猫は種類によって毛の長さが違う?短毛と長毛それぞれの特徴や猫種を紹介!

猫は種類によって毛の長さが違う?短毛と長毛それぞれの特徴や猫種を紹介!

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猫の毛の長さはさまざまです。短毛もあれば長毛の猫もおり、両方ある猫もいます。猫の毛の長さは種類によって違ってきます。ここでは、短毛長毛それぞれの毛の特徴や猫種について取り上げていきます。猫を飼ってみたいと考えている方はぜひ参考にしてみて下さいね。

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短毛の猫の種類を見てみよう!

アメリカンショートヘア

Paisit Teeraphatsakool/shutterstock.com

短毛の猫の種類はたくさんあります。猫を初めて飼育する初心者であれば短毛の猫がおすすめです。

では、これから短毛の猫の種類の幾つかを見てみましょう。

アメリカンショートヘア

アメリカンショートヘアは穏やかな性格が多く、人になつきやすい猫です。賢い猫が多く、しつけがしやすいと評判です。そのため、猫を初めて飼育する初心者にはピッタリの猫と言えるでしょう。

ロシアンブルー

ロシアンブルーは、目がエメラルドグリーンの楕円形で美しく、耳の先がとがっているのが特徴の猫です。ロシアンブルーの体長は30㎝~40㎝くらいです。

ロシアンブルーはあまり動き回ることが少なく、おとなしい猫が多いようです。飼い主になつきやすいですが、神経質な一面もあります。また警戒心が強く、臆病な面もあるようです。

ロシアンブルーは「ボイスレスキャット」と呼ばれており、鳴き声があまりしない猫です。ロシアンブルーが鳴いたとしても静かなため、住宅密集地であるマンションに住んでいる方にも飼育しやすい猫と言えるでしょう。

アビシニアン

アビシニアンは、ほっそりした体形で筋肉質の猫です。クレオパトラが愛した猫と言われています。スラっとした小さな体で、キレイな毛色をしているのが特徴の猫です。

そして短毛の猫の種類の中でも特に毛が短いのが特徴です。アビシニアンは毛が短いため、抜ける毛も少ないと言えるでしょう。

アビシニアンは好奇心旺盛で活動的、そして陽気な性格です。中には少し神経質なタイプもいます。活動的な性格ため、体を使う遊びが好きです。

アビシニアンは飼い主に甘える子が多いと言われています。撫でられることが好きなので、飼い主になつきやすいタイプの短毛の猫と言えるでしょう。

アビシニアンを飼育している方の中には、アビシニアンが犬のような性格と感じる方が多いようです。ボールを投げると取ってきたり、飼い主が帰宅すると迎えに来たりなど犬のような行動を取ることがあるからです。また、明るく利口な性格をしているため、世界中から愛されている猫と言えるでしょう。

長毛の猫の種類を見てみよう!

ラグドール

alexavol/shutterstock.com

長毛の猫は毛が長いのが特徴になります。毛が長いため太って見えることがありますが、シャンプーなどをすると体つきが筋肉質で骨太だったりします。

長毛の猫は短毛の猫と比較して穏やかな性格が多く見られます。これから長毛の猫の種類の幾つかを見てみましょう。

ペルシャ

ペルシャはゴージャスな毛が特徴です。ペルシャのゴージャスな毛並のゆえに「猫の王様」とも呼ばれています。ペルシャの模様や毛の色の種類は多く、30種類以上あると言われています。ペルシャは愛好家が世界中にいるほど人気がある猫です。

ペルシャの体型はがっちりとした筋肉質です。穏やかな性格でおっとりしているため、飼育しやすいのが特徴です。飼い主になつきやすく、甘えん坊の性格をしていることが多いようです。しかし構いすぎるとストレスが溜まり、長時間触られるのを嫌がります。

ペルシャは鳴くことが少なく、鳴いても声が小さいため、マンションなどでも飼育しやすい猫と言えるでしょう。

ヒマラヤン

ヒマラヤンは、ペルシャとシャムの交配によって誕生した猫です。ヒマラヤンの目はサファイアブルーで、とてもキレイな瞳をしています。ペルシャのように短い足と首が特徴です。

体重はオスが約4㎏~6kg、メスが約3kg~5kgのため、室内で飼育しやすい大きさです。ヒマラヤンは筋肉質の体型をしています。

ヒマラヤンの顔は「ドールフェイス」と「エクストリームフェイス」の2種類あります。ドールフェイスのヒマラヤンは日本でも多く見られ、伝統的と言われています。

エクストリームフェイスのヒマラヤンは海外に多く見られ、つぶれたような鼻の顔立ちをしています。ヒマラヤンは毛質がペルシャのため、毛並がフワフワしており、おとなしい性格をしているのが特徴です。

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャンフォレストキャットは体が比較的大きく、穏やかな性格が特徴の猫です。他のペットとも穏やかに暮らせることが多く、小さな子供がいたずらしても怒らない温厚な性格の猫です。

ノルウェーの厳しい寒さの中で住んでいたために忍耐強いと言われることがあります。ノルウェージャンフォレストキャットは甘えん坊な性格が多いようです。しかし、ノルウェージャンフォレストキャットは過剰な構いすぎが好きではありません。飼い主と同じ空間にいるのが好きですが、一人で遊ぶことも好きなようです。

ノルウェージャンフォレストキャットは飼い主になつきやすく、他のペットとも争わないため、初めて猫を飼育する方には向いているかもしれません。

ラグドール

ラグドールは体格が大きいのが特徴の猫です。ラグドールは「ぬいぐるみ」とも呼ばれています。体格が大きく、メスは約6kg、オスは約7kgあります。目は青い瞳をしており、とてもおとなしい性格をしています。

ラグドールは飼い主になつきやすく、抱っこされることが好きな猫です。ラグドールを抱っこすると抱き心地が気持ち良く、飼い主に従順な性格でもあるため、非常に人気のある猫です。

ラグドールは環境が変化することを嫌がり、帰巣本能が強いと言われている猫種でもあります。

短毛と長毛の両方をもつ猫種もいる!

マンチカン

MDavidova/shutterstock.com

短毛と長毛の両方ある猫は、被毛の長さの違いで印象もとても違います。そのため、同じ種類の猫とは気づかないこともあります。では最後に、短毛と長毛の両方がいる猫種を幾つか見ていきましょう。

マンチカン

マンチカンは丸い顔と短い足が特徴の猫です。走ったりジャンプしたりするのが好きな性格をしています。マンチカンの駆け回る姿から「猫のスポーツカー」とも言われています。

マンチカンは短毛の猫と思われがちですが、長毛の猫もいます。短毛のマンチカンも長毛のマンチカンも触り心地のよい毛質をしています。

また、マンチカンの長毛の猫は毛質がもつれにくいため、他の長毛の猫と比較するとブラッシングがしやすいのが特徴です。

エキゾチック

エキゾチックは「パジャマ姿のペルシャ」と言われるように、見た目や性格がペルシャに似ています。エキゾチックは静かな環境を好む傾向がありますが、好奇心旺盛な性格をしています。

エキゾチックは元々は短毛の猫で「エキゾチックショートヘア」と言われていました。しかし近年では、ペルシャのような長毛の猫が誕生するようになりました。

ブリーダーの希望によって「ペルシャの特徴を持ち、毛の手入れの楽な短毛種」であるエキゾチックができたようです。アメリカンショートヘアとペルシャを交配しています。つぶれたような鼻と丸い目が離れ気味なのが特徴です。

まとめ

短毛の猫、長毛の猫、短毛と長毛の両方がいる猫種、どれもそれぞれが特徴や魅力を持っています。飼う方の好みに合わせて、また飼いやすさなどを考えて選んでみるのはいかがでしょうか。

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