると落ちつくんだそうです。猫たちが数匹でくっついていたり、他にもペットがいる場合は体を寄せ合っていたりもします。同じように、狭い所にいると仲間とくっついているような感覚になるのかもしれませんね。左右・後部にスペースがないと身を守りやすくて安心するという理由もあるようです。

階段をつくる際はあえて側面を塞いでしまわず、入り込めるようにしておくのもありです。

ポイントは安全性

猫用階段を用意する際に大切なのは「安全性」です。高いところに安全に登るための階段ですので、階段自体も安全性の高いものを用意しましょう。滑りにくい素材で作られているもの、安定感のあるものを選びましょう。

手作りする場合も、きっちりと寸法を合わせて安定感のある階段を作っていきましょう。階段に布や滑り止め効果のある素材を張り付けると、より安全に登れるようになります。

手作りにすると、家の雰囲気に合わせたオリジナル階段が作れますので楽しめそうですね。愛猫が安全に過ごせる環境を作るために、今回ご紹介した猫用階段の選び方・作り方も参考にしてみてくださいね。

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