猫が伸びをするのはなんで?伸びをする理由や心理状態について解説

猫が伸びをするのはなんで?伸びをする理由や心理状態について解説

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猫は体が柔らかい生き物としてよく知られていますが、しばしば伸びをする姿を見せることがあります。猫の伸びのポーズはかわいいですが、なぜ猫はよく伸びをするのでしょうか。今回は伸びポーズをする理由と、その時の猫の心理状態についてまとめました。

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猫が体を伸ばして寝る心理とは?

ベッドの上で気持ちよさそうに寝ている猫

Nils Jacobi/shutterstock.com

ここまでで猫が伸びをする理由と、猫の体が伸びる理由についてみてきました。多くの方は猫が伸びをするポーズだけでなく、猫がお腹を出して体を伸ばした状態で寝ている姿もみたことがあることでしょう。

では、猫が体を伸ばして寝ることには理由があるのでしょうか?猫が伸びて寝る心理をみてみましょう。

心理①暑いから

猫が弱点でもあるお腹を見せて寝る理由には、暑いことが関係します。暑いときは壁などのお腹や背中をくっつけて伸び、手足を広げてお腹を出した状態で寝ることがあります。

猫の体は柔軟性があり、体長の2倍も伸びると言われているので、驚くほど伸びて寝ている姿を多くの方が見たことがあるのではないでしょうか?

心理②安心しているから

猫の寝るポーズには、大きく分けると体を伸ばす、もしくは身体を丸めて寝るかのどちらかです。野生の猫の場合、常に警戒と緊張感があるので、お腹を出しながら体を伸ばして寝ることはありません。

一方、飼い猫の場合は、自分の生活空間が安全な場所だと認識しているので、体を伸ばしてお腹を見せた状態で寝ることができます。

飼い主さんを信頼していることも、猫が伸びて寝れる理由のひとつです。

心理③警戒心がない

猫の多くは警戒心が強いですが、中には性格上警戒心が弱く、無防備な子もいます。警戒心が少ない子は、すぐに体を伸ばし、全身の力が抜けた脱力状態の姿で寝てしまいます。

場所にも特にこだわりがないので、伸びすぎて落ちてしまい、「はっ!」と我にかえり目覚める子もいます。

心理④快適な温度

猫が体を伸ばした状態で寝れるのは、暑くも寒くもない快適な温度であることも挙げられます。猫は適温と感じると、体を横に伸ばして寝ます。

また、気持ちよさそうな顔の表情を見せてくれます。

心理⑤リラックスしている

猫が伸びて寝れるのは、リラックスしていることも考えられます。猫の寝ている姿から、リラックスしているかどうかをある程度把握することが可能です。

心理⑥寝床が気持ちいい

猫が伸びて寝るのは気温や安心感の加え、寝床の素材が気持ちよくて快適という点も挙げられます。お気に入りのベッドや寝床など気に入った素材だと、どんなに狭くても体を伸ばして、はみ出しながら寝ることがあります。

心理⑦飼い主さんに撫でてもらいたい

猫は伸びをして寝ることで、飼い主さんに撫でてもらいたいとアピールしているときもあります。猫はとても賢い動物なので、飼い主さんの視線の先で伸びをして寝て、お腹を見せてきます。

そんなときは、やさしくお腹を撫でてあげましょう。

まとめ

猫が伸びをする理由についてみてきましたが、いかがでしたか?猫の体は柔軟性があり、人間よりも骨が多く、関節もよく動くため、体を伸ばすととても長く見えます。

伸びをする理由としては、単純に気持ちがいいからということがあげられます。またリラックスしていることや気分転換、自分を落ち着かせる、ストレッチ、デトックス効果、血流の改善などさまざまな心理状態を反映していることもあります。

わたしたち人間にとって、猫が伸びをしているポーズには魅了されますが、猫にとっては大事な行動のひとつです。愛猫の可愛い伸びのポーズををみると、写真を撮ることに集中しがちですが、是非、その時の愛猫のきもちも想像してみてくださいね。

可愛い伸びの写真が撮れたら、SNSなどのアップして猫自慢してみるのも楽しいでしょう。

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