猫の睡眠時間が長いのはどうして?その理由や猫の睡眠の質を高める方法を解説します!

猫の睡眠時間が長いのはどうして?その理由や猫の睡眠の質を高める方法を解説します!

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猫をいざ飼ってみると、よく寝る動物であることを実感します。猫の睡眠時間が長いのはなぜでしょうか?また、猫の睡眠状態から猫の病気が分かるって本当なのでしょうか?猫の睡眠事情について理解しておくことは、猫の健康を守るためにとても大切なことです。猫に質のよい睡眠をとらせる方法について詳しく解説します!

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愛猫の睡眠の質を高めよう!

猫の寝床

Anna Phillips/shutterstock.com

1日の大半を寝て過ごす猫ですが、飼い主さんが思っているほど愛猫はゆっくりと睡眠をとることができていないかもしれません。

では、どのように愛猫の睡眠の質を高めてあげることができるでしょうか?猫の睡眠の質を高める対策法をいくつかご紹介しましょう。

対策①高い場所の寝床を作ってあげる

猫にとって高い場所は下を見下ろすことができるため、危険を素早く察知できる、敵に襲われにくいなどのメリットがあるため落ち着くようです。

また、遠くまで周囲を見渡すことができるので優越感も味わいつつ、安心感も得られます。猫の睡眠の質を高めるためにも是非高い場所に寝床を用意してあげましょう。タンスの上にベッドを置いたり、キャットタワーなどを用意してあげたりするなら喜ぶことでしょう。

対策②暗い場所に寝床を作ってあげる

猫は明るい場所よりも暗い場所の方が眠りやすいようです。愛猫の寝姿を観察してみると、時おり眩しさから手で顔を隠している仕草を見かけることがあるかもしれません。

猫の目は強い光にとても敏感なので、明るい場所では深い眠りにつくことが難しいようです。愛猫が深い眠りにつけるよう、暗い空間に寝床を用意してあげましょう。

対策③狭い場所に寝床を作ってあげる

猫が狭い場所を好むのは、身体全体が囲まれることで安全だと感じているからです。そのため、気に入っている場所ならどんなに窮屈でも寝ています。つまりとても安心できる場所なのです。

飼い猫であったとしてもそれは同じで、家の中の狭い場所を好みます。小さな箱や袋の中に入ることはもちろん、部屋の片隅に隠れて寝ることも安全に感じ好む傾向があります。

猫によって好みの場所は多少違いますが、狭い場所で愛猫が寝ているならそのまま見守ってあげましょう。

対策④静かな場所に寝床を作ってあげる

猫も人間同様、静かな場所で眠ることができれば睡眠の質が高まります。猫は警戒心の強い生き物なので、寝るときも常に警戒しています。些細な物音にもすぐに反応し、何度も目を覚ましています。

猫は一日の大半を寝ているよう見えますが、その大半は浅い眠りなので疲れをしっかり回復させることはできていません。質の良い深い睡眠時間をたくさんとることができれば、健康で長生きにつながると言われています。

愛猫が健康に元気で長生きできるよう、静かな場所にゆっくりと寝られる環境を整えてあげましょう。

対策⑤大好きな人のそばで寝ること

猫にとって大好きな人の条件は、信頼できることです。きっと多くの飼い主さんが、愛猫にとって信頼できる人になっていることでしょう。

猫は信頼できる人のそばにいると落ち着くことができ、それが睡眠の質の向上にもつながります。愛猫がそばに寄ってきて寝始めたら、そのまま起こさずに深い眠りにつかせてあげましょう。

対策⑥猫が熟睡できるシチュエーションを作ってあげる

猫が熟睡できるシチュエーションを作ってあげるなら、質の良い睡眠につながります。具体的には安心できる場所や飼い主さんがそばにいる、快適な温度にすることなどが挙げられます。

ずっと電気をつけっぱなしにするとか来客がいつもある、いつも騒がしいなどの状況は避けるようにしましょう。

猫の眠りの深さを知る方法

ぐっすり眠る猫

jikuro/shutterstock.com

上記でも触れたように、猫には浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があります。実は猫が寝ている様子をよく観察すると、どちらの睡眠状態なのかを知ることができます。

浅い眠りであるレム睡眠の場合、猫は丸くなって目を閉じているとか、首が立ったまま目を閉じて寝ています。また、寝言を言ったり、手足をピクピク動かしたりするなどの仕草を見せることがあります。さらに、些細な物音や人が少しでも動くとすぐに目を開けます。

一方、深い眠りであるノンレム睡眠の場合、無防備な状態で寝ていることが多いです。近づいても気づかずに寝ています。

猫の寝ている姿から分かる体調

猫の寝ている姿や寝相から、猫の体調を知ることもできます。たとえば猫が横になって手足を投げ出すような姿で寝ている時は、とてもリラックスしている状態で体調がよい証拠です。

しかし、前足を内側に折り曲げて箱のようにして座っている香箱座りをしている時は、体調があまり優れないときもあります。ただし、香箱座りはリラックスしてときにも見せる仕草なので、判断することが難しいかもしれません。

いつもお腹を見せている愛猫が、突然香箱座りをして寝ている場合などは、体調不良の可能性があるので注意が必要です。

まとめ

猫と手をつなぐ飼い主

Nitikorn Poonsiri/shutterstock.com

猫の睡眠事情と睡眠障害、質のよい睡眠をとる方法などをみてきましたがいかがでしたか?

一日の大半を寝て過ごしているように見える猫ですが、猫の睡眠から健康状態が把握できることも分かりました。質の良い睡眠をとることは健康維持や長生きにつながるので、愛猫に質の良い睡眠がとれる快適な寝床と環境を整えてあげましょう。

そして愛猫の可愛い寝姿をいつも観察して、少しでも異変を感じるならすぐに動物病院を受診するようにしましょう。

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