猫が飼い主の手を押さえてくる意味とは?猫は手を使っていろんな感情を表現している!

猫が飼い主の手を押さえてくる意味とは?猫は手を使っていろんな感情を表現している!

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猫がする仕草の一つに「人間の手を押さえるような仕草」があります。かわいらしいプニプニの肉球を押し付けてきてかわいいですね。普通私たちが人の手を押さえるときは、何かを止めさせる時や拒否している時かもしれません。他にも好意を示している時も手に触れます。では猫の場合はどうなのでしょうか?まとめてみました。

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手で猫に愛情を伝えよう

猫を撫でる

Africa Studio/shutterstock.com

ここまで猫が手を使ったしぐさの意味についてみてきました。猫は自分の手(前足)を使っていろいろなことを表現しています。飼い主さんに対しての愛情もたくさん表現していることがわかったのではないでしょうか?

では今度は、私たち人間の方から手を使って猫に愛情表現をしてみましょう。

子猫は母猫から毛づくろいしてもらったり、おっぱいをもらったりなどのスキンシップによって愛情を感じています。ですから飼い主のことを母猫と思っている猫たちに対して、私たちもスキンシップを通して愛情表現をしたいものですね。

ではどんな風に愛情表現できるでしょうか?猫の嫌な触り方をしては嫌われてしまいかねません。

ますは顔周りをやさしく触る

まずは手始めに顔周りを触ってみましょう。ほとんどの猫が顔は問題なく触らせてくれるはずです。なぜなら顔周りは自分で毛づくろいができない、つまりとどかない部分ですので触られると気持ちが良いからです。

特に猫が触られて喜ぶのは「ひたい」「鼻すじ」「あごの下から首まわり」の3点です。間違ってもいきなり「おなか」を触ることはしないでくださいね。

なぜならおなかというのは猫にとって急所です。その急所をいきなり触ろうとすると猫に警戒されて怒られてしまいますよ。あのもふもふのおなかを触りたい気持ちになるのはわかりますが、その気持ちはぐっとこらえましょう。

背後からゆっくりと

猫は警戒心の強い動物です。そのため顔を触るときでも正面から近づくとビックリしてしまいます。「捕まえられる!」と思って逃げてしまうかもしれません。特にビビりな猫の場合はその傾向が強いはずです。

ですから猫が警戒して逃げてしまわないように、背後からゆっくりと触るようにしましょう。

警戒心の強い猫に対しては最初からベタベタ触るのではなく、最初は控えめに触るようにしましょう。手の甲を使ってポンポンと触るようにするなら摩擦も少ないので、猫の抵抗も少ないかもしれませんね。

指で軽くタッチするように触る

どうしても触られることに抵抗のある猫に有効なのが、指を使って「タン(舌遣い)タッチ」をする方法です。

母猫は毛づくろいをすることによって子猫とスキンシップを図ります。成猫になった後も仲間の猫たちとお互いに毛づくろいすることでコミュニケーションをとっています。このように、「毛づくろい」とは猫の世界では大切なコミュニケーション方法の一つなのです。

この毛づくろいをする猫の舌遣いをまねした触り方をするのです。といっても猫の舌遣いの真似をしたさわり方ってどんな感じ?と思われるかもしれませんね。

普通猫を撫でるときは手の平を使ってナデナデしますが、このようなベタベタした触り方ではなく、指を使ってちょいちょいと触るのです。

例えばひたいを触るとき、指2本を使って舌から上になぞるように触ります。猫が毛づくろいしている様子を思い浮かべながら指を細かくなでると良いでしょう。これでどんな猫も喜ぶはずです。

その他の愛情表現

では他にどのように愛猫に愛情を伝えることができるでしょうか?

・目があったらゆっくりまばたきする 猫への愛情表現として有効なのは、目が合った時にゆっくりとまばたきをすることです。

猫はじっと目を見ていると警戒心や敵意を感じる生き物です。ですからじっと見つめるのではなく、ゆっくりとまばたきをしてみましょう。あなたがまばたきをした後に、愛猫もまばたきし返してくれたら、猫もあなたに「好き」を返してくれている証拠です。

・においを嗅がせる 猫は嗅覚が優れており、においからいろいろな情報を分析します。ですからあなたのにおいをまず嗅がせて、敵ではないこと、友達になりたいことを伝えて安心してもらいます。

安心して好意を感じるとおしりを向けてくることがあります。おしりを向けるなんて失礼だわ!と怒らないでくださいね。猫同士でもお互いのお尻のにおいで交流を深めることがあるように、尻尾をあげておしりを向けるのは猫なりの友好感情の表現なのです。

猫のこの習性を利用して、猫と仲良くなりたいために最初に自分のおしりを向けるという人もいるようです。

まとめ

拒否する猫

Vitaly Titov/shutterstock.com

今回は猫が飼い主の手を押さえるときの意味についてみてきました。大好き、もっと遊びたいという友好的な意味もあれば、これ以上触らないでといった拒否の意味もありました。

このように猫は自分の手を使っていろいろな感情を表現してきます。有名なものではモミモミして甘えている気持ちを表現したり、眩しい時に顔を覆ったりします。人間ほど器用ではないものの、前足を使っていろいろなことをするんですね。

私たちは猫よりも器用に手を動かすことが出来ます。この手を使って猫が喜ぶことをしたいですね。猫への愛情表現として猫へのなで方も紹介しました。ぜひ参考にしてみてください。きっと喜ぶはずですよ。

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